夏のインターンが転機に!OB訪問を経て掴んだ最終面接(#多浪の就職活動編#9)
実質6浪、24歳で大学に入学。
同年代から6年遅れた26歳からの就職活動…。
『実質6浪から大手内定を掴むまでの26歳新卒の就活サバイバル記』
ハンデを抱えた就活生や逆境に挑むすべての方に、少しでも勇気とヒントを届けたい。そんな想いから記事を書きました。
前回の話はこちら。
失意の底に沈む…。
40社中、選考に進んだ唯一の会社も不合格…。明らかに年齢が理由での不採用でした。
お祈りメールが来たタイミングは選考を受けた翌日早朝でした。
選考後に人事に呼び出され、多浪の理由を聞かれた時点で私の結果は決まっていたのでしょう。
私は絶望の淵に立たされていました。
「多浪では就職できないんじゃないか…?」
…そんな不安が脳裏をかすめました。
しかし、私がフリーターだった当時の6年前を振り返ります。将来の道を見失い暗闇の中をもがいていた20歳。
「新卒」というカードを使える「今」の方がまだ将来への可能性が残っていると考え直しました。
「むしろ、20歳の頃に比べたら状況は好転している」
フリーター、多浪時代に絶望した経験があるからこそ、そんな風に前向きに考えられるようになっていました。
6年間道をさまよった経験は決して無駄ではなかったと思いました。
企業から届いた1通のオファー
気を取り直してエントリーを再開しようとした時、ある企業から1通のメールが届きました。
それはOB訪問のオファーでした。
この企業は大学三年生の夏、1dayインターンシップに参加した保険系のSIer(IT企業)です。
この会社の社員は穏やかで優しく、きわめて雰囲気が良い会社でした。素直に「こんな会社で働きたい!」と思える会社でした。
その時の話はこちら。
先日の不採用通知で気持ちが落ち込んでいた中、このオファーにより再び活力が湧いてきました。
OB訪問に向かう
「これは選考につながるチャンスなのでは…。」淡い期待を抱き、OB訪問に向かいます。
企業の本社ビルに到着し受付を済ませ大学OBを待ちます。
現れたのは、とても雰囲気の良く落ち着いた口調が特徴的な社員でした。
OB「飲み物は何がいいですか?うちの会社はカフェもあるんです」
かしこまって緊張して挑んだOB訪問でしたが、一気に緊張がほぐれました。
大学の話を中心に盛り上がった後、会社や仕事のことをとても丁寧に説明してくれました。
楽しく会話をしているうちに1時間が過ぎ、最後に私からの質問に応じてくれた後、あっという間にOB訪問が終わりました。
終始雰囲気が良く、会社や仕事内容を聞いて、ますますこの会社に入りたくなりました。
「こんな会社で働けたらな…」
席を立ち、会社を去ろうとした時、
OBから声をかけられました。
OB「人事がロクさんに話があるそうなので、別室で少し待っていてもらえますか?」
この「人事」という言葉を聞いて、先日の金融・通信系での嫌な出来事を思い出しました…。
人事担当者からの想定外の言葉
人事担当者がいる別室に案内され、重い足取りで向かいます。
「また年齢のことを聞かれるんじゃないか?」
「辛辣な言葉を浴びせられるんじゃないか?」
覚悟して別室に入りました。
ところが、予想とは正反対の展開が待っていました。
人事担当者「先日は1dayインターンに参加いただきありがとうございました。
ロクさんのディスカッションとプレゼンはとても印象的に残ってます。」
人事担当者「弊社はぜひロクさんのような人に入社していただきたいと思ってます。
もし差し替えなければこのまま選考に進んでいただき、最終面接を受けていただきたいです。」
まさかの展開でした…。
また人事担当者に多浪をなじられ、落とされるのだろうと思っていました。
逆に…最終選考のチャンスが来るとは全く予想もしていませんでした。
この企業での1dayインターンの時の事を思い出します。
たしかにディスカッションとプレゼンの手応えはありました。
しかし、正直なところ…中身があるとは言えず、今考えると恥ずかしくなるほどペラペラで薄い内容でした。
就活が本格的に始まる前の夏。周りの学生がディスカッションとプレゼンに慣れていない時、大学の授業で繰り返し訓練してきた成果だったのかもしれません。
(ただ、場慣れしていただけともいえます。)
私は突然の人事の話に頭が全く追いつかず…動揺を隠せませんでした。
冷静を装いながら、人事担当者に最終面接に進む強い意思を示しました。
まさに辛い時期の後には、必ず幸運が訪れる瞬間でした。
突然舞い込んだ最終面接のチャンス。
再び一社に全てをかけ、入念な準備をすることにします。
続く。
