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カール・マルクスと武士道の関係

著者コメント:カールマルクスは共産主義の大御所的な存在。産みの親。
彼らの理屈としては、封建制から資本主義が生まれ、資本主義から共産主義が生まれた、としている。いわば、彼らに言わせると封建制は遅れた制度。
 その封建制はヨーロッパではマルクスの時代、ほとんどなくなっていたが、日本では残っている、と述べたと言う。


カール・マルクスは、その主著『資本論』第1巻の註(注釈)の中で、当時の日本について**「ヨーロッパの中世の姿をはるかに忠実に示している生きた見本」**として言及しました。ただし、武士道という倫理・精神的規範そのものについて直接的あるいは詳細に論じたわけではありません。 [1, 2]

マルクスが日本について述べていた内容

  • ヨーロッパ中世の比較対象: マルクスは、土地所有の純粋な封建的組織や、そこで発達した小農民経営を維持している当時の日本社会は、西欧のブルジョア的先入感に満ちた歴史書よりも、はるかに忠実にヨーロッパ中世の実態を伝えていると評価しました。

  • 封建制の生きた姿: 19世紀後半(明治維新前後の時期)、近代化や資本主義が浸透する前の日本が、純封建制の形態をそのまま残している点に注目していました。 [1, 2]

武士道との関係について

  • 新渡戸稲造は、マルクスが『資本論』において日本の封建的制度や社会構造の重要性に注意を促したことを引き合いに出し、日本が封建制のインフラや社会秩序を持っていたからこそ、「武士道」という騎士道に匹敵する特異な道徳・倫理体系が現実の生きた姿として存在し得たという文脈で言及しています。つまり、武士道そのものをマルクスが分析・評価したのではなく、マルクスが着目した「日本の封建社会」という土壌の中から武士道が生まれたという文脈で引用されています。


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橋本 このたびはご評価をいただきありがとございます。また、チップまで下さるとは私にとって大変な喜びです。さらに英文訓読の役を進め、アップさせていきたいと思います。