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死んだ命は、これからも生き続ける。


蟻が、
自分の体より三倍ほど大きな虫を運んでいた。

「食べ物を運ぶ蟻なんて、
いつぶりに見ただろう。」


ああ。

わたし、今

余裕があるんだ。


あの頃のわたしは、
地面に目を向けることができなかった。

視線は、遠くのゴールだけを追い
立ち止まることを忘れ
走ることばかりを考えていた

そうしていないと、
もう頑張れない気がした。


でも今日は、

アスファルトの上の、
命だった形が

ゆら、ゆらと、

動いている事に気づけた。

命を終えてもなお、誰かを生かし続ける。

その形は動き、蟻の養分となり、

別の命を生かし、生き続ける。


世界を見渡す余裕が、
少しだけ、戻ってきた。

蟻は、
自分よりずっと大きなものを運び続ける

その姿を見届けながら、
わたしも、少しだけ思うのです。

急がなくてもいい。

ゴールのみを見続けなくていい。

その道の途中で、
足元の、小さな出来事に目を向けてもいい。

前へ進むことさえ忘れなければ

歩く速さはきっと、問題じゃない。

最後まで読んでくださり、ありがとうございます。

小さな出来事で
自分の現状を教えてくれる。

そんな景色側からの、
わたしへのメッセージだと思っています。


こんな文章を綴る。わたしだからこそ、
誰かの綴る言葉に、すごく興味を持ってしまいます。

わたしは、変態でしょうか。

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