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【心の学び舎】“知らない”と言える力(2)~ステージアップ~

ごあいさつ

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これまでのお話

家族の会話(S:長女 T:私)

(前話の続き)
T だから、その感じはパパも分かるの。いろんな先生と話していると、「あ、この方はあまり体験をされてないな….」ということが、話ぶりから分かることがあるんだよ。

S こわい(笑)

T いや、普通にあるんだよね(笑) 決めつけているというか、「これはこうです!」って言われるんだけど、話が薄っぺらい。根拠もなく自分の感情のまま話されている。ーーまだこの方は経験が浅いんだろうなってことがわかるんだよ。

でもパパは、話を聞くだけなら、そこでは「実はこうなんですよね」とか「違いますよ」といった、その人を否定するような返しはしないんだよね。

ただ、パパに意見を求められたのなら、自分の意見は言うよ。「私は違う」のならそこはきちんとね。

人により考えや経験が違うからね。
でも、そのときの言い方に工夫はいるんだけどね。

S 私も気をつけないと…(^_^;)

T だからパパも、年齢を重ねてきたこともあるけど、ずっと教育の世界にいると、若い先生方のエネルギーはすごく感じるの。それはとてもいいんだよ。

でも、経験があまりないまま決めつけたり、生徒をよく見てなかったりしていることも、話の仕方で分かるんだよね。

S うん。

T だから、Sがその分野のベテランの先生と話すときなんかは、「学ぶ姿勢」を持つというか、「自分は1回しか経験していないんです」って言えたほうが、気持ちも楽になると思うよ。

S 確かに。

T 「まだ1回しか経験がないんです」って言われたら、相手も「そうなんだね」って思う。

でも、「その1回でこういうことに気づいたんです」って言えたら、相手は「じゃあ次はこうしてみたら?」って言えるようになるの。

だけど、「知ってます、知ってます」みたいな感じで話されると、相手は「中身が薄いな」と思いながらも、「この子に何言っても伝わらないだろうな」と感じて、それ以上言いたくなくなる。

だから、自分の経験値をさりげなく出せるっていうのは、とても大事なことだと思うよ。

(続く)
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