結局、一番のセキュリティリスクは人間
こんにちは!記事を開いていただきありがとうございます!
今日は、タイトルにもある通り、「サイバー攻撃を受ける場合、一番脆弱なのは人間だよね」って話をしたいと思います。
セキュリティの話になると、「ハッカーがものすごい技術で侵入してくる」というイメージを持たれることが多いのかもしれませんが、実際は結構地味です。
現実のセキュリティ事故の多くは、こんな感じです。
・フィッシングメールに騙されて、偽URLをクリックしてログイン情報などを入力してしまい情報窃取。
・Webにある怪しいアプリを勝手にダウンロードしてしまい、ウィルス感染。
・社外秘のファイルをうっかり他社に送信してしまう。
共通して言えるのは、どれもヒューマンエラーが引き金になっています。
結局のところ、どれだけ技術を積み重ねても、一番の脆弱性は人間なんです。
人を騙すことが手取り早い
仮に、私が攻撃者だったら、セキュリティ製品の弱点を突くよりも、人を騙した方が手取り早いと考えます。
なぜなら、セキュリティ製品に比べると、人間は行動が乱数なので。
例えば、平常時であればスルーできたフィッシングメールに、「重要」や「緊急」などの煽り文句があれば反応しちゃうことがある。
普段ならメールの内容を見直すはずなのに、疲れていたらそのまま送っちゃうことがある。
注意力や判断力、警戒心といったものは、日によって変わりますし、環境や状況によって大きくブレてしまいます。
さらには、注意力の高い人や、そうでない人もいるので、人としての個体差があります。
わかる通り、(セキュリティ製品と比べ)人間はすごく再現性がない存在なんです。
ミスが起きるとよく目にする
「気をつける」
「ダブルチェックする」
「セキュリティ教育を受講する」
と見るたびに、「効果ないんだろうな」と残念な気持ちになります。
もちろん、教育や注意喚起が無意味だとは思っていません。
でも、「人間が間違えないようにする」を前提にする対策には限界があります。
注意しろと言われても、集中力が切れる瞬間は誰にでもあるし、どれだけ訓練しても、ヒューマンエラーはゼロにはなりません。
なので、私は人を一切信用しません。人がミスをしても良いような仕組みをつくるべきだと考えます。
これは、保険に近い発想です。
ミスが起きることを前提にして、ミスしても被害が起きない構造を用意します。
簡単なところで言うとこんな感じです。
メールアドレスで振り分け設定を使用し、正規のメールかどうかを視覚的に判断できるようにする。
うっかり詐欺サイトにIDとパスワードを入力してしまっても、二要素認証を設定しておき、不正ログインできないようにする。
私は私の「気をつけるスキル」を一切信用していません。
こうした工夫があるだけで、うっかりが事故につながる可能性は大きく減ります。
ハウツー的な感じですが、どんな環境を用意すればミスをしても大丈夫か?と考えることが大事なんじゃないかなと思います。
まとめ!
セキュリティって、強固な壁を築くことのように思われがちですが、本当に大切なのは「ブレやすい人間の行動」を受け止めるためにどう設計するかってことだと思います。
人を責めるのではなく、人はミスをするものだと理解する。
人の弱さを受け入れることが、実は一番強いセキュリティなんじゃないかなと私は思っています。
▶︎ 他の記事もぜひ読んでみてください
いいなと思ったら応援しよう!
ありがとうございます!いただいたチップはクリエイターとしての活動費に使わせていただきます!