アニメ観賞「攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX Solid State Society(2006)」
神山健治さん監督作品の、アニメ「攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX(2002)」、「攻殻機動隊 S.A.C. 2nd GIG(2004)」に続いて作成された作品です。
今回もネタバレです。
神山健治さん監督作品のTVシリーズ再構成版の記事はこちらです。
繰り返しになりますが、本作品群では、体や脳の機械化が進んだ世界観を持ちます。全身の機械化(体は義体化、脳は電脳化)が可能な世界です。非常に高度な情報社会です。
哲学的な作品です。
本作品では、「傀儡廻(くぐつまわし)」、「幼児誘拐」、「記憶の改竄」、「少子高齢化」が描かれています。
公安九課の中核であった「草薙素子」が組織を去った後、同質の人材が確保できないため、少数精鋭から方針変更を行い、トグサが隊長として率います。
10の力で1つの事件を解決するよりも、
8の力で3つの事件を解決する組織を作ることの方が、
我々の理念を、
これからも先も継続していけるとは考えられんか
攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX Solid State Society(2006)
神山健治 監督 / 士郎正宗 原作
Production I.G
なお押井守さん監督作品である、「GHOST IN THE SHELL / 攻殻機動隊(1995)」で登場した「人形遣い」が、本作では「傀儡廻」としてオマージュされています。
が、別の形で登場します。
本作品では、「梵字」の刺青を入れた男達が謎の〇を遂げるところから始まります。
なおマイクロマシンを用い、テロを行おうとしていた人物たちです(元将軍の信者)。
事件解決にあたり、元将軍の息子を取り調べのため拘束しようとしたところ、「傀儡廻が来る」という謎のセリフを残し、〇〇します。
「傀儡廻」とは、超A級ハッカーであることが捜査線上浮上します。
と、同時に「草薙素子」が暗躍しています。
このあたり一旦横に置いておいて、「幼児誘拐」、「記憶の改竄」、「少子高齢化」が重要です。
実態は、DV被害者を誘拐、記憶の改竄を行い、子供がいない高齢者が親類として、聖庶民救済センターを介して育てます。
なお介護施設の自動化がすすみ、寝たきり老人の増加を助長し、体のいい遺産回収システムと兪やされており、その対策となっていました。
が、ここで新たな問題が浮上し、子供は教育が施されますが、箱船のようなシステムの一部に組み込まれていたことです。
教育は必要だが、野に放たなければ強い意志は芽吹かない
攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX Solid State Society(2006)
神山健治 監督 / 士郎正宗 原作
Production I.G
打開策として、一連の事件が発生していました。
なお画策した人物は、後に故人であったことが判明しています。
「人形遣い」のオマージュでしょうかね。
事件解決の過程で、法の抜け穴から零れ落ちた姿が描かれています。
願わくば・・・
成長した彼らが、将来、個のポテンシャルを上げて、
我々が出せない答えを見つけ出してくれることを祈るばかりだ
攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX Solid State
Society(2006)
神山健治 監督 / 士郎正宗 原作
Production I.G
介護システムが自動化が出来ると、時代の先取りがなされそうですね。
TVシリーズの総編集版2作品及び本作の3部作版はこちら。
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