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#24 【人事が「守り」に入った瞬間、採用は終わる】

※本稿は、人事・採用担当者、そして経営層に向けて書いています



■結論から言うと

採用がうまくいかなくなった会社には、
必ず共通点があります。

人事が、守りに入っている。

これは能力の問題ではありません。
姿勢の問題です。



■ 守りに入った人事が最初にやること

守りに入った人事は、
決まって次の行動を取ります。

・無難な表現に書き換える
・尖った言葉を削る
・ネガティブに見えそうな話を外す
・誰にも怒られない文章にする

一見、正解に見えます。
しかしこれは、
採用を前に進める行為ではありません。

リスクを避けているだけです。



■ 誰も怒らない文章は、誰にも刺さらない

採用ページや求人票を読んで、
何も引っかからない。

これは「悪くない」状態ではありません。
「存在しない」のと同じ状態です。

今の求職者は、
違和感がない会社を選びません。

「ここ、ちょっと変だな」
「この考え方、合うかも」

その引っかかりがない会社は、
検討の対象から外れていきます。

守りに入った人事は、
その引っかかりを
自ら消しています。



■ 人事が守るべきものは、評判ではない

人事が本来守るべきなのは、
炎上しないことでも、
クレームを避けることでもありません。

会社の思想です。

にもかかわらず、
・社内調整
・上司の顔色
・コンプライアンスの過剰解釈
に気を取られ、
一番大切なものを
外に出せなくなっている。

これは、人事の怠慢ではありません。
人事に覚悟を持たせていない組織の問題です。



■ AI時代、守っている会社ほど、選ばれない

生成AIは、
曖昧な表現を評価しません。

・何を大切にしているのか
・何を引き受けているのか
・何を切り捨てているのか

これらが語られていない会社は、
判断不能として扱われます。

守りに入るということは、
語らない選択をすること。

語らない会社は、
AIにも、人にも、
存在しない。



■ はっきり言ってしまうと

人事が守りに入った瞬間、
採用は止まります。

回らなくなるのではない。
終わる。

採用とは、
リスクをゼロにする仕事ではありません。

覚悟を、言葉にする仕事です。

それを引き受けられるかどうか。
そこに、人事という職能の価値があります。



■ おわりに

人事が守りに入った瞬間、
採用は終わる。

守るべきは、
空気でも、評判でもない。

会社の思想だ。



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