さがみはら宇宙博イベントレポート
2025年12月13日、相模原市主催のJAXA応援団結成記念イベント「さがみはら宇宙博~宇宙とつながる、未来を応援する~」が開催されました。
株式会社オハラはJAXA応援団登録企業としてブースを出展し、来場者の皆さまにオハラの宇宙・天文関連の採用実績を紹介しました。今回のnoteではイベントの様子をレポートしてお届けします。
さがみはら宇宙博とは

さがみはら宇宙博(以下、宇宙博)は、相模原市が「JAXA応援団」の結成記念として開催する「宇宙を身近に感じられるまち さがみはら」を体感できるイベントです。
JAXA応援団とは
相模原市にあるJAXA宇宙科学研究所がこれまで成功させてきた「はやぶさ」「はやぶさ2」「SLIM」といったプロジェクトは、私たちに多くの感動を与えてくれました。市民にとって大きな誇りであり、私たちに大きな感動や希望を与えてくれるJAXAをもっと応援していくため、「JAXAをもっと応援したい」という趣旨に賛同する登録企業・団体、個人が「JAXA応援団」として登録し、一体感を持って応援していく取り組みです。
宇宙博は、ほねごり杜のホールはしもとで行われたステージプログラム、多目的室・ミウィ橋本インナーガーデンで実施された体験エリアで構成されています。
ステージプログラムでは、本村賢太郎相模原市長とJAXA宇宙科学研究所の藤本正樹所長が登壇するJAXA応援宣言のほか、津田雄一副所長と宇宙タレント黒田有彩氏によるトークショー、宇宙飛行士・古川聡特別講演会などが開催されました。
体験エリアでは、宇宙飛行士訓練服での記念撮影やワークショップなど、子どもから大人まで楽しめる多様なコンテンツが展開されたほか、企業ブースでは相模原市を拠点に宇宙分野に貢献する企業の展示が行われました。
オハラはJAXA応援団登録企業として、企業ブースに出展。人工衛星や天体望遠鏡の目となるレンズや遠い宇宙の光を集めるための反射鏡用途など、最先端の宇宙研究に必要不可欠なガラスを提供してきたオハラ。宇宙・天文分野におけるオハラの実績や、人工衛星や大型望遠鏡でオハラのガラスがどのような働きをしているのかをご紹介しました。
宇宙博出展レポート
イベント当日、会場には相模原市内外の多くの方が来場され、JAXAを応援する皆さまの活気と熱気にあふれる1日となりました。体験エリアのひとつである多目的室では、相模原市・JAXA・企業ブースに加え、移動式プラネタリウムの体験も行われており、多くの人でにぎわっていました。

オハラブースでは、4枚の展示パネルと宇宙・天文分野で採用された光学ガラス・特殊ガラスのサンプルのほか、JAXA応援団の団員登録証やJAXAからいただいた表彰状などを展示しました。

宇宙・天文分野で採用された光学ガラスのサンプルは、手に取っていただくことはできませんが、ペーパーウェイトやルーペなどの加工品を触っていただけるコーナーをご用意しました。

(現在、一般販売はしておりません)
写真のペーパーウェイトやルーペは、アポロ11号やISS(国際宇宙ステーション)の日本実験棟「きぼう」に採用されたガラスと同種のガラス(環境対策をした後継品)を使用して作製しています。アポロ11号でオハラのガラスを通して月面を見た宇宙飛行士に想いを馳せながら、同じガラス製のルーペを覗いてみると、なんだかロマンを感じます。
そのほかにも、宇宙放射線にさらされている火星探査を支える耐放射線光学ガラスや、すばる望遠鏡に使用されている光学ガラス、TMT (Thirty Meter Telescope)に採用された極低膨張ガラスセラミックス「クリアセラム™-Z」などを展示しました。


オハラがビジネス関連以外の宇宙イベントに参加するのは今回が初めてとなりましたが、おかげさまで約150名の方にブースにお越しいただきました。

JAXA応援団の皆さまが興味をもったのはどんなガラス?
会場ではオハラの展示に関するアンケートを実施し、ご来場いただいた方に回答のご協力をいただきました。回答いただいた方には、光学ガラスの端材で作製したペーパーウェイトのノベルティをプレゼント。

それぞれ少しかたちが違います
JAXA応援団の皆さまが、どのような展示やガラスに興味をもったのか、アンケートの結果を一部抜粋してご紹介します。
①オハラブースで印象に残った展示は?

宇宙で使用されている光学ガラス・特殊ガラスを紹介する展示「宇宙で活躍するガラスってどんなガラス?」が最も多い結果となりました。次に、「光学ガラス・特殊ガラスの展示品」が続きました。
皆さまの身近にあるガラスですが、オハラのガラスは宇宙の様子を撮影するカメラや、遠い宇宙を観測するために光を集める反射望遠鏡に必要不可欠です。ガラスがなければ、最先端の宇宙開発はここまで進んでいなかったといっても過言ではありません。今回のイベントでは、宇宙・天文分野に貢献するオハラのガラスのことをお伝えすることができ、とても嬉しく思います。
②特に興味のあるガラス・好きなガラスは?

特に興味のあるガラス・好きなガラスは「『MMX』に使われた耐放射線光学ガラス」が1位、「『はやぶさ2』に使われた光学ガラスレンズ」が2位となりました。2026年度に火星衛星探査機打ち上げを控えている「MMX」は、イベント当日に「MMXの裏側-JAXA×NHK」トークイベントも同時開催されており、JAXA応援団の皆さまの注目度がうかがえます。また、相模原とJAXAと言えばやはり「はやぶさ」。「はやぶさ2」の分離カメラ「DCAM3」のレンズとして使用された光学ガラスも、JAXA応援団の皆さまの印象に残ったことが分かります。
3位・4位は日本が誇る「すばる望遠鏡」に搭載されたガラスでした。オハラでも最大規模の光学ガラスがすばる望遠鏡に搭載されており、最新の天文観測を陰ながら支えています。
アンケートでは、「宇宙で使われているガラスについて知ることができて楽しかったです。」「地元にこのような企業があることを知って嬉しく思いました。」といったコメントもお寄せいただきました。ご協力いただいた来場者の皆さま、誠にありがとうございました。
出展を終えて

先にもお伝えした通り、オハラとして一般の宇宙ファンの皆さまを対象としたイベントに参加するのは、今回が初めてとなります。光学ガラスや特殊ガラスの仕組みを説明するのは難しく、「どうしたら興味を持ってもらえるか?」「光学ガラス・特殊ガラスが宇宙・天文分野に貢献していることをどのように伝えるか?」を終始考えながらの準備・出展となりました。
イベント当日は大変緊張しましたが、JAXA応援団の皆さまにあたたかく迎えていただき、オハラのこと、宇宙のことを、皆さまに伝えるきっかけをつくれたのではないかと思います。
また、宇宙博当日は、相模原市で活躍する宇宙関連企業や情報発信を行うメディアの方など、さまざまな方と交流することができました。「宇宙を身近に感じられるまち さがみはら」を体現するイベントに参加できたことを実感しています。
オハラは今後も、相模原市を起点とした宇宙関連イベントに参加していく予定です。イベント出展時にはオハラのコーポレートサイトや公式Xにて告知しますので、ぜひ遊びにきてくださいね。
【オハラ公式アカウント】
オハラコーポレートサイト:https://www.ohara-inc.co.jp/
公式Xアカウント:https://x.com/OHARA_glass_PR
