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hidehito_n
平均的な歌人
短歌その他創作活動で考えが行き詰まった時は夫に意見を聞くようにしている。例えば、うたの庭でのとある私の短歌の成績が❤️なし、🎵も10未満で芳しくなかった時のこと。自分としては好きなように詠めた歌だったので納得のいかない私は短歌を見せて夫に意見を募ることにした。「この歌のどこが悪かったと思う?」と不安げな私に夫は「そんなの知るわけないじゃん」と一蹴。夫は続けてこうも宣った。
「そんなにネット上の誰かの評価ばかり気にしてネットでバズるような丸い歌ばかり作って、きみは平均的な歌人になりたいの?例えば歌集を出している有名な歌人の超絶マイナーな短歌を『うたの日』や『うたの庭』に紛れ込ませたとしても(よい子も悪い子も絶対に真似しないでください)どんまいになる確率の方が高いと思うよ。40代にもなって小学校で100点満点を取ったとしてもうれしくも何ともないでしょう?」
夫の言うことはもっともである。確かに最近の私の歌は尖りが足りない、いや尖るという土俵に立ててすらいない。世間の思う評価と真逆だとしてもいわゆる平均的な歌人にはなりたくない。詠んで、読んで、尖り続けたい。そして自分自身が納得する短歌を作り続けたい。夫はこうも続ける。
「ネットで常に満点を叩き出すよりNHK短歌に入選した方が次に繋がると思うよ」
今年度どちらも未達成の私にとっては耳の痛い話ではあるが、確かに五里霧中の真っ只中で、投稿し続けた自分の短歌がテレビで放映されるという日の目を見る方がうれしい。今はうたの庭はスポーツジム、NHK短歌は晴れ舞台のつもりで研鑽を続けていきたい。そして自分の基盤が全くブレずに作った歌でとことん踊りきることが出来たなら最高である。そんな矜持を持ってこれからも生きていきたい。
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