運の悪いアレルギー体質
私はアレルギー体質だ。
と言い続けている。
皮膚科にお世話になることが多い。
しかし、花粉のシーズンはマスクが嫌いという理由で、マスクをしなくても平気なレベルで(今年はのぞく)
エビやカニを食べて顔が腫れてしまうブラマヨ吉田や大泉洋みたいなことにはならない。
だから、あまりアレルギー体質と他人から思ってもらえない。思ってもらえなくていいんだけど、
人から大変そうと思われないけど割と大変な体質だということを今、ここで言いたいし、全世界に伝えたい。
以前、アレルギー検査をしたら、ほぼ全ての項目にアレルギー反応が見られた。しかし、どれもそこまで大変じゃない程度のレベルだった。
結果がいいのか、悪いのか戸惑った。なんとかタンポポ、なんとかかんとかソウ、ヨモギなど、知らなかった植物のアレルギーがいっぱいあって知らない方が良かったとも思った。
まあどれも重大なアレルギー、というレベルではなく、いくつかが中等度に位置していたが割と軽症なアレルギーだらけの人というわけである。
花粉症に関しては、軽い方だと思うんだけど、春のスギやヒノキよりも秋のブタクサのアレルギーが酷い。秋になると飲み薬を毎晩飲んでいる。飲み忘れるとかゆくて眠れない。
春の花粉もブタクサもそうなんだけど、昼間にクシュンクシュンとくしゃみをしたり、目がかゆかったり、鼻水がじゅるじゅるするタイプの派手な「THE 花粉症」なアレルギー症状ではなく(もちろん少しはある)、夜に喉の奥がかゆくなる症状と頭皮がめくれる症状が私の花粉症の主な症状です。
聞いたことないぞ、そんな花粉症。そんな方へお知らせですが、喉がかゆいという花粉症の人は時々いらっしゃいます。よなよな喉の奥から耳の内側がかゆくて眠れなくなるのです。
もう一つの頭皮がめくれるという症状は、花粉症のせいなのか、その季節の何らかのアレルギーなのかは不明だが、必ず起こる。フケに見られる恐怖感があり、とにかく厄介だ。薬を塗りこめば2日で治るというあっさりしたものではある。その分、塗り薬は強いステロイドだけど。
まあなぜかメジャーなアレルギーぽさがなく、花粉症のイメージに無いマイナーな症状ばっかりが前面に出る。
あとコーヒーアレルギー。これはカフェインアレルギーではなくコーヒー限定。イケメンイタリア人との別れに無理してエスプレッソを飲んでアナフィラキシーショックを起こしかけて以来コーヒーは飲んでいない。
ハウスダストアレルギーもあるし、犬・猫アレルギーもある。猫を飼っている子の家に遊びに行って顔が腫れたことは何度もある。長時間じゃなければ、距離を取れば大丈夫だが、もう猫のいる家には行かないということを覚えた。猫好きの男とは一緒に住めないというハンデを背負うこととなった。
化粧品もアレルギーがあり、大手の化粧品会社のやつは使っていない。使っている基礎化粧品は皮膚科のクリームや、無添加のものだし、ファンデーションも塗っていない。だけど眉毛ががっつり地毛で生えているので、化粧ばっちりしている人に見られている。まあいいけど。
酷かったのは、モーラステープによる光線過敏症。これは重症だった。足の捻挫でシップを貼って、一晩経って剥がしていても、紫外線を浴びると真っ赤っかにただれて腫れた。そしてもう二度とモーラステープを貼れない体になってしまった。これは私の不注意でもあるけど。腰痛持ち、捻挫しやすい私にとってモーラステープを一生貼れない体になるということはほぼ死刑に近い。今は、ロキソニンテープで何とか死刑を免れている。
で、先週までアレルギー性結膜炎に苦しめられていた私が、結膜炎が治った直後に、今日、新たに私のアレルギー歴に「毛虫の毛のアレルギー」が追加された。
上半身におびただしすぎる数の湿疹が出た。毛虫のいそうな所に行っていないのに、毛虫の毛1本でも風で飛んで来たら、私のようなアレルギー体質の人はひどい時にこうなるらしい。悲劇すぎる。
私は、蚊に噛まれやすいし噛まれるとアレルギー体質のせいでかゆさが尋常じゃなくやってきてしまい、真っ赤に腫れてかきむしるせいで汁が出てしみになるという運命を辿るから、虫に噛まれるともう全身のアレルギー反応が全力でやってくるんだろうと思うし、毛虫の毛1本でもこんな悲惨な事態になるのだと思う。
沖縄の宮古島でカツオノエボシという美しいクラゲが顔の前をすーっと泳いだ時も顔が腫れて大変だった。電気がビリビリ!っと顔面を走ったような痛み。そしてミミズ腫れ。これはアレルギーじゃないと思ってたけど、今調べたらこれもクラゲの毒のアレルギー反応だった。
海水に顔面を何回も浸けられて(塩分の浸透圧で刺さった針を抜くとかなんとか言ってインストラクターは容赦なく私を海に沈めた)、ファミリーマートの店員にガムテープをもらって顔面をペタペタやってクラゲのハリを抜いて、夜に熱が出れば救急病院へ行けと言われて宮古島の夜は痛くて怖くて眠れなかった。熱は出なかったが、あれは何日もむちゃくちゃ痛かったから、宮古島でシュノーケリングしている時に、きれいな色のクラゲを見たらすぐに全力で逃げてください。
カツオノエボシに刺されてインストラクターに顔面を海水に何度も浸けられたの図。


ウミガメを見れたことなんて吹き飛ぶほどのカツオノエボシ事件だった。
ちなみにインドなどの安宿では蚊やダニ、南京虫なんかが潜んでいて、昔は足や首がもう噛むとかないぞというくらい噛まれたが、今はコクーンのシルクの防虫効果のあるトラベルシーツを愛用しているので、全身無事に守られている。
皆さんもよかったらぜひ買ってください。
アレルギーに話を戻すが、「毛虫の毛に気を付けて」とお医者さんに言われても、飛んでくる目に見えるかどうか分からんくらいの毛虫の毛からどう身を守ればいいのか。コロナウイルスと並ぶ脅威だ。防護服が必要だ。
アレルギー体質が生きていくのは地味に辛い。私よりも重度のアレルギーを持っている人は本当に大変だと思う。
しかし軽症のアレルギー体質でも、運が悪くてはずれくじを引きやすい人だと人生はかなり辛い。
アレルギー体質は仕方ないとして、せめて頭皮がめくれる症状が出ないタイプの花粉症だったらなあと思うし、せめて毛虫の毛が首に飛んでこない人生だったらもっと生きやすかっただろうにと願ってやまない。人生の皮肉。
なんてことを、皮膚科の待合室で思った本日。
写真は宮古島。ちょうど4年前の今日。
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