VS. OPENING EXHIBITION
梅田にできた新しい舞台装置
JR大阪駅北側に位置するうめきた「グラングリーン大阪」内にて、2024年9月6日に新たなクリエイティブスペース「VS.」がオープンした。当施設は安藤忠雄が設計監修をしており、様々な用途に対応できる複数のスタジオ、輝度の異なるプロジェクターや充実した音響設備等の感覚を刺激する出力装置も兼ね備えている。有名な建築物は安藤忠雄が携わっていることが多いが、私自身彼についてあまりにも知識が乏しい。インスタレーション作品が好きな自分にとって建築物について知識を身につけることは大切なのかもしれない。勉強しなきゃだ。
当記事ではそんな VS.のオープンを記念して2024年10月14日まで開催されていた「VS.OPENING EXHIBITION Continuum Resonance 連続する共鳴」について紹介したいと思う。当展示は、Perfumeのライブ演出等を手掛けている真鍋大度新作個展でもあり、音と光をテーマに体験型の展示であることを事前知識として備えていたため、期待値は非常に高かった。
それぞれに特徴を持つ4つの展示
いざ現地へ。当日は大学の友人が同行してくれた。大学が大阪だから梅田ダンジョンもある程度は慣れてきたはず…(?)(地下鉄、特に谷町線の乗り換えは未だに迷子になるしホワイティうめだ等の地下施設に関しては本当に毎回迷子になる。上階から全体の景色が見れて方角が明確にわかるJRの連絡橋口駅は恩恵がありすぎる。)
最近西口も新設されたしKITTEとかバルチカ03できたし梅田ダンジョンの新マップアプデに追いつけていない。

こう見ると大阪駅って本当に広いな
そうこうしているうちに友人と合流。連絡橋口からグランフロント大阪へ向かう方角に、グランフロント手前で階段を降りてしばらく向かうとうめきた広場に到着。

着いてすぐ、ぱっと見の感想、
いつの間にこんなんできてたん??
梅田から中崎町・天満、心斎橋まで散歩することは多かったが北側(特に福島方面)に関しては当時全く足を踏み入れていなかった。だって大規模な工事してたし行きたいカフェがそっち方面見つかってなかったもん…


Work1 PolyNodes Installation Debug Views
受付も済ませていざ本題へ。最初の作品は参加者の座標やポリゴン描画されたVS.の全体像等がリアルタイムに映り変わり、タイトル通りデバッグ画面を参加者が動かしているような感覚になった。


ドリーやパンなどのカメラワークをポリゴン上に反映させて別視点から見ることができたのも見ていて飽きがなかった。あと座標が数値として視覚化されているの個人的に好きなんよな、MVでこういう表現があるだけでプラス補正かかるくらいには。
Work2 PolyNodes Visualization
個人的に一番楽しみだったのがこれ、光と音の表現がバランス良いながらも一番鋭く表現されたいたのはこれだったと思う。
スクリーンの赤色部分は来客のリアルタイムの座標でそれと縦横無尽に飛び交う光の玉が交差したタイミングでキック音が出るというシステムのようだった。部屋の中に人が多ければ多いほど音楽も視覚表現も激しくなるというわけだ。
こういうインタラクションを持たせた音楽作品ってリズムが一定じゃないけど、変拍子曲大好きな自分にとってはかなり刺さった。


Work3 PolyNodes Augmentation
この作品はシステムを理解するのに時間を要してしまった。それもそのはず、壁には幾何学模様が終始投影されているのみであり、それ故に対話性とは…?と混乱していたからだ。部屋の中央にモニターが設置されており、部屋のやや全体像が投影されていた。このモニター上で来客を検知して周囲に直方体のポリゴンを随時描画しているという作品であり、仮想世界味が強かったWork1を解像度高くしてより現実世界と融合させたようなイメージを感じた、こっちもこっちでよき。


Work4 Synthesis of Body-Space-Music [身体・空間・音楽の融合]
インスタとかTikTokでめっちゃ回ってきたやつ。巨大な部屋に事前に作成されたローポリダンサーの映像を投影して、一部分は足元にも投影してアートを体験してくださいね、という感じだった。足元に映像流すのがチームラボ感あって見ていて楽しかった(語彙力)(チームラボ行ったことない)
私自身は足元まで投影されているスペースは踏み入れなかった(確か靴脱がなあかんかったし、人多くてごちゃごちゃしてたから後ろから全体像見たかったため)が、座って視聴している先客たちの視線から前側の迫力も相当凄かったんだろうな。



何気にこの作品も天井のビジュアルを映像内に映し込んでいるシーンがあって部屋を拡張したように見せているな、見返してから気付いた。
総評
一言で表すと、めっっっっちゃよかった。
オープニングエキシビジョンということもあって入場料自体は無料だった。マジでこれ無料は頭おかしい、金払わせてくれほんまに。ただ、無料ということもあってチケット取る時に1時間単位で時間指定がされていたため、じっくり見れなかったのがやや残念なところ。金払って延長できるとかあったら余裕で長居してた。
部屋それぞれに様々なセンサーが設置されていて、多方面でインタラクションを体験できた機会だった。個人的に幾何学模様とかローポリアート好きだし、視覚と聴覚、フィジカルの体験を作品にすっぽり落とし込めているように感じられた。(データ量の関係で動かしやすいからこういう系統が作品として使われがちってのもあるだろう。)それ単体ではシンプルなのにめっちゃモダンな視覚表現ができるから結局のところ好きです、僕は。
関西、しかも大阪梅田にこんな良い施設作ってくれたの感謝でしかないです。携わった方々ありがとうございます…

インスタの投稿も貼っときます。noteの仕様上、貼れない動画もこっちではあげてるのでぜひ。
