7章 誠 #3 thou thy thee thine thyself
#3 An ancient poet has outdone Polonius in the advice he gives: "To thyself be faithful: if in thy heart thou strayest not from truth, without prayer of thine the Gods will keep thee whole."
「あなた」の古語 このようなものを覚える必要はあるのか、という疑問があると思うが・・・
thou(あなたは)
thy(あなたの)
thee(あなたを)
thine(あなたのもの)
thyself(あなた自身)
この文章には「あなた」の古語が全部揃っている。珍しい文章である。ある意味で貴重な文章である。
このような文章に出会うのも奇縁である。
そのような時に全部覚えるのも良いのではないか。
「このような単語は覚えなくても良い」とか「英会話には出てこないぞ」と言う人がいるが、あれは要らない、これは要らない、と言っていたらキリがないぞ。
出てきたものを覚える。そして忘れる。また出てきたら覚える、。そして頭に定着させていく。これが教養となる。
先の「このような単語は覚えなくても良い」とか「英会話には出てこないぞ」と言う人は多分この武士道のような文章を見て「こんな難しい文章は使われていないぞ」と言うだろう。そのような話を今まで私はよく聞いた。
しかし、私の見てきたところによるとよく使われている。
現在、日本人の間でも難しい文章が忌避されているように、英米でも難しい文章は忌避されているようだ。しかし英語が簡単になったわけではない。「ここ一番」では出てくるものだ。
逆にこの武士道のような英語をものにすればそれは英米人に勝る英語力を身につけたこととなる。もしそうなれば、あなたはそのように英米人から評価されるだろう。
それはあなたにとって生きていく上でかけがえのない英語力となり教養となる。
そしてこれこそがあなたが世の中を渡っていくのに助けとなる強力な「武器」となるだろう。
thou・ thy・ thee・ thine ・ thyself と覚えてみなされ。
ほら、あなたは今、すごい武器を手にしたぞ!

私の訳:古代の詩人は彼が与えた忠告の中でポロニウスを凌駕している。「あなた自身に対して誠であれ。あなたの心の中であなたが真実から外れることがなければ、あなたの祈りがなくても神はあなたを完全に守ってくれるだろう。
矢内原忠雄 訳:「心だに誠の道にかなひなば、祈らずとても神や守らん、と誠めし昔の歌人は、 ボロニウスを凌駕する。
櫻井鴎村 訳:又た菅公が 誡 の歌に、 心だに誠の道にかなひなば、 祈らずとても神や守らん。 とあるは、ポロニヤスが、 自から己に誠なるべし、 さらば人に誠 無き能はず。 との訓言に比するに義 太 だ深し。










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