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無色の牢獄|第2話_02|理不尽な多数決

この世にこんなに可愛い生き物がいるなんて…」と感動したのを今でも覚えています。
本当はもっと楽しくてたまらないはずなのに…
結局、私はハムスターを選ぶことも、名前をつけることもできませんでした。
それなのに、一方的にハムスターの担当を決められ、私がいくら反対しても「多数決で決めたんやけ公平」と言われるのです。

私の指はジャンガに噛まれ、化膿していきました。
とても痛かったし、怖かった。でも、誰からも心配されず、「ゆりだけまだ掃除してないん?」「本当ゆりはセコイんよ」という言葉でした。
家族は誰も心配してくれませんでしたが、幼稚園の先生が私の指を見つけてくれて…
『無色の牢獄』第2話_02です。

ここまで読んでいただきありがとうございます。

長女から打ち明けられたとき、 怒りよりも先に、ぽかんとした感覚がありました。

あの多数決は決して「公平」なんかじゃありませんでした。
姉達から多数決だから「公平」と言われるので、モヤモヤとした感情はありつつ、「そうなのか?」と納得するしかありませんでした。
そう言った「理不尽な公平」ということは本当によくありました。

姉達が結束した3人で行われる多数決。
それはもう、公平な話し合いではありませんでした。
姉達の方がよっぽど「ズルイ」し「セコイ」。
でも姉達が「ズルイ」と言われることはなく、私がその言葉を何度も言われていたのです

ジャンガに噛まれた指の傷は治りはましたが、次女と父から言われた言葉は今ずっと深く刺さっています。
今でも忘れられないのです‥

次回の数少ない家族との外出のお話です。
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この作品を描いている理由や、『無色の牢獄』という世界観についてまとめていますので、ぜひ読んでいただけたら嬉しいです。

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