娘に「ちがう!」と言われた日。髪を切って気づいた働き方の自由
みなさん、自分が髪の毛を切ったときの子どもたちの反応ってどうですか?
ママ髪の毛切ってる!
髪型変わってる!
先日、胸の下あたりまであった長い髪を、顎下3センチくらいまでばっさり切ったんですよ。

ずっとロングだったから気分転換のつもり。
自分では「ちょっとイメチェン」くらいの気持ちで、子どもたちの反応も楽しみにしてました。
でも、家に帰って発達っ子の娘に会った瞬間
「ちがう!!!!」
と、泣きそうな声で言われました。
驚いたような混乱したような。少し怒っているようにも見える。
その反応を見た瞬間「あ、娘にとって『当たり前のママ』が崩れたんだ」と気づきました。
娘は特別支援学校の1年生。
自閉症・中度知的障害(正確な診断はまだ待ち)
最近ちょっとずつコミュニケーションが取れてきた歌が大好きな女の子
自分の中で決まったルーティンがあって切り替えが苦手
娘にとってわたしの長い髪は安心の証だった
娘はこれまでずっと、寝るときにわたしの髪を巻き込んで眠っていました。
わたしの首に手を回して、腕枕というより髪枕に近い感じ。
わたしが髪を結んでいても、いつのまにかヘアゴムを外されていることもしょっちゅうあり、ちょっとした執着のようでした。
そんな娘にとって
髪の長いママ=いつものママ
その髪に触れること=落ち着く儀式
だったんですよね。
その当たり前がある日突然なくなった
いざ髪を切って帰ってくると、娘の手がわたしの肩あたりを探ります。
引っ張ろうとしても、巻き込もうとしても、なびくことすらしなくて娘はただ戸惑うばかり。
なんで?
どうして?
ママじゃない
そんな気持ちが混ざって、あの「ちがう!!」になったんだと思います。
説明してあげたいけど、理解力の乏しい娘に「髪の毛を切ってきた」なんて言っても当然伝わりませんでした。
変化は少しずつなじんでいく
次の日、娘は何も言わなくなりました。短い髪を触っても、とくに反応なし。
新しい髪のわたしが、娘のなかでゆっくりと「いつものママ」に変わっていったんだと思います。
娘に限らず、子どもでも大人でも、当たり前が崩れる瞬間は怖い。
でも、新しい当たり前はちゃんとつくられていくんだなと実感しました。
変化に戸惑うのは子どもも大人も同じ
ここからは、髪型ではなく働き方の話。
発達っ子を育てていると、このように感じるママたちは多いのではないでしょうか。
外で働くのが難しい
預け先の都合が読めない
環境の変化に子どもが敏感で無理ができない
逆に、すでに働いているママは「もっと子どものそばで働けたらいいのに」と、願う方もいるでしょう。
ただ、そこで立ち止まってしまう方もたくさんいるはずです。
今の働き方を変えるなんて無理
わたしには向いてない
できる人だけの話でしょ
あの日、娘が髪の変化に戸惑ったように、大人も今のかたちを変えるときは怖いんです。
今のかたちに固執しなくていい。働き方はもっと自由に選べる
今やフルタイムやパートタイムなど、出社して働くことが当たり前だった時代ではなくなりました。
在宅ワークでできることもたくさん増え、現在わたしもWebライターとして収入を得ています。
わたしがWebライターを始めたきっかけはこちら▼
自分で仕事を調整できるため、娘が登校をしぶっても送っていけるし、参観日や病院も迷惑かけずに行ける。
昔の当たり前にしがみついていたら、きっと今の働き方にはたどり着けていなかったと思います。
わたしが最初の一歩を踏み出したお話は以下の記事で紹介しています▼
こちらの記事9人の方にご購入いただきました!感謝!ほんとうにありがとうございます!!
読んでくださった方からはこんなコメントをいただいています。
対価ではない、達成感や得難い経験、「社会と繋がってる!」「仕事してる!!」って感覚になりますよね。
あの時の私がさえこさんの記事を読んでいたら、もうちょっと頑張れていたかも。昔の自分に教えたかった〜
変化は怖い…でも新しい自分はもっと生きやすいかもしれない
娘が言った「ちがう!」は、変化と向き合ったときの正直な反応でした。
でも、そのあと彼女はちゃんと適応して、新しいママを受け入れています。
働き方も同じ。
最初の一歩は怖いけれど、その先に得られるものはたくさんあります。
子どものそばで働けることかもしれないし、自分のペースで仕事ができる環境かもしれません。
もし、今「働き方を変えたいけど怖い」と感じているのなら、わたしはそっと背中を押したいです。
大人だって新しい働き方にちゃんとなじんでいけます。
