唯一の希望が砕けた瞬間。お祈りメールの衝撃と現実(#多浪の就職活動編#10)
こんにちは。実質多浪の社会人ロクです。
実質6浪、24歳で大学に入学。
同年代から6年遅れた26歳からの就職活動…。
『実質6浪から大手内定を掴むまでの26歳新卒の就活サバイバル記』
ハンデを抱えた就活生や逆境に挑むすべての方に、少しでも勇気とヒントを届けたい。そんな想いから記事を書きました。
前回の話はこちら。
最終面接の準備をする
これまで40社以上が書類選考で不合格になり絶望していた中…予期せぬ最終選考へのチャンス到来。
急展開すぎて私の思考は追いついていませんでした。
この会社の1dayインターンシップに参加した時、優しい社員と会社の雰囲気の良さがとても印象的でした。
素直に「こんな会社で働きたい」と思える企業でした。
絵に描いたようなホワイト企業でした。
この会社は保険業界最大手のユーザー系SIerです。
親会社のシステムを請け負っているため、安定性も抜群。年収も高めでした。
企業研究を深めるごとに、この会社へ惹かれる気持ちが強くなっていきました。
「この会社で働けたら夢のようだ」
「ここで内定をもらったら多浪から一発逆転できるんじゃないか?」
膨らむ期待を抑えながら、最終面接のために徹底的に準備をしました。
最終面接会場に向かう
人生初めての最終面接。
面接時刻より早めに本社ビルに到着し、面接直前まで対策資料を読み込みます。
私の人生が決まる、まさに分岐点。
この時点で他に選考が進んでいる企業もなかったため、この会社に全てを賭けます。
この会社で働くイメージが膨らみ心を躍らせながら本社ビルに向かいました。
いよいよ始まる最終面接
本社ビルに到着し受付を済ませ別室に案内されました。
そこで待機していたのは私の他に学生が2名。
聡明な雰囲気の学生でした。
私は一瞬、その雰囲気に気圧されそうになります。
「この二人もOB訪問からそのまま最終選考に呼ばれた組なのだろうか…?」
そんな風に考えていると、あっという間に私の出番が回ってきました。
面接室に向かい緊張しながら入室します。
そこで待っていたのは面接官が一名。
最終面接とは…「役員室で荘厳な雰囲気の中実施されるもの」と勝手に想像していたのですが、カジュアルな雰囲気の中、面接というより会話に近い形で選考が進んでいきました。
面接官はこの会社の人事部長です。
年齢は30~40代前半くらい。おそらく親会社からの出向社員だったのでしょう。
志望動機、自己PR、基本的な質問に熱意をもって答えます。
「この会社に入りたい!」
そんな私の気持ちがあふれるほどの熱意でしたが、反して面接官の受け答えは冷静で淡々としていました。
面接官の反応は薄く…
どうも手ごたえを感じません。
そしてついに、「多浪」つまり私の年齢について質問されました。
面接官「履歴書を見ると…ロクさんは今26歳みたいですが。大学に入学するまでは何をされていたのですか?」
私「はい。私は高校卒業後、フリーターを約3年間経験しました。その途中、将来のために勉強が必要だと思い、一から勉強して今の大学に入りました。」
ここまでは事前に多浪の質問対策をした通りです。
前回、金融・通信系IT企業の選考で多浪を問われ、不採用になった経験からここはしっかり対策しました。
あくまでも前向きに回答します。
面接官「…ロクさんの話を聞いて、その6年間がすごく勿体ないなぁという印象です。ロクさんがこの会社に入社しても、すぐに辞めてしまうんじゃないか?ということを心配しています。」
私「いえ!高校卒業後、フリーターを経験したからこそ今いる環境の大事さを理解していますし、会社を辞めることはありません!」
私は必死になって答えていきますが…話は噛み合わず、面接官の反応は淡々としたまま…。
そうこうしているうちに最終面接は終了しました。
届いた選考結果に愕然とする…
突然舞い降りた唯一の最終面接のチャンスでした。
念入に準備し全力で面接に挑みましたが…全く手ごたえを感じませんでした。
「手ごたえはないからと言って、結果はまだ分からない!」
「受かるのかもしれない!」
…そう自分に言い聞かせながら結果を待ちました。
最終面接から3日後。
企業からメールが届きました。
恐る恐る、メールを開きます。
…お祈りメールでした。
「…お祈り申し上げます。」
こう締めくくられた文末を見て、私は頭が真っ白になりました。
現実とは思えませんでした。
不採用の事実を受け入れられませんでした。
「優しい社員と、優しい会社で働けるかもしれない…」
「人生一発逆転できるかもしれない…」
私の希望は粉々に打ち砕かれました。
今回の最終面接でネックになったのもやはり多浪の事実…。
お祈りメールが届いたその日。
私の妹が私を見てこう言いました。
妹「…顔、、真っ青だけど大丈夫…?」
またしても、絶望の闇に突き落とされました。
続く。
