本格ミステリー作家・歌野晶午さんの原点ミステリー小説_長い家の殺人/歌野晶午
今回は「本格ミステリー作家・歌野晶午さんの原点ミステリー小説」の紹介です。
以前、2度ほど記事にさせて頂きましたミステリー小説「歌野晶午さん」のデビュー作です。
これから本を読む方も既に読んだ方も記事を読んでいただけると幸いです。
以下、「作者」「概要」「物語のあらすじ」「感想」が続き、若干のネタバレが最後の方にありますので、まだ読んでいない方は「感想」までお読みください。
『長い家の殺人/歌野晶午』
作者
歌野 晶午さん
生年月日:1961年
出生地:千葉県
最終学歴:東京農工大学農学部卒業
主な受賞歴:
2004年 日本推理作家協会賞『葉桜の季節に君を想うということ』
2004年 本格ミステリ大賞(小説部門)『葉桜の季節に君を想うということ』
2010年 本格ミステリ大賞(小説部門)『密室殺人ゲーム2.0』
受賞された上記の作品については以前に記事にしていますので、興味がある方は以前の記事をご覧ください。
概要
単行本発売日:1988年
文庫本発売日:2008/4/15(新装版)
出版社:講談社
物語のあらすじ
消失死体が元にもどる!?
鮮烈で大胆なデビュー作
消失死体がまた元に戻る!?
完璧の「密室」と「アリバイ」のもとで発生する、学生バンド“メイプル・リーフ”殺人劇ーー。
「ミステリー史上に残ってしかるべき大胆なアイデア、ミステリーの原点」と島田荘司氏が激賛。
この恐るべき謎を、あなたは解けるか?
大型新人として注目を浴びた鮮烈なデビュー作。
感想
デビュー作とは思えないほど、発想の大胆さが強く印象に残る作品です。
学生バンドの合宿という日常的な舞台から、少しずつ違和感が積み重なっていく展開がとても巧みで、読み進めるほどに落ち着かない気持ちになります。
派手な事件が続くわけではないのに、空間そのものに不穏さが漂っている点が印象的でした。
人物描写には若さゆえの未熟さや粗さも感じますが、それが逆にリアルで、この物語ならではの緊張感につながっているように思います。
後年の歌野晶午さんの作品を知っていると、「ここが原点なのか」と感じられる瞬間も多く、作家のスタート地点を味わう一冊としても楽しめました。
完成度の高さよりも、挑戦心やアイデアの強さが光る作品で、本格ミステリが好きな方や作家の初期作品に興味がある方には、ぜひ手に取ってほしい一冊です。
以下、若干のネタバレを含みますのでご注意ください!!
↓
↓
↓
↓
↓
↓
↓
↓
↓
ちなみに私は読んでる時点でトリックが分かりました。
相当奇跡ですが、「がっちりマンデー」という番組で同じ仕掛けを説明してたので気付きました・・・。
ここまで記事を読んでいただきありがとうございました!!
記事に好印象を持っていただけましたら「スキ」をお願いします。
また「フォロー」もお待ちしております。
▽自己紹介はコチラ
いいなと思ったら応援しよう!
記事が面白いと思った方は是非、チップをお願いします。
いただいたチップで更に面白い記事を書いていきたいと思います。