戻ってきた、デリー!
初めて読む人もいるかもしれないからと思って毎回書いている気がするけど、一応前置きすると、2年前に世界多分一周旅という約1年間の旅に出て、今から1年くらい前に地球を一応ぐるっと回って日本に帰ってきた。
※かなりの長文になったので、見出しを設定しました。興味のあるところに飛んで省略できます。
長めの前置き
その時のインドの旅は、それはもう嬉しい、しんどい、楽しい、しんどいの感情が入り乱れて、結局体調悪化により緊急帰国したりと色々あったんだけど、2年経っちゃうと「ああ、インド、最高に楽しかったな」というカテゴリーに入ってるという不思議現象。
その時のインドの旅はこちら。
地球をぐるっと回ってきて、何とかまた日本で1年間働いて、次の新しい仕事に就く前に、どこかへ!行きたい!
そんな流れでまた私はインドに向かうことにした。
長めの前置きはこの辺にして。
旅立つまでのこと
今回のインドは、緊急帰国した場所、諦めた地「ダラムサラ」への再訪が目的。
北インドの玄関口デリーから入るルートになる。8回のインド旅のうち、6回はデリーの空港から入っているので、ほぼいつものパターンである。
ぎりぎりにインド行きを決めたので、格安航空券を探した結果、行きはLCCのベトジェットでハノイ経由、帰りはベトナム航空でハノイ経由というベトナム色強めの航空券を買った。
インドに行く前にオンラインでE-VISA申請をした。前回の5年のインドビザは期限切れになってしまっていたからだが、これが非常に面倒くさくてしんどい。インドのビザを取るために大量の英語の質問を答えないといけないのだが、世界を一周してしまったせいで、「過去何年以内に訪れた国」を書くのが大変だった。もちろん全部書くのは諦めて適当に何カ国かだけにしておいたが、そのせいで「大丈夫かな?」という小さい不安が残る。父親はパキスタン人ではないとか、顔の特徴とか(特になしと書いた)、そういう大量の質問を答えて申請し、無事おりたのだが、当日の朝、関空のベトジェットのカウンターで、不安になることを言われた。
「あなたのインドビザの苗字と名前が逆になっています。このまま飛行機に乗ってデリーに着いても、入国できない可能性があります。それでも良ければベトジェットにお乗りくださいませ」的なこと。
それでも良いわけないし、私はそんな初歩的なことを本当に間違えたのだろうか。ビザ入力の1問目と2問目から盛大に間違えた?そんな訳ないやろう。ファミリーネームは苗字だと指差し確認をしたはず。しかし、確かにビザの表記はパスポートと逆になっている。いや、そういう設定なだけじゃないの?山田太郎やけど、タロウ・ヤマダと記載されるみたいな。
ネットで調べてみようと思ったがもう時間がない。
まあいいや。
このビザが却下されて入国できませんと言われたら、アライバルビザの列に並んで、何とか頼み込んでみるしかない。
割と大きめな不安の影を落として、日本を出国することとなった。
行ってきます…。

それ以外はiPhoneで撮影。
ベトナム・ハノイのトランジット
関空から6時間弱でベトナム、ハノイに到着。ハノイのトランジットは、7時間ほどあり、入国して町に出て駆け足でハノイを観光してバインミーだけ食べて空港に戻ってこようと計画していたが、前日の出勤最終日も割と遅くまで仕事をしたし、それからパッキングをして大慌てで旅立ったものだから、寝不足と疲れでハノイ観光への意気込みが萎んでしまった。結構ハノイの交通機関やお店などを下調べしていたのに、ハノイ空港でゆっくりラウンジで本を読むか映画でも見ようと思って、空港から出ずに時間を潰すことにした。ここでもちょっとミスしてしまい、乗り換えではなく間違えて一度ベトナムに入国してしまったせいで、ベトジェットのカウンターがフライトの2時間前まで開かないと言われ、空港ラウンジには行けないまま時間を潰す羽目になった。良さげなレストランで牛肉のフォーをオーダーするとウェイトレスに、「パクチーはどうしますか?」と聞かれたので「うーん、じゃあ抜いてください」と伝えた。するとパクチーが山盛りのフォーが運ばれてきた。あれ?なんで聞いたんや。
「別にいいけど、抜いてって言ったんだけどね」と言ったら、慌ててウェイトレスにフォーを下げられて、しばらくしてノーパクチー・ノーグリーン・バージョンが来た。
うーん。見た目が肉うどんネギ抜きのシンプルなやつになっていた。全部の緑を抜くんやな。それならやっぱりパクチーは入ってて良かったかも、と少し後悔しながら食べた。完全にシンプル肉うどんだった。
それからダライラマの本を読んでいたら、フライトの2時間前になっていて、慌ててベトジェットのカウンターに行き、ベトナム出国手続きをして、ラウンジでまたしこたまベトナム料理を食べた。
ここは、インドから緊急帰国した時に立ち寄ったラウンジで、懐かしかった。




デリー到着の夜
ハノイからまたベトジェットに乗り、5時間後。
とうとう。
インディラガンディー空港に着陸。
心配していたインドビザの苗字と名前が逆問題は、ちゃんと正しく申請できていたようで何の問題もなく入国できた。要らん心配をさせるなよベトジェット、と思ったが、着いてしまえばもういいやと思った。
いつものデリー空港のトイレに歓迎され、いつもの手印のモニュメントを通り抜けて、無事にデリーに足を踏み入れた。23時を回っていてメトロの終電は終わっていたので、今回初の「空港でUberをキャッチする」という方法でホテルへ。デリー空港の地下にこんなUber乗り場ができていたとは知らなかった。いよいよいにしえからいるデリー空港にわんさか沸く詐欺師やぼったくりドライバー達が、時代と共に絶滅するのではないかと、少し同情してしまった。
深夜に到着する便だったこともあり、いつものパハールガンジではなく、デリーの空港の近く、メトロで1駅のエアロシティのそばのMahipalpurという場所にあるホテルを予約していた。インドに着く数日前に、イギリス人女性ツーリストがMahipalpurに予約した宿に行く時にトラブルに遭い、強姦されたというニュースを見た。Mahipalpurはくれぐれも注意すべき、ホテルの予約は避けた方がいい、女一人旅なら絶対に行くなという情報を見た。もう旅立つギリギリだったので予約はそのままで充分気をつけることにしてUberで向かったが、空港から10程度で着いたし、600円くらいだったし、特に危険な目には遭わなかった。
「Mahipalpurのホテルを予約して行ってみたら写真と全然違った」「ブッキングコムで書いていた値段に追加で5000円請求された」「行ってみたらそんなホテルは存在していなかった」などの書き込みを見て、むちゃくちゃやんと怯えていたが、私の予約したホテルは、フロントのおじさんがWhatsAppで逐一連絡をくれていて、ちゃんとそこにホテルがあり、安心してチェックインすることができた。テレビのある部屋を予約したものの、案の定映らなかったので、フロントのおじさんに頼んで何とかケーブルをいじってもらって、最初に映った映像が、アーリア・バットとランヴィール・シンの映画の曲の真っ赤な衣装のダンスシーンだった。
ふふふ。
アーリアちゃんのダンスがキレッキレで最高である。私のインド旅は、インド映画のダンスを見た時からスイッチが入る。
インドに戻って来たのだなー、とこの時に実感した。
早く寝たかったのにTVに釘付けになってしまい、なかなか眠れなかった。



ここに出たときに1番、
インドに戻ってきた感を感じる。


ちゃんとbooking.comの写真通り。

(この曲でした↓見る価値あり)
ホテルはここ。空港からUberで10分くらい。Uberに乗らなくても空港までメトロで1駅。デラックスルームで3000円くらい。お湯も出ました。
余談だが、インドのホテルのクチコミは、ホテルのオーナーに目の前で「レビューを書け」とかスマホを奪われて勝手に星5つで入力されることが割とあるので、鵜呑みにできない。日本人が書いているはずなのに変な日本語のレビューがある時は、そういうこと。(ここはまた泊まろうかなと思うくらい、至って普通のホテルでした。)
デリーの朝
翌朝。
パハールガンジのいつもの宿だと、鳴り止まないクラクションや、インド人のお喋りに起こされてしまうのが常だったが、結構静かで、ゆっくり眠れた。デリー初日は、Mahipalpurのホテルに泊まるのは、色んな治安の不安もあるものの、私的にはアリかも知れないと思った。
そして、エアロシティまで徒歩で向かう。5分くらいで着いたからやっぱりかなりアクセスは良いが、夜に歩くのは絶対無理だなとは感じた。
エアロシティでは、ある人とお茶する約束をしていた。お相手は、noteで知り合い、インドのTシャツをプレゼントしてくれて以来、お付き合いをしているユミドリさん。
なんとユミドリさんも、私の前日にインド入りしており、ギリギリ今日もデリーに居るということだったので、チャイでも飲みましょうとお誘いして、初めて会うことに。
ユミドリさんはお昼にデリーの空港から飛行機に乗ってジョードプルに飛ぶ予定だったので、ちょうど都合良く空港の1駅手前に泊まっていた私は、エアロシティで待ち合わせてchaayosというインドで割と見かけるカフェで初対面を果たした。
ユミドリさんからサプライズプレゼントで送っていただいたかわいいワンピースを着て行ったら、ユミドリさんも色違いのワンピースを着て来られていたので、初めましてなのに双子コーデのおかげでゼロ距離で話ができた。
お互いの旅の予定、生活の話などなど、初めましてではないレベルでお喋りし、あっという間に2時間経って、それぞれ良いインド旅をーっと健闘を祈りあって別れた。
話した内容はここに詳しくは書かないけど、同じインドを愛する旅人同士、大人の女同士、違いもありつつ似ているところもあり、楽しかった。「D Mart」というスーパーマーケットの存在を教えていただいたので、最終日のデリーで絶対行こうと思った。(ちゃんと行ったしAmulちゃんのミニバターセットも買った話はまた後日)
ユミドリさんはニコニコと笑顔が素敵で、現地の人と関わっていくのが上手な方だろうなぁとすごく刺激を受けたし、パワーをかなりもらったので、今回のインド旅はパワー全開で過ごせる気がした。
デリーで別れた後も、インスタでお互いインドの別々の地を旅する様子を確認しあって、一人旅なのに一緒に旅しているかのような楽しさがあった。
ありがとう!ユミドリさん。また会いましょう。


チョイスの差。
ユミドリさんと別れて別々の方向へメトロに乗り(小銭がなくて切符を買えずとろとろしていた私にサクッと小銭を貸してくれたユミドリさんが格好良かった、ありがとう)、私はニューデリー駅へ。
夜にパハールガンジ付近から夜行バスでダラムサラへ向かうので、荷物預け所にバックパックを預けて身軽になり、メトロでサケット駅へ。
インド映画とタンドリーチャイ
まず、サケットの映画館で、楽しみにしていたインド映画を見る。見た映画は、「CHHAAVA」。読み方が分からなかったので、「Vicky Kaushalのニュームービー、1枚」と言ったら、「チャーバ!オゥケィ」と言われた。チケットはインドの電話番号がないと買えないので、窓口のお兄さんに代わりに買ってもらってQRコードのチケットをゲットした。
英語字幕がなかったので、Wikipediaで登場人物とあらすじと歴史を少し予習して見たのだが、めちゃくちゃざっくり伝えると、ヒンドゥー教のマラータ王国のサンバージ(ヴィッキー)と、イスラム教のムガール帝国のアウラングゼーブの戦いの話。源平合戦みたいな感じ?信長みたいな感じ?要は歴史上の重要な人物同士の話。
ヴィッキーが虎に襲われそうになって、虎の上顎と下顎を掴んで、ぐおーっと上下に虎の口を裂いたシーンには驚きすぎて笑ったが、それよりも、戦のシーンでヒンドゥー教側のヴィッキーが勝った時に、私の隣の席に座っていた70歳以上と思われる小柄なお婆さんが、「オオー!」と拳を突き上げて叫んだのが、どんなシーンよりも驚いた。大興奮のインド映画。インドに戻って来られて良かった!と満足度MAXであった。
※ここまでで文字数が増えすぎたので、
ここからはサクサクっと簡単な報告に切り替えます。

映画館を出て、デリーで1番楽しみにしていたタンドリーチャイ屋へ。このチャイを飲むためにわざわざ遠めの映画館を選んだ。

このおかげでスモーキーな味わいになる気がする。


やっぱり1番うまい。
それから、Hauz Khasに向かい、Happy Hunterでかわいいターバン(ヘアバンド)を買って、

前回、インド女子達と夜中に行ったクラブSOCIALに昼間に行って軽く食べて、

気に入っているアロマオイルを大きめの方を2個買って、店員さんにこれを愛用し続けているから、売り続けてくれと頼み、

ニューデリー駅に戻ったらもう夜になっていて、預けていた荷物を引き取り、パハールガンジのシゲタトラベルに寄って、2年ぶりにアニールに会った。「インド映画をまた見に来たのかい?」と聞かれたので、「もうチャーバを見たよ、ヴィッキーのやつ」と答えたら、「昨夜インドに着いたのに、もう映画を見たの?ハハハ」と笑っていて、「チャーバ?ナイスチョイス」と褒められた。

寝台バスでおやすみなさい
それから、トイレのない寝台バスに乗るのであまりお腹に不安を抱きたくなかったため、カレーは避けて、いつもの店でいつものお菓子やジュースを買って、21時にバスに乗り込んだ。

ヨーロッパでよく乗ったFLIX BUSの寝台バージョン。写真で見ると綺麗でかっこいいが、USBのコンセントは根こそぎちぎれて中身が丸見えだったし、カーテンのマジックテープもちぎれていたので、いつも旅に持ってきている無印良品の養生テープで留めた。


https://www.muji.com/jp/ja/store/cmdty/detail/4550182914047
インドの寝台バスは、車内にトイレがなく、トイレ休憩のタイミングもドライバーに聞いても「さあね」または、「あと1分後に止まるよ」と言って1時間止まらないとか、よく分からないというスリル満点仕様なので、とっとと寝るに限る。意気込み通りとっとと寝たが、どっぷり熟睡し、目覚めたら朝だった。
出発から10時間後、翌朝7時頃にパタンコートという街に到着。
さあ、ダラムサラまでもう少し移動します。


続く…
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