創作大賞2025「#ホラー小説部門」の審査に参加いただく10メディアからのコメントをご紹介します!
日本最大級の創作コンテスト「創作大賞2025」が、4月22日より開催中です!今回の選考には出版社やテレビ局を含め、過去最多となる38のメディアが参加しています。
この記事では、「 #ホラー小説部門 」に焦点を当て、審査に参加する各メディアの個性や、それぞれが期待する作品のポイントを紹介します。応募作を考える際のヒントにぜひご活用ください!


(※ 五十音順)
角川ホラー文庫
【参加部門】
#ホラー小説部門
【副賞】
受賞作品の書籍化を目指します。

【メディアの特徴や代表作】
角川ホラー文庫は30周年を迎えるレーベルです。「日本ホラー小説大賞」(現在は横溝賞と合併して「横溝正史ミステリ&ホラー大賞」)と同時期に創設されました。同賞の受賞作品には、『黒い家』『ぼっけえ、きょうてえ』『リング』『夜市』などの代表作があります。
【読者層】
年齢層は幅広く、ホラー好きはもちろん、ミステリ好き、サスペンス好きな方にも手に取っていただいています。
【創作大賞で期待する作品像】
「恐さ」があれば、ジャンルがミステリでもSFでも、それはホラー小説です。おもしろくて怖いホラーをお待ちしております。短篇(2万字程度)、長篇(8~14万字目安)どちらもありですが、短編の場合はシリーズ化して一冊の文庫にできる作品だと望ましいです。
【期待する作品のイメージに近い作品】
澤村伊智『ぼぎわんが、来る』、辻村深月『闇祓』、背筋『近畿地方のある場所について』、芦花公園『異端の祝祭』。前回受賞作の藍上央理『完璧な家族の作り方』(2025年4月25日発売予定)。
また他社から出版されている作品だと、『変な家』(著:雨穴 刊:飛鳥新社)など。
電撃文庫
【参加部門】
#ミステリー小説部門|#ホラー小説部門|#恋愛小説部門|#ファンタジー小説部門
【副賞】
受賞作品の書籍化を目指します

【メディアの特徴や代表作】
電撃文庫は『ソードアート・オンライン』『青春ブタ野郎』シリーズ等を刊行してきたエンタテイメント・ノベル・レーベルです。「面白ければなんでもあり」をモットーに、ファンタジー、SF、ミステリー、ラブコメなど、ジャンルを問わないオリジナルなエンターテインメント作品を刊行してまいりました。電撃文庫編集部はこれまでにも電撃小説大賞やカクヨム公募を通して様々な応募作と向き合ってきましたが、創作大賞という新しい出会いの場に今回から参加させていただくことになりました。求めているのは強烈な個性とオリジナリティです。ライトノベルの枠組みにとらわれない独創的な作品との出会いを楽しみにしています!
【読者層】
主にファンタジー、バトル、青春、恋愛などのジャンルがメインですが、ミステリやSFなどの作品も多く、あらゆるエンタメ小説読者に読まれています。男女比としては男性が多いですが、女性読者を多く獲得している作品も存在しています。
【創作大賞で期待する作品像】
ホラーとしての怖さだけでなく、キャラと設定の面白さを評価したいです。ホラー的なシチュエーションに巻き込まれた際のキャラクターの行動原理や内面描写にリアリティのある作品が読みたいです。またSFやファンタジーなどライトノベルと相性の良いジャンルの中でホラー・サスペンス的な展開が生じる作品などもOKです。設定や舞台装置に独創性やインパクトがある作品にも期待したいです。
【期待する作品のイメージに近い作品】
電撃文庫は「面白ければなんでもあり」を標榜しておりますので、もちろんなんでもアリです。
とにかくオリジナリティと個性を強烈に感じさせる作品、自分の好きなジャンルの良さを目一杯詰め込んだ作品、とにかくヒットさせるぞ!と研究を重ねて野心高く書いた作品。
今回が初参加でどんな作品が集まるのか未知数ですが、最終的にはメディアミックスも狙えるヒット作を生み出したいと考えています。
メディアワークス文庫
【参加部門】
#エッセイ部門|#ミステリー小説部門|#ホラー小説部門|#恋愛小説部門|#お仕事小説部門|#コミックエッセイ部門
【副賞】
受賞作品の書籍化を目指します

【メディアの特徴や代表作】
メディアワークス文庫は『ビブリア古書堂の事件手帖』や『神様の御用人』等を刊行してきたキャラクター文芸レーベルです。ミステリーやラブロマンス、青春ラブストーリーまで多岐にわたるジャンルの小説を刊行しています。実写映画化などのメディアミックス展開にも力を入れており、2022年に映画化された『今夜、世界からこの恋が消えても』は、日本のみならず韓国でも大きな話題となりました。
【読者層】
恋愛やミステリ、ほっこりなどのジャンルが好きな方が多い印象ですが、年齢や性別を問わず、キャラクター文芸を好まれる皆様に読まれています。
【創作大賞で期待する作品像】
王道の怪異系ホラーはもちろん、“人の怖さ”をテーマにしたホラー、昨今話題のモキュメンタリーテイストのホラーを求めています。とにかく怖い、予想もつかない驚きがある作品を読みたいです。
【期待する作品のイメージに近い作品】
【創作大賞で期待する作品像】にあてはまる作品を広く募集したいと思います。既存の作品に囚われない“あなたならでは”の作品をお待ちしています!
光文社
【参加部門】
#ミステリー小説部門|#ホラー小説部門|#お仕事小説部門
【副賞】
授賞作品の書籍化とヒットを全力で目指します。

【メディアの特徴や代表作】
一般小説をはじめ、ミステリーや時代小説、キャラクター文庫に力を入れエンタメ作品を幅広く刊行しています。過去には「鉄腕アトム」や「鉄人28号」連載の雑誌「少年」、『点と線』『日本沈没』などのベストセラーを刊行。本屋大賞受賞作『舟を編む』や直木賞受賞作『ツミデミック』、日本アカデミー賞で最多賞を受賞した映画原作『正体』、さらに『祝山』『203号室』などのホラー、「花菱夫妻の退魔帖」シリーズなども人気を博しています。
【読者層】
幅広い読者層に読まれています。時代小説などは年齢層が高めですし、キャラクター文庫やミステリー作品は若い読者に人気です。
【創作大賞で期待する作品像】
現象としての怖さが必要なことはもちろんですが、人間心理を深く描くホラー作品を求めています。人生が変わってしまうような「恐怖」の存在を抉り出してください。それが作品のオリジナルさにつながるはずです。
【期待する作品のイメージに近い作品】
『祝山』『ひとんち』
新潮文庫nex
【参加部門】
#ミステリー小説部門|#ホラー小説部門
【副賞】
受賞作品の書籍化を目指します

【メディアの特徴や代表作】
魅力的なキャラクターと読者を惹きつける物語性を兼ね備えた文庫オリジナル作品を刊行している新潮文庫内のサブレーベルです。直近では、杉井光著『世界でいちばん透きとおった物語』が50万部を超える大ヒットとなり話題を集めました。紺野天龍著『幽世の薬剤師』、町田そのこ著『コンビニ兄弟』など、人気シリーズも多数刊行しています。コミカライズやメディアミックス展開も増加中です。本格的なミステリから異世界ヒロインファンタジーまで、多様な得意分野を持つ編集者が「面白い作品」を日々探求しています。
【読者層】
「特定の層に強い」というラインナップではないので、作品によって多種多様ですが、近年は大人の女性の方の読者層が増えてきてます。
【創作大賞で期待する作品像】
怖いけど面白い、面白いけど怖い。読者が鳥肌立つような野心的なホラーをお待ちしております。
【期待する作品のイメージに近い作品】
完全にオリジナルな作品を求めてはいますが、すべての創作はゼロから生まれるわけではありません。古今東西の名作・傑作と呼ばれるエンタメ作品を、要素に素因数分解して、組み合わせや掛け合わせを試行して、ぜひ新規性に富む唯一無二の作品を生み出してください。
テレビ東京
【参加部門】
#ミステリー小説部門|#ホラー小説部門|#恋愛小説部門|#お仕事小説部門|#ファンタジー小説部門|#エンタメ原作部門|#マンガ部門
【副賞】
受賞作品の映像化を目指します

【メディアの特徴や代表作】
ゴールデン帯から深夜帯まで様々なジャンルのドラマを放送・配信しています。壮大なラブストーリーなどスケールの大きいものは苦手で、近年は『孤独のグルメ』や『きのう何食べた?』など切り口が独特なグルメドラマや、『夫の家庭を壊すまで』、『夫を社会的に抹殺する5つの方法』などの復讐系ドラマなど、ジャンルは狭くても攻めた作品が配信で高再生数を記録し話題を呼んでいます。
【読者層】
20代~50代の女性を中心に、深夜ドラマが特に好きな幅広い層に視聴されています。
【創作大賞で期待する作品像】
ミステリー、恋愛、ファンタジー、グルメなどジャンルは問いませんが、とにかく切り口が斬新な作品を求めています。世の中に配信ドラマがたくさんあふれている今、「タイトルを見ただけで内容が想像できるわかりやすさ」も重要な要素かもしれません。
【期待する作品のイメージに近い作品】
・『夫の家庭を壊すまで』
・『推しが上司になりまして』
・『肝臓を奪われた妻』
・『余命一年と宣告された僕が、余命半年の君と出会った話』
双葉社文芸出版部
【参加部門】
#エッセイ部門|#ミステリー小説部門|#ホラー小説部門|#恋愛小説部門|#お仕事小説部門
【副賞】
受賞作品の書籍化を目指します

【メディアの特徴や代表作】
双葉社文芸出版部はエンターテインメント小説を手がける編集部です。1973年創刊の文芸誌「小説推理」を出しており、ミステリー小説を中心に様々なジャンルの書籍と文庫を出版しております。過去には湊かなえさんの『告白』や住野よるさんの『君の膵臓をたべたい』などの大ベストセラーが大きな話題を呼び、近年は木爾チレンさんのデスゲーム小説『二人一組なってください』や藤野千夜さんの「じい散歩」シリーズが大ヒットしました。
【読者層】
ミステリー小説、青春小説、時代小説など幅広いジャンルを刊行していますので、年齢や性別を問わず、多くの方に読まれています。
【創作大賞で期待する作品像】
双葉社では雨穴さんのホラー小説『変な絵』が大ヒットしました。今ブームのモキュメンタリー形式、王道の怪談小説やパニックホラーなど、ジャンル問わず心拍数が一気に上がるような「恐怖の作品」をお待ちしております。
【期待する作品のイメージに近い作品】
いま、あなたが1番読みたいと思う作品を書いてみてください。それが時代のニーズに合えば、絶対に大ヒットするはずです。楽しんで書いてもらいたいです!
文春文庫
【参加部門】
#ミステリー小説部門|#ホラー小説部門|#恋愛小説部門|#お仕事小説部門|#ファンタジー小説部門
【副賞】
受賞作品の書籍化を目指します

【メディアの特徴や代表作】
文春文庫は創刊50周年を迎えました。「探偵ガリレオシリーズ」(東野圭吾・著)からファンタジー作品「八咫烏シリーズ」(阿部智里・著、アニメ「烏は主を選ばない」原作)、『香君』(上橋菜穂子・著)、また、『夜明けのすべて』(瀬尾まいこ・著)のような圧倒的共感を呼ぶ作品、不朽の名作『死神の精度』(伊坂幸太郎・著)まで、読者に寄り添いわくわくしてもらうエンターテインメント小説を数多くお届けしてきました。
さらに、24年5月には「創作大賞2023」受賞作『ナースの卯月に視えるもの』(秋谷りんこ・著)を刊行。同作は今年、早くもシリーズ3作目を刊行します。
【読者層】
文春文庫は、暮らしのなかに自然と本があるような、活字を愛する読者に支えられています。特に文芸作品は人気で、息抜きや人生の歓びとして生活を彩る物語を届けていくことを信念としています。
【創作大賞で期待する作品像】
いずれの部門でも「キャラクターの魅力」は必須、さらにそれぞれ以下の点に期待しています。
#ホラー小説部門 :2020年代ならでは… 言わば「現代の読者にとっての怖さ」を追求したアイデアを楽しみにしています。
【期待する作品のイメージに近い作品】
どんなジャンルでも、「その作品ならではのカタルシスがあること」が一番です。もしかしたら「売れているあの作品のような」という背伸びをした目標よりも、小説を読んで自分自身の心が湧き立った瞬間のことを思い出し、その興奮を因数分解して軸を定め、構成を練るほうが面白い作品への近道になるかもしれません。
別冊文藝春秋
【参加部門】
#エッセイ部門|#ミステリー小説部門|#ホラー小説部門|#恋愛小説部門|#お仕事小説部門|#ファンタジー小説部門
【副賞】
受賞作品の書籍化を目指します

【メディアの特徴や代表作】
創作大賞2023別冊文藝春秋賞受賞の秋谷りんこさん『ナースの卯月に視えるもの』をはじめ、「いま」を捉えるエンタテインメント作品をお届けしています。近年では『成瀬は天下を取りにいく』の宮島未奈さん『婚活マエストロ』、麻布競馬場さん『令和元年の人生ゲーム』、一穂ミチさん『光のとこにいてね』など話題作の連載が続いています。
【読者層】
ミステリー、ホラー、恋愛、お仕事小説が好きな30~40代の女性読者の方々に愛読していただいています。
【創作大賞で期待する作品像】
アイディア、キャラクター、プロット、文章など、どれか一つでも読み手を「ハッと」させてくれる作品をお待ちしています。 読者の目を引くことができる特徴は、そのまま書き手としての武器になります。 そして、思わず目を引き付けられてしまうその先に多くの読者がいるはずです! 熱量に溢れた作品を読めることを楽しみにしています。
【期待する作品のイメージに近い作品】
・『成瀬は天下を取りにいく』
・『禁忌の子』
・『変な家』
ポプラ社文芸編集部
【参加部門】
#ミステリー小説部門|#ホラー小説部門|#恋愛小説部門|#お仕事小説部門|#ファンタジー小説部門
【副賞】
受賞作品は「WEB asta」への掲載や書籍化を目指します

【メディアの特徴や代表作】
当社は創業当初から児童書を中心に出版していますが、2000年に一般書ジャンルへも参入しました。現在はフィクションとノンフィクションを両軸として展開しています。
2006年には「ポプラ社小説大賞」という新人賞の公募をはじめ、現在は「ポプラ社小説新人賞」と名称を変えて運営、また同年には文芸PR誌『asta』(現在は『季刊asta』)を創刊。2008年には「ポプラ文庫」を創刊し、本格的に文芸ジャンルへ参入しました。
これまでに小川糸さんのデビュー作『食堂かたつむり』や、本屋大賞1位となった辻村深月さんの『かがみの孤城』、青山美智子さんとミニチュア写真家・田中達也さんによる豪華コラボ小説『遊園地ぐるぐるめ』などの文芸作品、ライト文芸レーベル「ポプラ文庫ピュアフル」から『余命一年と宣告された僕が、余命半年の君と出会った話』(森田碧)や『宮廷のまじない師』(顎木あくみ)などのベストセラーを刊行しています。
【読者層】
40代以上の女性がメインの読者層となっています。「ポプラ文庫ピュアフル」ラインの作品はSNSでの販促効果の高いものが多く、10代20代の読者も幅広く購入してくださっています。
【創作大賞で期待する作品像】
粗削りでもかまわないので、前例のない尖った作品を期待しています。
#ホラー小説部門 :怖さやおぞましさの奥にある「切なさ」や「儚さ」まで描き出せているような作品
【期待する作品のイメージに近い作品】
前例のない作品を求めていきたいと思いますので、こちらはノーコメントでお願いいたします。
