二度読み必至!!知的サスペンスミステリー_キング&クイーン/柳広司
今回は「二度読み必至!!知的サスペンスミステリー」の紹介です。
チェスの世界王者が何者かに狙われている。
元SPが護衛依頼を受けるが・・・、といったストーリーです。
既に面白そうですね!
これから本を読む方も既に読んだ方も記事を読んでいただけると幸いです。
以下、「作者」「概要」「物語のあらすじ」「感想」が続き、ネタバレはありません。
『キング&クイーン/柳広司』
作者
柳 広司さん
生年月日:1967年9月20日
出生地:三重県
最終学歴:神戸大学法学部卒業
主な受賞歴:
2001年 第12回朝日新人文学賞『贋作「坊っちゃん」殺人事件』
2008年 第30回吉川英治文学新人賞『ジョーカー・ゲーム』
2009年 第62回日本推理作家協会賞『ジョーカー・ゲーム』
以前紹介させていただいた、『スパイミステリー』を書かれた作者さんの作品です。
賞も受賞している『スパイミステリー』に興味がある方は▽コチラをご覧ください。
概要
単行本発売日:2010年5月
文庫本発売日:2012年2月15日
出版社:講談社
物語のあらすじ
二度読み必至!!
新たなる「ゲーム」、ここに始まる。
「巨大な敵に狙われている」。
元警視庁SPの冬木安奈は、チェスの世界王者アンディ・ウォーカーの護衛依頼を受けた。
謎めいた任務に就いた安奈を次々と奇妙な「事故」が襲う。
アンディ(キング)を狙うのは一体誰なのか。
盤上さながらのスリリングな攻防戦(ゲーム)――
そして真の敵が姿を現した瞬間、見えていたはずのものが全て裏返る!
<ゲームを始める際の心得>
一、相手の手を、注意深く読め。
一、相手の心を、注意深く読め。
一、考えろ。無限の可能性を疑え。
感想
『キング&クイーン』は、柳広司さんが描く知的サスペンスの真骨頂ともいえる作品です。
元SPの女性・冬木安奈と、チェスの世界王者アンディ・ウォーカーという対照的な二人を中心に、盤上の駆け引きと現実の緊迫が交錯していきます。
物語は静かに進みますが、心理戦の緊張感は途切れることがなく、登場人物たちの一手一手が読者の思考を刺激します。
(登場人物たちのキャラクターが読み進めていく内に色濃くなっていく様子がわかる作品だと感じました)
チェスを知らなくても十分に楽しめる構成であり、駒の動きや戦略が人間関係の象徴として描かれる点が秀逸です。
派手なアクションよりも“沈黙と視線の応酬”で魅せる物語であり、読後にはタイトルの「キング」と「クイーン」が持つ意味の深さに気づかされます。
知的で静かな緊張感を味わいたい方におすすめの一冊です。
まだ読んでいない方に是非とも手に取って欲しい作品です。
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