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印象に残ったゲーム音楽16

「メトロイドヴァニア」でピックアップした3曲。
なんて言って今回の1曲目あっためてたらもうアレじゃん。絹歌じゃん。
発表から6年かあ・・・
胎動芸人さんとどっちが長くなることやら・・・


City of Tears / Hollow Knight 

涙の都

『Hollow Knight』中盤の名所「涙の都」で流れる一曲。
ここに至るまでのフィールドは、有機的で原始的、野生的なたくましさに満ちていたが、この場所に足を踏み入れると一変する。
暗く、儚くたたずむ広大な都。地底に降る雨とどこからともなく美しく響く歌声。。。ストーリーの深みがぐっと広がり、作品世界がより大きな輪郭を帯びていく瞬間を象徴するような曲に聞こえた。

筆者のメトロイドヴァニアのプレイスタイルとして、最初の数回は覚えることやメカニクスの練習にリソースを割いていて1時間かそこらで切り上げてしまうことが多いが、ある時を境にプレイ継続時間が加速度的に増えていく。手探りの中で「これは面白い」と思える要素を掴んだ瞬間、好奇心が一気に優勢になり、より奥深く進みたくなる。この曲は、まさにその転換点を刻む存在だった。

このゲームの大部分でありふれた存在である、ややグロテスクさをも感じるような湿った空気の中に響くムシたちのくぐもった声や、敵を倒した際に黒く飛び散る体液のようなSE。それとは対照的に美しさを印象付ける涙の都とBGMは、お互いの存在をより印象づけるものになっているように思う。


ヴワル魔法図書館 / Touhou Luna Nights

時間を操る程度の能力=空間を操る

原曲より重厚感と勢いが増し、圧倒されるようなボリュームのイントロが印象的。続く音色も骨太なアクションを支えるのにふさわしい、強くてどっしりした響きに感じて引き込まれるような曲。
紅魔郷の曲がそもそも悪魔城の雰囲気と親和性高いというのもあるが、曲がより立体的になったというか、「攻略につれて行ける場所が広がっていく」というメトロイドヴァニア特有の喜びとのリンクが感じられて、作中でも特に好きな曲。

本作の主人公である十六夜咲夜の能力は、「時間を操る程度の能力」。ものすごく端折ると、時間と空間は同じようなものである※。実際、紅魔館の館内は外見からは説明できないような広さをしているが、それも咲夜の能力によるもの。
そのモチーフを以て曲作りの面でも面白い演出を見せてくれている気がして印象に残っています。

※まがりなりにも真面目な物理やってた身ではあります、、、


Voyage of Promise / Bloodstained 

選手入船です

最初のステージ・船の「ガレオン」のステージ曲。ゆったりとしたイメージとともにゴシックでシンフォニックなダークファンタジーらしさが窺える。特にイントロなんかはコテコテな感がある。それでいてだいぶモダナイズされたデザインと、城とか街とかではなく嵐の中の船から始まるというのが今思うと悪魔城としてはなかなか意表をつかれた感じがした。その次くらいのステージから街を抜けてお城に入っていくのでその辺でやっと「あーそうそうこの手のゲームこんな雰囲気だよね」と馴染んでくる感じ。
別のエリアに入った時に挿入される、ステンドグラスを割るような演出と効果音も印象的で、全体的に曲の頭に意識を向けるのに一役買っているような気がする。

個人的な話ですが、最近のメトロイドヴァニア触れたい欲の起点がたまたま手に取ったこのゲームだったりするので、実家のような不思議な思い入れのある曲だったりします。
コンシューマー版も含めて、公式でランダマイザーモードが備わっている珍しいゲームでもあり一時期よくやっていました。シード値を引き直すたび最初に流れるこの曲を堪能していて、そういう意味でも思い出深い曲。

またスピンオフ作品のカースオブザムーン(こちらはステージクリア型)でも流れる場面があり、見た目はドットに変わってもゲームの側から「おかえり」と言ってもらえるような安堵感があり、一層記憶に残る曲となりました。


ホロウナイトといい大神といいこいつといい、続編を遊ぶのが楽しみすぎるぜ



・・・嫌いな言葉は可処分時間です。。。


↓前回


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