たのしいぞ郷土資料館(番外編)田沢湖①「思い出の潟分校」
郷土資料館をめぐる3泊4日の旅-2日目
3泊4日のすべてを郷土資料館に捧げる自信がまだなくて、この旅のハイライトは秋田駒ケ岳を歩くつもりでした。
やらかしまして。
駒ケ岳へは行けず急遽予定を変更して2日目は田沢湖を歩きました。

秋田駒ケ岳へ意気揚々と出発


駒ケ岳八合目まで行くバス「駒ケ岳線」を待つ
バス停の時刻表をぼんやり眺めていると、英語で土日祝日運行だぞ!と書いてある。えー?まさか?いやいや気のせい気のせい。そんなはずはない。6時33分のバスは来ないけれど遅れているに違いない。ほら!バス来たし!
(これぞまさに正常性バイアス)
乗車してすぐ運転手さんが顔で声をかけてくださった。
- ひょっとして山、行こうとしてますか?
- 行かないですよこのバスは
え?
- ってか土日祝日しか運行してないです
えっ?
- 今日は木曜日なので駒ケ岳に行くバスは運行していません
あ・・・・
- どうしますか?降りますか?
えと。とりあえず田沢湖まで行ってみます・・・
運転手さん愚かなわたしに気づいてくれてありがとう(なみだ)

自作の旅程にも答えが書いてあった
ずっと書いてあったのだ
馬鹿なの?

急遽本日の旅程の組みなおし。現在午前7時、温泉宿のチェックインまでの7時間、田沢湖でどう過ごすか。

田沢湖は1周・約20km、南岸を10kmほど歩いて「田沢湖クニマス未来館」と「思い出の潟分校」というのを訪問し「たつこ像」とやらが居る潟尻まで。そこから遊覧船でスタート地点の田沢湖レストハウスへ戻ってくることにした。なんだかそれらしいプランが立ってしまった。遊覧船ですってよ!ナイスよ!

問題はクマ
「農作業中の市民Aさんが熊に襲われた」
→これは不慮の事故
「田沢湖をハイキング中のnuimoguさんが熊に襲われた」
→こちらは炎上案件である
世間様に迷惑をかけてはならない。クマだけは絶対に回避せねばならない。絶対にだ。

気紛れでしかないが熊鈴をブン回し、野生の気配を探るためお耳はダンボ。景色の開けた湖側かクマが特攻してこなさそうな崖側を選んで歩く。そしてあとは神頼み遭わないことを祈るのみだ。こんなに緊張して歩いたことってない。自分の足音にすらビビり散らかした。


最初の訪問地「思い出の潟分校」の案内板が見えてきた。

どこからクマが飛び出してくるかとドキドキしている

施設概要
・施設名称 思い出の潟分校
・営業時間 9時~16時
・入館料 500円
2館共通券(思い出の潟分校・田沢湖クニマス未来館)800円
・休館日 火曜日
・写真撮影 OK
昭和49年に廃校となった生保内小学校潟分校が地元の有志の手による修復などを経て現在に至っている。

わたしが通った中学校は古い木造校舎で実際にこんな感じ。

近隣の小学校の遠足ではここでお弁当を食べたりするみたい
ワックスの沁み込んだ床はこんな風に鏡のように光っていて窓のサッシは木製で開閉の度にガタガタ音を立てた。


うわぁあ!嫌な記憶が蘇ってきたぞ!!
「コレなぁに?」
廊下にあったスイッチを興味本位に触ったのが職員室ブレーカーで電源が落ち、作成中の期末テストのデータを軒並み飛とばした。あんな気軽な場所にブレーカーがあるのがわるいと今でも思っている。反省はしていない。

こんな職員室を見ると
あの日の先生の悲鳴をおもいだす・・・


教室の本棚には寄付の本が並んでいる。絵本を引っ張り出して席について読んだりして、しばらくまったり過ごした。予定外の訪問だったが「思い出の潟分校」は静かで懐かしくて素敵な場所だった。

職員さんとの会話
- 歩いてきたの?
はい
- 田沢湖一周するの?
クマが怖いんで、たつこ像まで行って遊覧船?で戻ろうかと~
- あ~なるほどね
やっぱクマ出るんすかね?
- うん!去年はここを出たところで3回出たよ!
- 今年はまだ出てないから看板は出してないんだよね~!
出る。クマは出る。すぐそこで出る。
わたしの田沢湖ウォーク、後半につづく・・・
