公認心理師試験オリジナル問題集1日5問対策❗️【2日目】
第2セット(問6〜10)
分野:心理学研究法/発達/精神疾患/福祉・制度/事例(医療)

問6【心理学研究法・統計】一般問題
統計的仮説検定に関する記述として、正しいものを1つ選べ。
① 有意水準5%で検定した結果、p=0.03であった。この場合、帰無仮説が真である確率は3%である。
② 第一種の過誤(α誤り)とは、対立仮説が真であるのに帰無仮説を採択してしまう誤りである。
③ サンプルサイズを大きくすると、効果量が小さくても統計的有意差が得られやすくなる。
④ 両側検定よりも片側検定の方が、帰無仮説を棄却しにくい。
⑤ メタ分析とは、単一の研究における複数の下位群を統合して効果を推定する手法である。
問7【発達心理学】一般問題
Vygotsky(ヴィゴツキー)の発達理論に含まれる概念として、正しいものを1つ選べ。
① 発達の最近接領域(ZPD)とは、子どもが完全に独力で達成できる課題水準の範囲を指す。
② 内言は外言から発達するものであり、思考の言語化が進むにつれて内言が形成される。
③ Vygotskyは認知発達が社会的・文化的文脈の中で生じると考え、他者との相互作用を発達の原動力とした。
④ スキャフォールディング(足場かけ)はVygotsky自身が提唱した概念であり、成人が子どもに直接答えを教えることを指す。
⑤ Vygotskyの理論はPiagetの構成主義と同一であり、子どもは独自の探索を通じてのみ発達するとした。
問8【精神疾患の診断・症状】一般問題
双極性障害について、適切なものを1つ選べ。
① 双極Ⅱ型障害では、軽躁エピソードではなく完全な躁エピソードが特徴である。
② 双極性障害の生涯有病率は単極性うつ病よりも高く、自殺のリスクは同等である。
③ うつ病相に対して抗うつ薬を単独で使用すると、躁転や急速交代化を引き起こすリスクがある。
④ 双極性障害の薬物療法では、選択的セロトニン再取り込み阻害薬(SSRI)が第一選択薬である。
⑤ 双極性障害は遺伝的要因の関与が乏しく、主にストレスライフイベントによって発症する。
問9【社会福祉・制度】一般問題
介護保険制度について、正しいものを1つ選べ。
① 介護保険の保険者は都道府県であり、保険料の徴収も都道府県が行う。
② 第一号被保険者は65歳以上であり、要介護状態になった原因にかかわらず給付を受けられる。
③ 要介護認定は主治医意見書のみをもとに都道府県が決定する。
④ 居宅介護支援事業者(ケアマネジャー)は、介護サービス計画(ケアプラン)を利用者に代わって自動的に選択・決定する。
⑤ 介護老人福祉施設(特別養護老人ホーム)への入所は要支援2以上であれば申し込むことができる。
問10【事例問題・医療場面】
62歳の女性A。乳がんの手術後、化学療法を受けながら総合病院に通院している。担当医から「治療効果が不十分で、今後は緩和ケアへの移行を検討したい」と説明を受けた翌週、Aは「なぜ私ばかりこんな目に遭うのか。神様を恨んでいる。夫や子どもたちには心配をかけたくないが、誰とも話せない」と涙ながらに公認心理師Bに話した。Aには希死念慮はない。
このときのBのAへの対応として、最も適切なものを1つ選べ。
① 「神様を恨むのは自然な感情です。信仰生活を再開されると気持ちが楽になりますよ」と助言する。
② Aの怒りと孤独感を受け止め、「誰にも話せない思いをここで話してくださったのですね」と応答する。
③ 「緩和ケアへの移行はまだ先のことなので、今は治療に集中しましょう」と現状を肯定する。
④ 担当医の説明内容が不十分と判断し、Bが代わりに治療の見通しについて詳しく説明する。
⑤ 家族への相談を促すために、Aの了解なく夫に連絡し面談を設定する。
【解答・解説❗️】

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