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558.キレイな文章なんていらない!気持ちが伝わればいい。【出版論第2章】新シリーズ「著作者になる!㊱」


©NPО japan copyright association Hikaru

1.あなただけに教える本づくり

本を書くとき、どうしても他人を意識してしまう。よく映画やテレビで作家が机の前で頭をかきながら、原稿をクシャクシャにして投げつける場面が目に浮かびます。

こんなときの作家の心境はどんなものなのでしょう?

おそらく次のアイデアが生まれない。

企画まで上手く出たのに詰まってしまう。

気がのらない、疲れた。嫌になった…。おそらく、こんなことに近いことかもしれません。

たしかに他人を意識することは悪いことではありませんが、意識しすぎてしまえばどんなスポーツ選手だってよい記録は生まれません。逆に萎縮してしまいマイナスになるでしょう。

しかし、毎月何百ページを書き続けている作家も多くいます。

このわたしですら、月に百枚近く書き続けています。
月に百枚近く書き続けるということは年間2冊から3冊以上の本の文章に相当します。

よく考えて見ると、みなさんのnoteも1回につき1,000文字から5,000文字くらいだとすると、実際に本にした場合、約10回から20回のnoteをまとめるだけで、本一冊分相当となる。みなさんも一体、どのくらいのページ数を書き続けているんでしょう。(凄い文章量ですよね)

どちらにしろ、プロ顔負けのページ数であることに違いない気がします。


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2.むずかしく考えない!友だちに手紙を書く気持ちで考えてみよう!

わたしの場合、毎月講座があり、1回の講座資料の分量が約枚程度あるため、月に100枚(約8,000文字から12,000文字)ぐらいの原稿を書き続けています。1日平均すると約枚ぐらいでしょう。(約3ページから5ページくらい)年間にすると12000枚以上の原稿量です。

人は「よくそんなに書けるねえ」といいますが、これも仕事のひとつですから他の人と形が違うだけで同じでしょう。1頁が約1,500文字ですから、100頁というと15,000文字、年間18,000文字。会社関係の事務員さんの方が毎日のパソコン打ちなら、おそらくそれ以上の文字を打っているでしょう。

大切なことはむずかしく考えない。

楽しむことも大切なことです。

そして、多くの読者を意識せず、たった1人のために書いてみるという考え方もひとつです。日本の人口1億数千万人のすべてに読んでもらうわけにはいきませんが、1人の人にターゲットを絞るだけでおそらく1万人の共鳴者がいるかもしれません。ですからお友達や取引先に手紙を書くつもりで、気楽に、ただし、わかりやすくまとめることが本づくりの秘密戦術です。

3.まず思いのまま、思いつくまま書きたいことを「目次」にしてみよう!

では、テーマはどうしましょうか?

テーマ選びで大切なことは、本の内容が、読んでくれる人に役に立つかどうかです。まず、思いのまま書きたいことをまとめてみることも大切ですが、テーマが大切。

よく、このテーマで悩む人は多いですが、自分の得意分野から選ぶのが一番やりやすい。ですから、自分の過去の体験や経験がとても役に立ちます。

たとえばうれしかったこと、悲しかったこと、研究したり学んだこと。

とても悔しかったこと、怒り、感動などもそのテーマのひとつになります。

人に役に立つテーマというのは身の回りにごろごろとしているものです。

そして、読む人が喜んでくれることも大切なことです。

次に目次をつくります。

目次づくりは意外と楽しいもの。

なぜなら、本や原稿は完成していませんが、全体の様子がわかりやすくなります。どんな人でも本を読むとき、最初に見る部分が目次です。

その目次を見て、本の全体を考えます。

それと同じように、思いのまま、思いつくまま自由に楽しみながら書きたいことを書いてみます。目次が完成するとなぜか1冊の本が完成したかのように思えます。

すると、全体の流れがつかみやすくなり、本の内容の順番が決めやすくなります。本の内容の順番は、初めに書いておく必要性のあることを本文のまん中や後半に入れても意味ありませんし、後半でよい内容のものを前半にいれるのも変です。

ですから順番は、読む人に読みやすく、わかりやすくしてあげることになります。

また、目次をしっかりまとめておくこと、書くことに目標がつくりやすくなります。どうしてかといえば、あとは目次にしたがって内容を書くだけですから、この目次づくりは少々大変でも、楽しみながらまとめると、あとがとても楽になります。

これは、本づくりだけでなく、企画書や論文や書類のまとめのときにも役に立つはずです。


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4.キレイな文章なんていらない!気持ちが伝わればいい

人はどうしてもキレイな文章を書こうとする。

しかし、キレイに書こうとすればするほど書く手が止まる。よけいなことを考えてしまったり、不必要なことまでも考え込んでしまう。

「このままでよいだろうか?」

「読む人は理解してくれるだろうか?」

「他の文章の方がわかりやすいかもしれない」

「笑われるかもしれない」

 キレイな文章、上手な文章にしようとすると、だれもがこんな気持ちに陥ってしまいます。これではまったく先に進めなくなる恐れがあります。

大切なことは下手でもかまわない、文章なんてキタナクてもかまわない、あなたの気持ちが相手に伝わればいいだけのこと。

思うまま、感じるまま、思いつくまま、ただ書き続ける。どんどん、どんどん書き続ける。問題点やおかしなところは最後に直せばいい。

気持ちを伝えるコツは、キレイな文章よりも、生々しかったり、正直であったり、作りごとでない本当のことを書くことです。

「事実は小説より奇なり」、古い言葉ですが、事実ほど強いものはない。

そして、自らの体験や経験ほどリアルなものはありません。

また、本当のことを書くことを恐れるあまり、その文章をキレイ事でまとめる人がいますが、キレイ事、キレイな文章ほどリアル感のないつまらない文章になってしまう恐れがあります。

人は感情の動物です。

この感情は大切なもので、人の心を動かすのがこの感情の部分になります。

怒りや、悲しみ、淋しさ、辛さ、苦しさなど人間の最も多い感情です。それとは反対に、喜び、うれしさ、楽しさ、幸福感なども感情のひとつです。これらの感情に人は反応し、共鳴し、共感します。

ですから恥ずかしいことではなく、悲しかったら悲しい。嬉しかったら嬉しい。悔しかったら悔しい。苦しかったら苦しいと表現することによって、読む人に気持ちが伝わりやすくなります。

リアルな心、リアルな感情ほど、どんなにキレイな言葉よりも何十倍も迫力をもって届く言葉です。


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5.どうせ自分の本、楽しみながらオリジナルでかまわない


大切なことは楽しみながら、徹底して楽しむという気持ちも大切。

よく本のタイトルや目次をあとに考える人がいますが、聖書の言葉にある、

「始めに言葉ありき」というように、初めは、仮でもよいからタイトルを決めておくのがよいです。もちろん目次も項目としての言葉が並ぶわけですから、タイトルと目次の項目の言葉がまとまれば、あとは楽なものです。

わたしは文章をまとめるのは原始的だと思いますが、下書きを原稿用紙に手書きで書いています。パソコンでキーボードをたたいて文章を作り上げていく方法もよいとは思いますが、どちらでも自由です。(書き終えたらパソコンに打ち込みます。そして、読者となります)

でも、どうでしょうか?のちほどあらためて説明もしますが、パソコン画面って疲れませんか。目が痛くなりませんか。長時間パソコン画面で文章を打ち続けていてどうでしょう。

いくら文字打ちが早いとはいっても、人間の手書きのスピードとパソコンのスピードとでは凡人の場合、どちらが早いでしょうか。わたしは手書きの速度の方が早く、原稿用紙の枚、枚分だと目の疲れがまったく違います。

ですから、自ら紙に文章をかくことと、パソコン画面上で文章を打つことはまったく作業が違います。ましてや考えながら、打ち上がった文章を見つめながらとでは、やはりスピードが違います。

また、文章というのは不思議なもので、一生懸命書き、上手く書けたとその場は思っても、2〜3日したりしてもう一度読み返すと恥ずかしい表現の場合も多い。それに形にとられて、何度も何度も修正したり、直したりしていると、なかなか1枚の原稿すら完成させることができなくなります。

ですから文章を書く時の気構えは、楽しみながら「どうせ自分の本」なのだからという気軽な気持ちで、楽しむことです。

最初から完成されたものを望んだりせず、ほぼ完成してから、直せばよいことで、まず完成させることのみを優先します。

そうでないと文章が、これでよいのだろうかという迷いが出てしまう恐れが生まれます。ですから、どんどんと失敗しても、間違えても、おかしくてもかまわない。できるだけ思うまま、感じるままに書き続けることです。


次回【出版論第2章】
新シリーズ「著作者になる!㊲」最終回【中編7.】に続く~
作品ナンバー600作品より新シリーズ準備中~乞うご期待。



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※さて、毎回、過去作品ですが。「noteと著作権・noteの著作権」として、お役に立ちますよう5作品ずつご紹介いたします。もうすぐ600作品超えてしまうとバックナンバーから消えてしまいますので、(自分の「記事」には残ります)消える前に5作品ずつ掲載することにしました。その後は過去記事のバックナンバーマガジンを作成して保存します。それまでお時間がありましたら「著作権の基本編」をお読みください。みなさまのお役に立てば幸いです。(※実際に確認したい場合は、800~1000作品投稿している方のnoteをご確認ください。)


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ラインスタンプ新作登場~


「noteと言う世界」第3章書くnote「出版論」シリーズを始めました。どうか引き続きお読みください。
また、日々、拘束されている仕事のため、また出張も多く、せっかくいただいているコメントのご返事。お問い合わせメール、お手紙等のお返事がかなり遅れています。しかし、必ず読ませていただいていますのでどうかお許しください。

では、また(月)(水)(金)にお会いいたしましょう。
いつも読んでいただいて心から感謝申し上げます。


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※本内容は、シリーズ「noteの世界」というテーマで著作権等を交えて解説、感想及びnoteの素晴らしさをお伝えしていく予定です。
私たちの著作権協会は市民を中心としたボランティア団体です。主な活動は出版と講演会活動を中心として全国の都道府県、市町村の「著作権・肖像権・SNS等を中心」にお伝えし続けています。皆様から頂いた問題点や質問事項そのものが全国で困っている問題でもあり、現場の声、現場の問題点をテーマに取り上げて活動しています。
それらのテーマの一部がこのnoteにしているものです。ぜひ、楽しみながらお読みください。
noteの世界は優れたアーティストの世界です。創作した人たちにはわからないかも知れませんが、それを読む人、見る人、聴く人たちがリアルに反応してくれる場所です。もし、本格的なプロの方々が参入してもこの凄さには勝てないかもしれません。プロもマネのできないnoteの世界。これからも楽しみにして皆様のnoteを読み続けています。

私たち著作権協会では専門的なことはその方々にお任せして、さらに大切な思いをお伝えします。
本内容は、全国の都道府県、市町村、学校、NPО団体、中小企業、noteの皆様、クリエイター、個人の方々を対象としているものです。また、全国の職員研修での講演先のみなさまにもおすすめしています。
                    特定非営利活動法人著作権協会


「クリエイター著作権全般」特定非営利活動法人著作権協会(NCA)

著作権noteバックナンバー👇見てくださいね~

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