第一印象の心理学ー歯医者で実感した“初頭効果”
今回は、コミュニケーションの応援団アールです。
今日は第一印象がもたらす大きなメリットである、“初頭効果”について、歯医者さんでの私の実体験でお話しします。
人の評価とアールの評価のちがい
今通っている歯医者さんの先生は、見た目はEXILEメンバーのような少しコワモテな雰囲気の先生。
助手さんへの指示もドスが効いた低い声で、「◯◯持ってきて」と、ちょっとぶっきらぼうな口調。
でも私と話す時は、「アールさぁん、痛かったら教えてくださいねー」と猫撫で声で話してくれます。
この話を人にすると、「そんな二面性ある感じ嫌だね」と言われます。
でも私の印象は真反対。
「本当はぶっきらぼうなタイプなのに、患者さんのためにわざわざそんな声を出している!プロ意識がある!」と思いました。
さらに、治療中に時折、タバコの匂いを感じることもあります。
「そんなの嫌だよね」と人から言われることがありますが、
私は、「お口ケアに完璧主義じゃなさそうで、こちらも気がラク!」と受け止めました。
なぜ私は他の人から見たらマイナスに見えることを、全部良いものとして受け取っていたのでしょうか。
なぜこうも“よい方へ”受け取れたのか?
なぜかというと、私はこの先生の最初の印象が非常に良かったため、好印象フィルターのメガネをかけて先生を見ていたからです。
この先生のところへ来る前、私は2つの歯科医院で不信感があり歯医者ジプシー状態でした。
この歯科医院にも他に通院しながら、不安に駆られセカンドオピニオンとして来院しました。
その状態の私に対して、先生は私が欲しい説明をしっかりと伝えてくれ頼もしさを感じました。
この“最初の寄り添い”が、私にとっての好印象の決定打で、先生への好印象フィルターのメガネが作られた瞬間でした。
そのフィルターのおかげで、全て肯定的に感じられたのです。
第一印象がもたらす人の心理
これは心理学でいう初頭効果です。
初頭効果(しょとうこうか)とは、人が最初に受けた情報に強く影響を受け、その後の評価を強く左右する現象のことです。
最初に好印象を抱いたことで、その後に見える特徴はすべて肯定的に受け取るフィルターに変わります。
その逆もあり、最初に印象が悪ければ、全て疑いの目で見てしまう・・・
最初の印象はあなどれないものです。
初対面だけではない?毎日にアレンジ
初頭効果のアレンジとして、初対面の第一印象だけではなく、私は毎日の中でも最初の印象の影響ってあると思います。
例えば、朝、職場に出勤したとき、「おはようございます!」と上司に挨拶したとき、上司が「ああ…おはよ…」と目も合わさず、ぶっきらぼうに返答したら
「あれ?今日部長、機嫌悪いんだな…あんまり話しかけないでおこう…」と思って、報告や相談が減ってしまうーそんなケースは様々な現場でよく見かけます。
第一印象はもちろん、毎日会う職場のコミュニケーションでも、最初にどう寄り添い、どう向き合うかは、その後の関係性を大きく左右します。
はじまりって大切ですよね。
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