#1-9 Sour grape. をフランス語で


負け惜しみ
狐が高い木に実っているぶどうを取りたくていろいろ試みたが結局取れなかった。最後に「あのぶどうは酸っぱい」と負け惜しみを言ったというお話。イソップ童話より


それは単語と文法の構造
1. C'est(セ)
意味:「それは~です」「これです」
説明:英語の "It is" や "That's" にあたる、主語+動詞の形です。
2. du(デュ)
意味:「いくらかの」「ある程度の」
説明:部分冠詞と呼ばれるものです。フランス語では、形のない抽象的な概念(感情など)の前にこれを置きます。英語にはない感覚ですが、あえて言えば "some" に近い役割です。 [1]
3. dépit(デピ)
意味:「(思い通りにいかないことへの)悔しさ」「失望」「苛立ち」「未練」
説明:このフレーズの核心となる男性名詞です。ただの悲しみ(tristesse)ではなく、「期待していたのに裏切られて、プライドが傷つき、ちょっと怒りや恨みが混ざっている複雑な感情」を指します。
💡 ニュアンスの解説
フランス語の dépit は、以下のような心理状態を表します。
1.期待が外れる(例:プロポーズを断られた、昇進できなかった)
2.自尊心(プライド)が傷つく
3.悔しさから、あまのじゃくな行動に出る(例:「あんな奴、最初から好きじゃなかった」「あんな仕事、つまらないから未練はない」とけなす)
この「3」の状態を指して、周囲が "C'est du dépit."(あいつ、悔しまぎれに言ってるよ = 負け惜しみだよ) と評します。


🍇 1. Les(レ)
日本語: 定冠詞(複数形)
英語の "the" にあたります。後ろに続く名詞が複数形であることを示しています。
🍇 2. raisins(レザン)
日本語: ぶどう(男性名詞 raisin の複数形)
英語の "grapes" です。フランス語の raisin は生のぶどうを指しますが、英語の raisin は「干しぶどう(レーズン)」を指す点に注意が必要です。
🍇 3. sont(ソン)
日本語: 動詞 être(~である)の三人称複数現在形
英語の "are" にあたります。主語(Les raisins)に対応してこの形になります。
🍇 4. trop(トロ)
日本語: 副詞「~すぎる」「あまりにも」
英語の "too" にあたります。程度が過剰であることを表します。
🍇 5. verts(ヴェール)
日本語: 形容詞 vert(緑の、未熟な)の男性複数形
英語の "green" または "unripe" です。主語が複数形なので末尾に s がついています。果物が「まだ熟していなくて酸っぱい」というニュアンスを持ちます

Be動詞 etre
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