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『本好きの下剋上』私はフランが好きだ

※この記事には『本好きの下剋上』の物語終盤に触れる内容が含まれます。まだ読んでいない方は、そっと閉じてください。

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私と本好きの下剋上との出会い。

きっかけは、Amazonプライムで1巻無料になっていた漫画だった。

原作があることも知っていたし、
「本好き」というタイトルだけで、きっと自分に刺さる気がしていた。

ずっと、気になっていた物語。

「漫画なら、すぐ読めるか」
そんな軽い気持ちで開いたのに、

気づけばもう、上がってこれない沼の中にいた。


あのときの自分は、まだ知らなかった。
こんなにも長く、深く、愛することになるなんて。

そして、本好きの下剋上を読んでいて、
いつの間にか目で追ってしまう人がいた。

派手ではない。
物語の中心でもない。

でも、気づけばフランが好きになっていた。

いつからかは、正直わからない。
ただ、登場すると少し安心する。
そんな存在だった。

中でも、いちばん好きな場面がある。

ローゼマインが、
自分の向かう神殿にはフランがいてほしいと伝える場面がある。


あれは、特別な告白じゃない。
けれど、あれ以上の信頼はないと思った。

フランは、主人公の隣に立つキャラではない。
きちんと距離を守り、一歩引いた場所にいる。

けれど、ただ控えているわけではない。

主の最善を考え、
必要なものを先に整え、
言葉にする前に動いている。

痒いところに手が届く、というより、
痒くなる前に手が届いている。

あの静かな有能さが、どうしようもなく好きだ。


私はたぶん、
大きな声で守る人よりも、
こうして主の最善を考え続ける人に惹かれる。

だから私は、この物語が好きだ。

そして今日も、ページを開く。


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私はこの物語に、ここから引き込まれていきました。

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