【短歌】夏の彩り

 夏終わる 
 ツクツクボウシとミンミンの
 声の向こうでウシガエル鳴く

この木の向こうにウシガエルの住処


 号泣の空も泣き止み
 見上げれば
 久しい青は高さを増して 

忽ち鈍色にかき曇る空

 街走る
 ワイパー忙(せわ)し
 掻き分けて
 濡れる世界と乾いた道路

 俄(にわ)か雨
 降り注いでもこのぬるさ
 直ぐに乾くさ気に留めもせず

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