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AIで作詞・作曲したら止まらなくなった|Sunoで作曲|AI活用 進化の旅 #4

いま、通勤と退勤の電車の中で、ぼくが聴いているのは全部自分で作った曲だ。半年前のぼくに言っても、絶対に信じない。

曲を作るなんて、考えたこともなかった。楽器も弾けないし、楽譜も読めない。カラオケで人の曲を歌うだけで精一杯な人間だ。
それが今では、イヤホンから流れてくるのは自分で作詞して、AIに作曲してもらった曲ばかりになっている。


きっかけは、Sunoというサービスを知ったことだった

いろいろなAIサービスを調べているうちに、Sunoというサービスに出会った。テキストで指示するだけで曲を作ってくれるらしい。
半信半疑で適当に指示を出してみたら、想像していた以上にちゃんとした曲ができあがってきて驚いた。

ただ、適当な指示でも十分すごい曲はできる一方で、欲が出てきた。

旅行の思い出や、子どもの成長みたいな、自分だけの記憶や気持ちを歌詞にしてみたい。そう思ったのだ。でも、作詞家でもなんでもないぼくに、そんな歌詞をゼロから書ける自信はなかった。

そこで思い出したのが、健康管理や投資のときに使っていた型だった。

「NotebookLMに資料を登録する→Gemを作る→相談する」。第3話で書いた投資の話と同じ流れだ。
この型は数字やデータを扱う話だけじゃなく、もっと感覚的なもの——歌詞のような創作にも使えるんじゃないか。そう思って、やってみることにした。


NotebookLMに「作詞のコツ」と「好きな曲の歌詞」を登録する

やったことは、これまでの2話とほとんど同じだ。
今回はNotebookLMに2つのソースを用意した。ひとつは自分が好きな曲の歌詞を集めた「名曲の歌詞」、もうひとつはSuno用の作詞のコツをまとめた「suno作詞」。

健康管理のときは自分のボイスメモ、投資のときは投資家の哲学だったソースが、今回はこの2つに変わっただけだ。

これで、ぼくの好きな言葉の選び方や雰囲気を知っていて、なおかつSunoで歌わせやすい形も分かっている、自分専用のノートブックができる。


「作詞Gem」を作って、Geminiで相談する

あとは、これまでと同じ手順でGemを作る。Geminiのサイドバーから「Gemを作成」を選び、役割とやってほしいことを指示文で決めて、情報源に、さっき作ったNotebookLMのノートブックを紐づける。

ここまでの詳しい手順は、第2話(健康編)で書いた通りだ。

こうしてできた「作詞Gem」に、書きたい曲のイメージをざっくり伝えて相談する。

すると、Suno(AIで作曲してくれるサービス)にそのまま渡せる形の歌詞ができあがる。専門知識はいらない。自分の言葉で「こんな曲にしたい」と伝えるだけでいい。

できた歌詞をSunoにコピーして貼り付けると、驚いたのはここからのスピードだ。

5分もかからずに、ちゃんとした本格的な曲が1曲できあがる。イントロがあって、サビがあって、ちゃんと歌っている。
自分が書いた歌詞が、知らない声で歌われて、ひとつの曲になって返ってくる瞬間は、何度体験しても不思議な感動がある。


ジャンルもテーマも、いろいろ試した

作詞Gemができてからは、いろんなジャンルで試してみた。J-POP、ボカロ、クラシック、ラップ。ジャンルを変えるだけで、同じ「作詞Gem」から、まったく違う雰囲気の曲が生まれてくるのがおもしろかった。

気づけば、これまでに作った曲は20曲以上になっていた。

個人的に気に入っているのは、汎用的なテーマより、自分の記録を曲にすることだ。旅行に行ったときの思い出を曲にしてみたり、子どもの成長を振り返る曲を作ってみたり。

ただの記録やアルバムの写真として残すより、曲になって流れてくると、そのときの気持ちがもう一段違う形で蘇ってくる感覚がある。

子どもと一緒に遊んだ思い出を曲にした1曲は、いつのまにか子ども自身が口ずさむようになっていた。

気づいたら一緒に歌っていることもある。自分で作った曲が家族の中に自然に馴染んでいく感覚は、思ってもいなかった収穫だった。


そんなふうに20曲以上作ってきたら、いつのまにか、通勤と退勤の電車の中で聴くのは、自分で作った曲ばかりになっていた。
駅で電車を待っている間にSunoに次の曲を頼んで、電車に乗り込むころには1曲できあがっているなんてことも今では普通になっている。
もう他のアーティストの曲を聴くより、自分の曲を聴いているほうが楽しい、というのが今のいちばん正直な感覚だ。

何度もやっているうちに、作詞にもちょっとしたコツがあることがわかってきた。


ここから先は、実際に使っている作詞Gemの中身です

作詞のコツ自体は、これまでもいろんなところで語られてきた話かもしれない。ただ、ここではそれをなぞるだけでなく、ぼくが実際に使っている指示文と、20曲以上作ってきた中で見えてきたコツをまとめて公開する。

🔧 今日から試せる1つ

この記事の作詞Gemの指示文もコピーしてそのまま使えます。思い出のワンシーンをひとつ伝えて、できた歌詞をSunoに貼るだけ。5分後には、自分だけの1曲ができています。

どんな曲ができたか、コメントで聴かせてください。

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