#021 価値観を探求する その2 「目標施策体系図、行動原則、フリーメモ」
📓 はじめに
こんにちは、A4三つ折り手帳の世界へようこそ! 「A4三つ折り手帳」とは、手のひらサイズのA4用紙を三つ折りにし、マスキングテープで繋げた手帳です。
前回の記事では、バリューマップジャーナルの目標、価値観、ストーリーについて説明しました。
今回は、その続きである目標施策体系図、行動原則、フリーメモに焦点を当て、A4三つ折り手帳を活用して価値観を深掘りし、向上させる方法について詳しくお伝えします。

📓目標施策体系図❹
📌 目標施策体系図の構造
A4三つ折り手帳の「バリューマップジャーナル」内に、目標施策体系図が構築されています。この図は三つの重要な要素から成り立っています。

上段: 目標(「目標」の文字で表現)
中段: 価値観に対応する3つのボックス
下段: 具体的な行動の記述とそれに基づく行動原則
📌 上段: 「目標」
「目標」は、前回の記事でお話しした通り、自己成長への意欲を象徴し、自発的な行動を奨励するものです。これは、個人が自ら設定する目標を指し、自己成長への情熱を表明するものです。
これは、最上部の目標ボックスのことを指しています。
📌 中段: 価値観の行動
中段に配置された3つのボックスは、あなたの価値観と深く結びついています。この結びつきは、自己成長への鍵を握る要素です。
さて、この部分をもう少し掘り下げてみましょう。上段の「目標」ボックスとどのように連動しているのでしょうか? 具体的な価値観の行動を考える際、それは「私が、(価値観)を〇〇する」というフォーマットで表現されます。
ここで重要なのは、「私が」というフレーズです。これは、自己発信の行動を強調しています。言い換えれば、自分の成長や変革を自分から開始し、肯定的に宣言することを指します。
また、この2語の表現は極力簡潔に保たれています。その理由は、複雑な言葉や表現を避け、価値観の行動の本質をダイレクトに捉えるためです。
例えば、「成長を高めるために、積極的に行動する」というような長い表現ではなく、シンプルで力強い「(私が) □□を〇〇する」というフォーマットが用いられます。この□□が各価値観を示し、そしてこの〇〇の部分が、各価値観に対して具体的な行動を示す動詞です。
これによって、目標設定から行動へのスムーズなつながりが生まれます。これをさらに詳しく掘り下げる際、次の3つの価値観(誠実、成長、挑戦)を例に考えてみましょう。
価値観と行動の連携を示す他動詞の参考例を以下に示します:

• 誠実:私が、「誠実に実践する」
• 成長:私が、「成長を促進する」
• 挑戦:私が、「挑戦を楽しむ」
その他の例:
• 誠実:私が、「誠実を重んじる」
• 成長:私が、「成長を重視する」
• 挑戦:私が、「挑戦を探求する」
これらの他動詞は、各価値観がどのように行動に影響を与えるかを示しています。このような具体的な行動を考えることで、目標設定から行動へのスムーズな移行が可能になります。
📌 下段: 落とし込まれた具体的な行動
下段には各中段ボックスの「□□を〇〇する」に基づいて、さらに落とし込まれた具体的な行動が簡潔に2個程度箇条書きで記載します。
このさらに落とし込まれた具体的な行動は、YWT(やったこと、わかったこと、次にやること)に直結し、自身が立てる計画や行動をそれぞれの価値観に基づいて考える行動原則の素になります。
実際のさらに落とし込まれた具体的な行動の記載例は、下図のようになります。

[誠実に実践する価値観] 中段ボックス:「私が、誠実に実践する」
落とし込まれた具体的な行動:
• 他人への約束を守る
• 嘘をつかず、正直である
これらの行動原則の素を実践することで、誠実な関係を築き、信頼性のある個人として成長します。誠実な態度が他人との協力を円滑にし、目標の達成に寄与します。
[成長を促進する価値観] 中段ボックス: 「私が、成長を促進する」
落とし込まれた具体的な行動:
• 新しいスキルや知識を学ぶ
• 失敗から学び、改善する
これらの行動原則の素は、個人の成長と発展をサポートします。新たなスキルや知識の獲得、失敗からの学び、努力による目標達成は、成長への重要なステップです。
[挑戦を楽しむ価値観] 中段ボックス: 「私が、挑戦を楽しむ」
落とし込まれた具体的な行動:
• 新たな挑戦に果敢に取り組む
• リスクを恐れず、未知の領域に踏み出す
これらの行動原則の素は、挑戦の精神を育みます。新しい経験への積極的なアプローチ、リスクを恐れない姿勢、困難を克服する意欲は、成長と達成感をもたらします。
これらの行動原則の素(価値観の行動と落とし込まれた具体的な行動)をバリューマップジャーナルに組み込むことで、目標の設定から行動計画の立案、そして成長への道のりをスムーズに進めることができます。これがA4三つ折り手帳の真のアドバンテージであり、自己成長のパートナーとしての役割を果たします。
📓 行動原則❺
このボックスには、上記の目標施策体系図に記載された落とし込まれた具体的な行動(行動原則の素)を簡潔に文章にして、まとめることが求められます。
これらの行動原則は、個人の計画と行動において文章で表現することは、非常に重要です。しかし、これを一様に詳細に記述することは難しいことです。
前回の記事と同様に、100点満点な記述ではなく、はじめは、60点ぐらいの記述で十分です。60点でもキツイのであれば、まずは、数行でも良いので、書いてみることです。
肝要なのは、日々のYWT(やったこと、わかったこと、次にやること)のプロセスで気づきを積み重ね、「バリューマップジャーナル」の解像度を高めていくことです。
以下は、目標施策体系図の落とし込まれた具体的な行動(行動原則の素)をもとに、作成した行動原則の例です。

行動原則:
• 他人への約束を厳守し、真実を大切に。これにより、信頼性のある人間として成長し、円滑な協力で目標を達成します。
• 自己成長を大切に、新しい知識やスキルを積極的に学び、失敗を貴重な経験として捉え、目標に向かって不断の努力をします。
• 挑戦に果敢に立ち向かい、リスクを恐れず、未知の領域に足を踏み入れます。困難な状況をチャンスととらえ、達成感と成長を実感します。
📓 フリーメモ❻
バリューマップジャーナルのフリーメモは、各ボックスについての気づきや改善点を記録するスペースです。これらのメモはバリューマップジャーナルの更新時に役立ち、自己成長に寄与します。
📓最後に
価値観を探求する過程は、単に漢字2文字で表すだけではなく、それを向上させるための行動原則を綿密に考えることが重要です。
次回の記事では、バリューマップジャーナルのシートをA4三つ折り手帳の実装方法やこのシートを活用して、気づき、ひらめき、そして価値観向上のサイクルについて詳しく説明します。
A4三つ折り手帳の「バリューマップジャーナル」は、これまでの手帳とは異なり、自己成長をサポートする優れたツールです。価値観と行動の密接な結びつきを強調し、自差成長の第一歩を踏み出すのに欠かせないものと言えるでしょう。
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