山の日の出と、財布をなくした日
朝5:00起床。
5:33の日の出を目指して、
厚着をして外へ出た。
前回12月に来た時より、
全然寒くない。
やっぱり春が近いんだなあと思う。
ホテルのスタッフさん曰く、
朝4:00頃は雲が晴れて、
満天の星空が見えていたらしい。
見たかった…。
雲の向こうだけが少しずつ明るくなっていく。
そのうち、うっすら赤いラインが見え始めた。

と思ったら、
急に濃〜いオレンジ色の太陽が出てきた。
煮卵みたいな色。

なんで太陽って、
地上では毎日のことなのに、
山で見るとこんなに感動するんだろう。
日の出と日の入りに合わせて暮らしたら、
もっと「生きてる」が濃くなりそうだなと思った。
部屋に戻っても、やはり次男は寝ていた。
朝ごはん後も、また雪遊び。
気づいたら息子たちが、
崖のほうへ雪を取りに降りていて、
心臓が止まるかと思った。
親って、景色を楽しみながらも、
常にどこか神経が張っている。
山をあとにしてからは、
念願だった「松本文箱」へ。
文具はもちろん、
包装紙までめちゃくちゃかわいかった。
ああいう空間、
たぶん一日いられる。

その後はツルヤへ。
ジャム、
ドライフルーツ、
ドレッシング、
りんごジュース…。
旅行中のスーパーって、
なんであんなに楽しいんだろう。
完全にるんるんだった。
財布をなくすまでは。
帰宅したのは21:00頃。
疲れたのか、
寒気と気持ち悪さが一気に来た。
楽しかった旅行の最後に、
財布紛失という現実が待っていたけれど、
それでも今回の旅は、
ちゃんと「春が始まる旅」だった気がする。
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