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30歳でリストラされた同期とご飯に行った話

大企業に入れば将来安泰!と言われて、就活をしてた22歳頃の自分に教えてあげたい。

年間売上4兆円(2024年)の大企業に入ったけど、8年後には同期の半分は辞めてるし、一緒にご飯食べた3人のうち2人はもう会社にいないよって。

20代でリストラ候補になり、30歳で早期退職する時代なんだよ!って。(今回辞めた友人も仕事はできるひと。辞めた理由は後述)

そんな会社という小さな社会を、どう生きるかについて30歳の視点から見えるものについて、お話しようと思います。


どんな会社に勤めてた?

私は内資系製薬会社に営業職(MR)として、入社しました。MRは資格試験があるので、入社して夏頃まではみんなで会社が持つ研修施設に泊まり込みで研修。(今思うとテラスハウスみたい笑)

研修中は朝9時~18時頃まで、毎日テストで資格試験の勉強や社内製品の勉強、プレゼン、ロープレを勉強。その後は会社のCSR活動で大規模イベントがあり、それを新入社員が用意するという風習だったので、深夜2時頃までイベントの準備。で、また次の日のテスト勉強するという鬼ハードスケジュールでした。

CSR。素敵な思い出

すごい大変だったけど、一緒に住んで(男女の部屋エリアはもちろん別!行き来したら退職と脅されていたw)、濃い半年を同期で過ごしたので、今でもみんな仲が良い。

その後は全国転勤なので、全員全国津々浦々配属され、実務につきました。

私たちの転機

入社して3年が経った頃、会社で1回目の『早期退職プログラム』が発動しました。

この頃私はまだ25歳で、早期退職の対象者が『30歳以上の全社員』だったので対象ではなかったのですが、下っ端としてその光景を見たから、すごい危機感を持ったのを覚えています。

「やばぁ…あと5年したら私も肩叩かれるやん…」

当時は10人編成のチームで動いていたのですが結果、チームの半数が辞めて、上司も2人とも辞めました。

あ、上司も辞めるんだ、とびっくりしました。

上司は管理職として、チームメンバーの『リストラ面談』を1on1で実施している側だったので、その面談をすることが仕事でもあり、辞める訳ないと思っていたから。

こういう『早期退職プログラム』が発動する時は、会社側の目標は『退職者人数』で、多くの人を辞めさせることが目標であり、コンサル会社の実績になるそうです。

怖いねえ。
そりゃそうかあ。

そんな光景を見て、私はこの会社にはずっといれないと思って震えて、副業を始め、今の起業のきっかけとなりました。

その後私は自主退職したので、早々に離脱したのですが、その4年後に再度『第2回早期退職プログラム』が発動しました…

第2回『早期退職プログラム』勃発

第2回の対象者は『3年以上在籍している社員』ということで、会社はさらに社員を大量に辞めさせる気満々…!

新卒で入っていたら、25~26歳でも対象になりますからね…すごいよね。(もうあんまり新卒採用していないけど)

今回の第2回早期退職プログラムで、同期が結構辞めて、結果残っている同期は半分くらいになった。


1番の辞める原因

「思うように昇進が出来ない」「より良い条件を貰ったから」など色んな理由はあると思いますが、やっぱり1番が「住む場所を選べないから」というのは大きいと思う。

MRは基本全国転勤なので、人事異動が出たら1カ月後には沖縄から北海道へ~も実際に全然ある。家族いるとか関係ない。「行ってこーい!」みたいな。

人生のライフイベントが多い20~30代にとって『住む場所選べない』は、まさに生殺与奪なのです。

ほんとこれ。

で、さらに全国を飛び回る転勤が男性に比較的多いのも酷な点。女は飛ばすと、すぐ辞めるから。会社は女性が働きやすいを作ることで評価されるし、女性の幹部比率上げないといけないからね…

「全国転勤」というところに焦点を当てると、この犠牲を男性が担う部分は正直大きくて割を食っている現実は…ある。

きっと私も配慮をしてもらってた側なので、大きな声では言えないですが、若い人にとってやはり住む場所は大事である…。


でも、誰も”悲壮的”には辞めてない

こんな現実なので、大企業にいても誰も「会社にいることが正義」だとも思ってないし、残った人もみんな違う選択肢を視野に入れながら働いている。

2回もリストラを身近に見ながら、ルンルンで働く人…いないよね。

だから、友人から『早期退職するんだ~』というLINEを貰った時は『おめでとう!!!!!』と返したし、ご飯会も新たな門出を祝った卒業パーティーのテンション。

美味しかった🍝
赤ワインボトルパーティー🍷

しかも、『早期退職プログラム』は、退職条件が手厚いので30歳で1000万円くらいの特別加算退職金を貰って、次の職に会社都合で行けるのです…(再就職支援もしてくれる)

そう…実は!

人生のビッグオポチュニティーだーーー!!!!!

最高やん?まだまだ働き盛りの30歳で好条件で第二章が開ける!

だから『早期退職』『リストラ』と聞くと、なんだかネガティブな印象が強いけど、私は心から良かったと思うし、本当に応援してる。

多分同期みんな最低でも60歳くらいまでは、将来安泰と思っていたと思うけど、そんなこんなで半分がいなくなった。


では、次に「どんな人が残って」「どんな人が出世しているのか」を私から見える視点で考えてみる。

私は早々に自主退職しているので笑、誰よりも客観的に見ていて、これから会社で上手く生きたい新卒の方々には、面白い話になるのではないかと、思う。

ぜひ、最後まで読んでね

”出世する人”の特徴

昔ひろゆきさんが動画で仰っていたのを見たことがあるのですが、出世する人に共通していた特徴が「最初の上司が優秀だった人」という研究結果があり、これは結構的を得てるな…と思う。

会社には、ふんわりしか目には見えないけど、実はがっつり根を広げている派閥があり、出世する人は出世する上司と繋がっている。

上司の仕事の1つに”部下を上げること”があり、さらに上司が出世すると、一緒に働いたことがあって、仕事ぶりを知っている人で周りの脇を固めるので、出世頭が人選して、人選して…という循環が起こる。つまり、どういう派閥に身を置いているか…は社内政治を上手く生きる1つの重要項目で、「最初の上司が優秀だった人」はそういうルートを自然に作りやすい。

もちろん、最初の上司ガチャがSSRでも、実力が無かったらダメなので本人の力量は大事だけど、これは大きいよね。

最初のスタート地点でどこに舞い降りるかは、運もあるけど、かなり大事だと思う。

とは言え、社内政治ってなんなんだ…!


”残っている人”の特徴

私の営業職同期は50人ちょっとだったので、今も約25人が残っているとして、その中でも二極化している印象がある。

新卒時期に同期とは一緒に半年間住んで、毎日幾多のテストを乗り越え(合格点以下なら連帯責任で追試あり。テスト結果は点数公開で常に張り出される。笑)そんなサバイバル研修をやってきたので、大体誰がどのくらいで~、こういう性格~みたいなのは、みんな分かっている。

その中での二極化。

それは、スーパーエリートと、鈍感力。

スーパーエリート

言葉通り頭も良くて仕事もできて、最初の上司ガチャも正解で…みたいなエリートコースを歩く人。一緒にご飯行った会社に残っている同期もこの1人なのですが、本当に尊敬!!!という、スーパーエリートタイプ。

若くして女性の管理職になっている同期もいる。

みんな仕事のやる気でメラメラしているというよりは、社会人適正が高い人が多い。地頭が良い、人間関係構築上手、敵を作らない、人間が素敵。

会社は絶対に手放したくない人の鏡だと思う。

鈍感力

良い意味で「鈍感力」が高い人って、たまにいると思うのですが、そういうタイプが、結構残っているのが新たな発見だった。

社用車事故を何回もすると話題な人や、会社で号泣事件があったのに…!みたいな、話題を定期的に作りながらも続けている人もいて、でも案外そういう人が社会を上手く生きれるのかもしれない…と思う。

HSPとか、繊細さ、とか。最近そういう言葉をよく見ますが、真!逆!

多分会社で長く生きるには「鈍感力」はマストなんだよ。些細なことは気にしない。他人は他人くらいのマインドが丁度いいのかもしれない…。


私たちの先輩の”エリサラ”のいま

この視点もとっても面白くて、自分たちが入社した時の会社にいた眩しかった先輩(エリサラ=エリートサラリーマン)が、この2回のリストラを経て、どうなったかというと、殆ど誰もいない……え…!

私たちの新人教育をしてくださった超美人先輩も、鳴り物入りで全社会議で話していた眩しすぎる副社長も、あの時の雲の上の存在の本社にいた先輩も…

だれもいない…!!!

さすがに会社の新陳代謝早すぎない?とも思うけど、会社の過渡期を過ごすとはこういうことなのか。

みんな辞めた。
で、次の会社には行かない。

みんな起業したり、FIREしたり…

なにそれ…?

なにそれ…えええええ???

多分理由は登るところまで登ったから、すごいスピードで変わる会社が好きになれなくて、ストレス抱えながら仕事しなくてもいいくらいの資産ができたから。という人もいると思う。

いや、ほんと…
終身雇用ってもうないよね!

一生雇用してもらうつもりで、入社するとかやめたほうがいい!

そんな私から、この春から新入社員になる皆さんに伝えたい。

会社に入ったら、まずそのお給料は先輩社員の働きで生まれた稼ぎであり、自分が稼いだものではないので、謙虚にありがとうございますの気持ちを持ちながら、その会社の教えをちゃんと学ぶ。給料分は必ずコミットする。

それをしてくれないと、経営者の視点から見ると雇用し続けられないから、お願い。

でも、そこで自分の社会人としての強みを磨き、会社員としての稼ぎ+αをどうやって生むか?を考えて生きた方が良い。

その思考を30歳から始めるのか、20代前半から始めるのかで差は大きい。40歳から始めるのは、余程の経歴と実力がないと難しい。

年々柔軟性は無くなっていくんだ~~!体力も。

会社もどんどん変わるから。
自分も変わるんだ!

会社負担の社会保険料も爆増していく中、どれだけ大きい会社に入っても、終身雇用は幻だ。


まとめ

そんなこんなで、これからの時代の生存戦略を含めて、リストラを繰り返し、新卒の半分が消える大企業の現実を見てきた私が、思うことは2つ。

  1. 会社は一生守ってくれない。自分のスキルと市場価値を磨こう。
    会社があなたを生涯雇用する時代はない(お互い様だけどね)。だからこそ、「どこでも生きていける力」をつけることが何より重要。この視点は20代から持つ方がいい!

  2. 出世=成功ではない。自分なりの「幸せな働き方」を考える。
    上司ガチャ、社内政治、派閥…会社内のルールに振り回されるのではなく、自分にとっての「最適解」を見つけることが大切。時には鈍感が正義で、HSPが生きづらいはあるな~~~~~と思う次第であります。


ただ、最初に入った会社に必ず正解があるとも限らないし、転職が当たり前な時代なので、違うと思えば環境を変えたら良い。

会社を辞めて私みたいに起業してもやっている人もいるし、休職して1年間休んで世界旅行きます!も全然ありだと思う。

なんだって生きていけるから、あまり気負い過ぎず、色んな事を経験して、自分にとっての「最適解」を見つけるのが、社会人として生きていく事かもしれない。

4月から新たな環境で仕事する方も多いと思いますが、自分に関わってくれる人に感謝をすると、良い出会いが生まれると思います。(私もみんなに感謝です🫶🏻)

春はメンタル‥と言われますが、
メンタル1番大事!

よく寝て、よく食べて、お喋りすること!
大事にね。

こんなに長い文章を、ここまで読んでくださった皆さまありがとうございます。

では、また!


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