無色の牢獄|第4話_01|私が楽しそうと思ったものは‥
『人の幸せが許せない』
『弱いものを傷つけて自分が優位だと示したい』
『人のものが良く見える』
『人から羨ましがられたい』
父はその欲求を私で満たしていました。
しかし、これは父だけの話ではありませんでした。
姉たちが小学校に行っている間、母は私を連れてよくスーパーに行っていました。
ある日、レジ横にぶら下がっていたチラシが目に入ったのですが…





チラシをみて「楽しそう!やってみたい!!」と母に言うと
「そうねぇ。考えとくわ…」と
『良い』とも『ダメ』とも言われませんでした。
私はスーパーに行くたびチラシをもらい、ずっと『いいなぁ。楽しそう』と眺めていました。
すると、
「そんなにやりたいなら、やってみたら?」と母が言ってくれたのです。
『本当にいいの!!』
『やらせてくれるの!?』
『やった!!』と本当に夢みたいに嬉しかったんです。
しかし、私が大喜びしていると次女が「どうしたの?何何?」と現れたのです。
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