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【静岡】地元自慢!泊まれる純喫茶で愛おしい日常を「ヒトヤ堂」

私も家族も静岡市出身。

静岡と聞くと「ハンバーグのさわやか」や「さくらももこさん」「お茶」などが挙がりますが、地元・静岡市で、私が紹介したい宿があります。

それが、『泊まれる純喫茶 ヒトヤ堂』。
名前からとてもキャッチー。純喫茶だけでも心を鷲掴みなのに…さらに、泊まれる純喫茶ってどういうこと。トキメキが止まらない。

純喫茶に併設されたゲストハウスは、遠い親戚の家にお泊まりしているような。他者のちょっと丁寧な日常を味わわせていただいている感じ。

今回は、そんなあたたかさが愛おしい日常につながるような、読書の旅スポットをご紹介します。

改めて、ゲストハウスとは

バックパッカーのような海外旅行をしている方ならお馴染み、ゲストハウス。

ゲストハウス(ホステル、ドミトリーなど)は、ベッドを借りる形が多く、区画密室ではなく、カーテンなどで仕切られる程度、お風呂・シャワーやトイレが共同な宿泊スタイル。

世界一周をした身としては慣れっこですが、初めてさんは、ヒトヤ堂のように男女別の場所を選ぶのが良いかもしれません。

値段を抑えて宿泊できるのはもちろん、共有エリアで他の宿泊者さんと一期一会の交流が出来るなど、慣れると楽しい!

ひとり旅や、現地での交流を楽しみたい方を中心にオススメの宿泊スタイルです。

レトロ可愛い、泊まれる喫茶店

そして、ヒトヤ堂も色んなお部屋のラインナップがありつつ、"泊まれる純喫茶" という表現がそのままで、1階はクリームソーダやピザトーストなど、レトロ可愛いが詰まってる。

奥に宿泊者の共有エリアがあり、オーナーさんの蔵書と思わしき本棚が並んでいます。

静岡の本から喫茶
娯楽っぽい本まで

ヒトヤ堂の好きなところのひとつが、本との距離感。

私のベッド周り、枕元にも本棚があって。

枕元の蔵書を並べてみた

気軽に手を伸ばして見れる冊数も嬉しい。

読書を押しつけるわけでもなく、「気が向いたらどうぞ」という距離感が心地よくて。この地域を楽しむのにも、ここから気持ちを旅立たせるのにも、思わず、ページをめくりたくなる本たち。

この空気感もあってか。宿泊している人たちの空気も、どこか似ているような。
わざわざ静岡市に泊まるような方だからなのか、やはり、ヒトヤ堂の雰囲気に共鳴しあっているからなのか、おだやかで思いやりをもった方が多い印象。

YOUは何しに日本へ?ならぬ、YOUはあえて何しに静岡市へ?と、聞いてみたかったです…笑

旅先の本は、ずっと記憶に残る

この旅で読んだのは『日々是好日』と、実家にも所蔵の多いさくらももこさんの作品の数々。

森下典子さん|日日是好日

黒木華さん、樹木希林さんで、映画化話題にもなっていて、読みたいけれど先送りになっていた一冊。

共有エリアで発見。じっくりと浸りました。

私だけだと思うんですが…タイトルが漢字だらけだと…圧が。

『日日是好日(にちにちこれこうじつ)』
禅の言葉で、どんな1日であってもかけがえのない最高の日であるという意味だそう。

エッセイ…なんですが、読んでみると茶道を通して日々が鮮やかで。
茶道の奥深さをおだやかに、でも、心にじわじわと残したい文章たちが並びます。

ファスト教養的な効率・タイパ重視の現代に、ある意味逆行している茶道。
淡々と続けたからこそ見える世界を覗き見させていただきました。

さくらももこさん|もものかんづめ、など

静岡といえば、さくらももこさんの出身地!
漫画からエッセイまで、ももこさんの本も並んでいました。

・もものかんづめ
・ちびしかくちゃん

さくらさんファンの私は読んだ事があるものばかりだけど、改めて読むと…考える事が変わったり。私が変わったのも、社会がかわったのも。

紙の本だから定点でいてくれる。

同じ本を読むでも、状況が変わることでの新たな楽しみが生まれるのも、再会した読書ならでは。
そして、本の内容がそのまま旅の記憶と一緒に刻まれて…。こういう感覚は読書の旅の醍醐味のひとつだと思います。

純喫茶の朝ごはん

モーニングには、厚切りパンのピザトーストをオーダー。家庭的、に見えて、実は家ではなかなかやらない笑。

もともとこの場所自体も、40年近く続く喫茶店で、そこからサイフォン式の珈琲や、カップを引き継いでいるそう。

ふむふむ。

ストーリーを聞くと、より珈琲が深く心身に染みわたる気がします。古き良きカップから珈琲を片手にぼんやりとする時間が好き過ぎる。

セットで行きたい『ヒガクレ荘』

同じオーナーさんが運営する、本と雑貨のお店『ヒガクレ荘』も近くにあります。

想いが詰まった眺めていたいアイテムばかりで…その名の通り、日が暮れそう笑。ヒトヤ堂からすぐなので、静岡を訪れる予定がある方は、ぜひハシゴをー。

地元・静岡市は、正直観光地とは言い難い。
ただ淡々と過ぎていく日常を『日日是好日』と思わせてくれるような、じんわりと温かい空気が自慢です。

地元びいきなのは重々承知しつつ笑、ゆったりとした空気を味わいに、旅先のひとつに静岡も加えてみてくださいね。おだやかさが、きっと読書のお供になって、本に浸れる旅になること間違いなしです。

※ゲストハウスのため、共有バストイレです。
 アメニティなどは事前にご確認を。
※情報は執筆時点の内容です。詳細は公式HPをご確認ください。
※許可を得て、撮影・掲載しています。


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