高校が舞台のちょっと切ない青春ミステリー小説_栞と嘘の季節/米澤穂信
今回は「高校が舞台のちょっと切ない青春ミステリー小説」の紹介です。
最近、文庫本が発売された作品ですのでオススメです。
こちらの作品も読書感想文に良いかもしれません。
こちらの作品もって事は・・・?
これから本を読む方も既に読んだ方も記事を読んでいただけると幸いです。
以下、「作者」「概要」「物語のあらすじ」「感想」が続き、ネタバレはありません。
『栞と嘘の季節/米澤穂信』
作者
米澤 穂信さん
生年月日: 1978年4月18日
出生地: 岐阜県高山市
最終学歴: 金沢大学文学部卒業
主な受賞歴:
2004年 第5回本格ミステリ大賞〈小説部門〉(『犬はどこだ』)
2011年 第64回日本推理作家協会賞〈長編及び連作短編集部門〉(『折れた竜骨』)
2014年 第27回山本周五郎賞(『満願』)
2022年 第43回吉川英治文学新人賞(『黒牢城』)
2022年 本屋大賞 第1位(『黒牢城』)
概要
単行本発売日: 2022年11月4日
文庫本発売日: 2025年6月20日
出版社: 集英社
物語のあらすじ
高校で図書委員を務める堀川次郎と松倉詩門。
ある放課後、図書室の返却本の中に押し花の栞が挟まっているのに気づく。
小さくかわいらしいその花は――猛毒のトリカブトだった。
持ち主を捜す中で、ふたりは校舎裏でトリカブトが栽培されているのを発見する。
そして、ついに男性教師が中毒で救急搬送されてしまった。
誰が教師を殺そうとしたのか。
次は誰が狙われるのか……。
「その栞は自分のものだ」と嘘をついて近づいてきた同学年の女子・瀬野とともに、ふたりは真相を追う。
ベストセラー『本と鍵の季節』(図書委員シリーズ)待望の続編!
感想
以前紹介した『本と鍵の季節』の続編です。
前回と同じく図書委員の主人公たちがいる、図書室から謎が始まっていきますが、あらすじにある通り、今回は少し物騒な事件の臭いがしますね。
なんせ毒ですからね。
前作は短編集でしたが今回は長編なので、その点は注意が必要です。
さて、本作は登場人物の心情の描写が素晴らしい作品だと思います。
登場人物の高校生らしい表と裏の顔、そして“嘘”が物語にアクセントと“謎”を巻き起こします。
ミステリー小説としても秀逸で、中盤から終盤までは一気読みしてしまう事、間違いありません。
ミステリー小説としても青春小説としても秀逸なので、大人の他、高校生が読んでも面白い作品だと思います。
まだ読んでいない方は是非とも手に取って欲しい作品です。
関連商品
あらすじあたりから記載はしていますが、こちらの作品は続編で、前編が存在しますのでそちらを読んでから本作を読む事をオススメします。
つい先日紹介したばかりですので、こちらの作品も確認してみてください。
『本と鍵の季節/米澤穂信』
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