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CIAは“神”を殺そうとしたのか?遠隔透視で火星の太古を調査した『スターゲイト計画』の狂気

もし、アメリカ政府が、超能力者を使って火星の過去を覗き見ていたとしたら?
そして、そこで発見したのが、滅びゆく巨人たちの文明と、彼らが宇宙船で脱出する姿だったとしたら…?

これは、SF映画の脚本ではありません。
1995年にアメリカ政府によって公式に存在が認められ、数万ページに及ぶ機密文書が公開された、CIAの極秘超能力研究プロジェクト。

その名も「スターゲイト・プロジェクト」。
その記録の中に、信じがたいほど奇妙で、私たちの宇宙観を根底から覆しかねない、一つのセッション記録が眠っていました。


こんにちは、文翔です。

国家と陰謀、超能力と宇宙。
まるでフィクションの要素をすべて詰め込んだようなこの計画の存在を知ったとき、私は強い衝撃と共に、深い好奇心を覚えました。

今回は、CIAが公式に認めたこの「狂気」の計画、その中でも最も謎に満ちた「火星遠隔透視」の記録を、時系列で丹念に追っていきましょう。
これは、冷戦という時代が生んだ、人間の知的好奇心の果てしない暴走の物語です。

ClA本部口ビーの「星の壁」
出典:Wikimedia Commons (CIA提供,Public Domain)

第一章:冷戦が生んだ「超能力スパイ」

物語の始まりは、1970年代初頭。
米ソ冷戦が、世界を核戦争の恐怖で覆っていた時代です。
CIAは、ソ連に関する不穏な噂を耳にします。
「KGBが、超能力(サイキック)を軍事転用し、スパイ活動や兵器開発に応用しようとしている」

KGB (旧ソ連国家保安委員会:)
出典: Wikimedia Commons 

テレパシーで思考を盗む。
遠隔透視(リモート・ビューイング)で、アメリカ国内の核ミサイルサイロの位置を探る。
サイコキネシスで、ミサイルの電子回路を破壊する。

にわかには信じがたい情報でした。
しかし、「万が一、ソ連が成功すれば、アメリカの安全保障は根底から覆される」。
この恐怖と焦りが、CIAを前代未聞のプロジェクトへと駆り立てます。

「我々も、超能力スパイ部隊を創設するしかない」

こうして、スタンフォード研究所(SRI)という民間の研究機関を隠れ蓑に、極秘プロジェクトがスタートしました。

スタンフォード研究所
スターゲイト計画の研究拠点SRI (メンローパーク)の 外観。
出典:Wikimedia Commons(CC BY-SA)

後に「スターゲイト・計画」と呼ばれることになる、この壮大な実験の目的はただ一つ。人間の意識を物理的な制約から解き放ち、時間と空間を超えた「究極の諜報ツール」として完成させることでした。

プロジェクトには、物理学者のラッセル・ターグやハロルド・パソフといった一流の科学者が参加。
そして、インゴ・スワンやパット・プライスといった、驚異的な能力を持つとされる民間人がリクルートされました。

ラッセル・ターグ
SRIでRV研究に関与した物理学者。
出典: Wikimedia Commons (CC BY-SA)
インゴ・スワン
アメリカ合衆国の芸術家、作家。コロラド州テ ルライド出身。遠隔透視能力と予知能力を持つ超能力者とされる。 遠隔透視の原語である「リモート・ビューイング」の名づけ親でも あり、リモート・ビューイングの父とも呼ばれる。出典 wikipedia

彼ら「遠隔透視者(リモート・ビューアー)」は、厳格なプロトコルの下で訓練を受けます。
ターゲットは、緯度と経度などの座標、あるいは暗号化されたコードのみ。

透視者は、ターゲットに関する事前情報を一切与えられない「二重盲検法」の状態で、心に浮かんだイメージや感覚をスケッチし、言語化していきます。

二重盲検法イメージ

驚くべきことに、彼らはソ連の秘密基地の様子や、墜落した爆撃機の位置などを、驚異的な正確さで描写してみせたのです。

プロジェクトは成功を収め、CIAだけでなく、陸軍や国防情報局(DIA)をも巻き込む、国家的な一大プロジェクトへと発展していきました。

米国防情報局(DIA) エンブレム
DIAの公式紋章。
出典: Wikimedia Commons (Public Domain)

第二章:狂気のミッション「火星のピラミッドを透視せよ」

プロジェクトが軌道に乗り、その能力に自信を深めていた1984年。
ある日、陸軍からスターゲイト部隊へ、前代未聞のミッションが下されます。
それは、もはや諜報活動の域を完全に逸脱した、狂気とも言える任務でした。

モニター(実験の進行役)であるロバート・モンローは、一人の遠隔透視者を前に、一枚のカードを裏返しました。

ロバート·モンロー
アメリカ合衆国の超心理学者。体外離脱の体 験者。科学的側面と体験による裏付けを基とした体外離脱体験の研究者。モンロー研究所の創設者。
出典 wikipedia

そこに書かれていたのは、地球上のものではありませんでした。

ターゲット:火星
指定座標:北緯40.89度、西経9.55度
指定時間:紀元前100万年

この座標は、1976年にNASAの探査機バイキング1号が撮影し、物議を醸した「人面岩(フェイス・オン・マーズ)」や、「ピラミッド」のように見える構造物が存在するシドニア地域を指していました。

「火星の人面岩」
シドニア地域で“顔”に見えた台地。歴史的に議論を呼ぶ。
出典: Wikimedia Commons (NASA/JPL, Public Domain)

そして、透視者に選ばれたのは、ジョゼフ・マクモニーグル。

ジョゼフ・マクモニーグル
元陸軍諜報局に務めていた情報官。スタンフォード研究所に配属され、米軍のための遠隔透視のプログラムに従事。フロリダ州マイアミ出身。愛称はジョー。日本での通称はマクモニーグルになっているが、マクモナゴが英語の原音により忠実な日本語表記である。

陸軍に所属し、「001号」のコードネームで呼ばれた、スターゲイト計画最高のエースでした。

彼は、ターゲットが火星であることも、時代設定も知らされません。
ただ、封筒に入った座標だけを渡され、いつものように精神を集中させ、意識の旅を始めました。

セッションが始まってすぐ、マクモニーグルの口から、不可解な言葉が漏れ始めます。

「…ピラミッドのようなものが見える。巨大だ」
「…滑らかな表面を持つ、何か…壁のような…石造りの建造物だ」

モニターは冷静に尋ねます。
「周囲の様子は?」

「…ひどい嵐だ。まるで巨大な砂嵐…地質学的な大災害が起きているようだ」
「空の色がおかしい。黄色っぽい…」

彼は、明らかに地球上ではない、荒涼とした風景を描写していました。
モニターは、核心に迫る質問を投げかけます。
「その場所に、生命体はいるか?」

マクモニーグルの声のトーンが変わりました。
興奮と、どこか悲しみが入り混じったような声で、彼は語り始めます。

「…いる。とても背の高い、痩せた人々だ」
「彼らは…何かを待っている。必死に…」
「彼らは古代の種族だ。死にかけている。文明が終わろうとしている」

彼は、滅びゆく文明の最後の瞬間を、時空を超えて目撃しているかのようでした。
そして、彼はさらに衝撃的な光景を語り始めます。

「彼らは、巨大な船に乗って、どこかへ避難しようとしている!」
「嵐がひどすぎて、うまく離陸できない船もある…」
「彼らは、我々を探している。我々…つまり、別の時代、別の場所に生きる、生き残りを探しているんだ…」

このセッション記録は、CIAの公文書「CIA-RDP96-00788R001900760001-9」として、今も誰でも閲覧することができます。

そこには、マクモニーグルが描いたピラミッドや宇宙船のスケッチ、そして彼の言葉が一言一句、生々しく記録されています。


第三章:国家が追い求めた「宇宙の真実」

この火星遠隔透視は、一体何を意味するのでしょうか。

単に、エース透視者が見た壮大な幻覚だったのでしょうか。

それとも、アメリカ政府は、我々の知らない「宇宙の真実」に、どこまで迫っていたのでしょうか。

この一件を、単なるオカルト話として片付けることはできません。

なぜなら、これはCIAという国家の情報機関が、税金を投入し、厳格な科学的プロトコルの下で、真剣に行った実験の「公式記録」だからです。

彼らは、なぜ火星の過去を覗き見ようとしたのか。
いくつかの仮説が考えられます。

  1. ソ連への対抗説:ソ連も同様の超能力研究で、地球外生命体とのコンタクトを試みているという情報を掴み、その先を越そうとした。

  2. NASAの情報検証説:NASAが掴んでいた、公にできない何らかの情報を、別ルート(超能力)で裏付けようとした。

  3. 純粋な知的好奇心説:スターゲイト計画の能力に絶対的な自信を持った軍やCIAが、その能力の限界を試すため、究極のターゲットとして「宇宙の起源」や「地球外文明」を選んだ。

おそらく、これらの要因が複雑に絡み合っていたのでしょう。

冷戦という異常な状況は、人々の猜疑心と好奇心を極限まで増幅させました。

「神の領域」とされてきた宇宙の真実や生命の起源すらも、諜報活動のターゲットとなり得たのです。

スターゲイト計画は、最終的に「費用対効果が低い」「結果に一貫性がない」という理由で、1995年に公式に終了しました。

20年以上にわたる壮大な実験は、静かに幕を下ろしたのです。

しかし、本当にすべてが終わったのでしょうか。
公開されたのは、数万ページに及ぶ文書の一部に過ぎないと言われています。

この計画で得られた知見や技術は、今もどこかで、さらに秘密のプロジェクトとして引き継がれているのではないか。

そんな憶測は、今も後を絶ちません。


エピローグ:パンドラの箱は開かれたまま

スターゲイト計画が私たちに突きつけたのは、人間の「知りたい」という欲望の、底知れぬ深さです。

私たちは、目に見える世界だけでは満足できず、その向こう側にある真実を、常に追い求めてきました。

科学、宗教、そして時には「超能力」という禁断の扉にさえ、手をかけてしまうのです。

CIAは、スターゲイト計画というパンドラの箱を開けました。

そこから飛び出したのが、本物の超能力だったのか、それとも人間の願望が見せた壮大な幻だったのか、今となっては誰にも分かりません。

しかし、一つだけ確かなことがあります。

それは、国家という巨大な組織が、公然と「神の領域」に踏み込み、「宇宙の真実」を暴こうとしたという、揺るがしがたい事実です。

マクモニーグルが見た、100万年前の火星の光景。

滅びゆく巨人たちと、宇宙へ旅立つ船。

それが真実であれ、幻であれ、その記録がアメリカの公文書として存在しているという事実そのものが、私たちの常識を静かに、しかし確実に侵食していきます。

私たちは、本当にこの宇宙で、孤独な存在なのでしょうか。

スターゲイト計画が開けたパンドラの箱は、まだ閉じられていないのかもしれません。


今日からできる3つの行動

  1. CIAの電子閲覧室(FOIA Electronic Reading Room)にアクセスし、「Stargate Project」と検索してみる。

  2. NASAが公開している火星の画像アーカイブから、「シドニア地域」を探し、自分の目で「人面岩」や「ピラミッド」を確認してみる。

  3. 夜空の火星を見上げ、100万年前にそこで起きたかもしれない出来事に、思いを馳せてみる。


出典

  • CIA FOIA Electronic Reading Room (文書番号: CIA-RDP96-00788R001900760001-9 他)

  • ジム・シュナーベル著『リモート・ビューアー―CIAがスパイに使った「驚異の透視術」』

  • ジョゼフ・マクモニーグル著『遠隔透視の全貌』

  • スターゲイト計画に関する各種ドキュメンタリー番組


最後までお読みいただき、本当にありがとうございました。
この記事が、あなたの知的好奇心を刺激し、世界の「裏側」に目を向けるきっかけとなれば幸いです。

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あなたはこの、国家ぐるみの超能力研究という事実を、どう思いますか?ぜひコメントであなたの考えを聞かせてください。


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