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静かに狂う世界を体験するミステリー小説_ROMMY越境者の夢/歌野晶午

今回は「静かに狂う世界を体験するミステリー小説」の紹介です。

以前記事にしました秀逸ミステリー作家さんの作品です。
仕掛けが本当に素晴らしくかなり惹き込まれます。

これから本を読む方も既に読んだ方も記事を読んでいただけると幸いです。
以下、「作者」「概要」「物語のあらすじ」「感想」が続き、ネタバレはありません。



『ROMMY 越境者の夢/歌野晶午』


作者

歌野 晶午うたの しょうごさん

  • 生年月日:1961年

  • 出生地:千葉県

  • 最終学歴:東京農工大学農学部卒業

  • 主な受賞歴:

    • 1994年 第4回鮎川哲也賞『長い家の殺人

    • 2008年 第8回本格ミステリ大賞『葉桜の季節に君を想うということ

主な受賞作は以前、記事にしておりますので気になる方は▽コチラをご確認ください。

また、以前記事にした「一風変わったミステリー」を書く時もあります。
沢山のテイストを見せてくれる作者さんなので本当に秀逸です。


概要

  • 単行本発売日:1998年5月15日(初版)

  • 文庫本発売日:2011年1月14日(新装版文庫)

  • 出版社:講談社


物語のあらすじ

人気絶頂の歌手ROMMYが、絞殺死体となって発見された。
ROMMYの音楽に惚れ込み、支え続けた中村がとる奇妙な行動。
一瞬目を離した隙に、ROMMYの死体は何者かに切り刻まれ、奇妙な装飾を施されていた―。

一体誰が何のために?

天才歌手に隠された驚愕の真相とは。新本格の雄、歌野晶午の真髄がここに。


感想

本作は、歌野晶午さんらしい仕掛けと読者への挑戦心が随所に感じられる作品です。

物語は一見すると静かに進行しますが、読み進めるうちに違和感が積み重なり、いつの間にか世界の境界線が揺らいでいく感覚を味わえます。
読み終えたあとにタイトルの意味を改めて考えたくなる、そんな余韻が残る一冊です。

派手な展開よりも、思考を刺激されるミステリが好きな方には特に印象に残る作品だと思います。

まだ読んでいない方に是非とも手に取って欲しい作品です。


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