目指せ、次世代の月面クリエイター!【連載】月へ挑む、宇宙エンジニアたち (第9回)
海外でエネルギーや産業インフラ向けのプラント事業を手掛ける日揮グローバルの中で、宇宙領域に特化した「宇宙エンジニア™」。皆さんご寄稿のもと、日本が宇宙領域において抱えている課題や挑戦を発信する当連載。
今回は、宇宙開発とプレゼンテーション教育を融合した新たな人材育成の取り組み――話し方・プレゼン教育を手掛けるHANASO Speech Academyとの異分野連携に注目。
月面開発は、エンジニアだけで進めるものではありません。未来の社会を構想し、その価値を人に伝え、多様な立場の人々を巻き込む力もまた、宇宙開発を支える重要な要素です。宇宙エンジニア™と現役アナウンサーがそれぞれの専門性を持ち寄り、子どもたちが宇宙を「自分ごと」として考え、伝える力を育む新しい教育プログラムが生まれました。異分野の共創から広がる宇宙教育の可能性についてお話いただきます。(リード=SpaceStep編集部、本文=日揮グローバル 宮下俊一さん)

宮下 俊一さん
きっかけは大阪・関西万博のイベント「TEAM EXPO 2025 MEETING」でした。「TEAM EXPO 2025」は、大阪・関西万博のテーマ「いのち輝く未来社会のデザイン」を実現(またはSDGsの達成に貢献)するために行う具体的な活動のことです。多様な人たちがチームを組み、多彩な活動による社会課題の解決、 その先の未来に挑む、みんながつくる参加型プログラムでした。その中で各社の取組みをプレゼンする機会があり、HANASO LABの小林 恵子さんと宇宙エンジニア™がお互いの活動を知り、コラボをする事で話が進みました。

株式会社COTOLAB 代表取締役
小林 恵子さん
偶然の出会いが生んだ「キッズ模擬国連」との縁
⼀般社団法⼈ HANASO Speech Academy (本部:東京⽬黒区)は、⼩‧中学⽣によるプレゼン⼤会「キッズ模擬国連」を 開催しています。この大会はスピーチ‧プレゼン教室「HANASO LAB (ハナソラボ)」に通う⼦どもたち約 40 ⼈と⼀般公募で選ばれた⼦どもたちが登場。3 ⽉ 20 ⽇の世界幸福デーに国連から発表される世界幸福度ランキングを⼦どもたちなりに考察し、⼀つの国をもっと幸せにするにはどうしたらいいかというアイデアを、それぞれオリジナリティあふれる表現で披露していきます。
開催 4 回⽬となる2025年3月22日、キッズ模擬国連にLumarnity®グッズの賞品提供で協力することになりました。折角の機会なので、どんな事をしているのかと気軽に、ほとんど下調べもせず、見学に行きました。
会場に到着し、見学する場所を探していると、何やらバタバタしている状態でした。話を聞くと、審査員の1人が当日に参加できなくなってしまったとのこと。そこにふらっと現れた宇宙エンジニア™に白羽の矢が当たり、審査員役の代打を急遽務めることになり、表彰式にまで出ることになり…、と言った流れで本格的なコラボが始まりました。

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