発達障害かもしれないと不安なママへ伝えたいこと
富士宮で13年、食の商社を経営。お客様満足度97.1%、お母さんたちの口コミで広がり続けている無添加のソーセージなどの加工食品の通販「おもいやり便」を運営しています。4児の母として30年以上のアトピーを食で改善した経験から生まれたこのサービス。無添加が当たり前の世界と、子どもの笑顔があふれる日本を残したい。そんな想いで、食と子育てのことを発信しています。
幼稚園の先生から「少し気になることがあって」と言われた日のことを、よく覚えている。
帰り道、子どもの手を握りながら、何も言葉が出なかった。「やっぱりそうか」という気持ちと、「私のせいかもしれない」という気持ちが、同時に押し寄せてきた。
全部の行動に、目が行くようになった
言葉が遅い。体の使い方が、他の子と少し違う。そう気づいてからは、日常のあらゆる場面が気になった。
公園での動き方、お友達との関わり方、ちょっとした癖。「これも関係しているのかな」「あのとき頭を強くぶつけたのが、もしかして」。過去に遡って、自分を責める材料を探してしまっていた。
不安になると、人は原因を探す。そして一番近くにいる自分を、責めてしまう。今ならそれがわかる。でもあのころの私は、ずっとそのループの中にいた。
今も息子は療育に通っている。比べれば、できないことはある。それは事実だ。
でも、彼にしかわからない世界がある。彼にしか見えていない景色がある。
とも思う。それはきっと、劣っているのではなくて、違う、ということなのだと、少しずつ思えるようになってきた。
その子だけを見られるのは、お母さんだけ
「みんなと同じようにできるか」ではなく、「この子が、この子らしくいられるか」。
そこに目を向けられるようになったのは、だいぶ時間がかかった。
周りと比べてジャッジされるような環境じゃなくて、この子が安心していられる場所を探してあげたい。学校選びも、習い事も、日々の食卓も、「この子に合っているか」を軸に考えるようになった。
みんなと同じじゃなくていい。同じだったら、面白くない。この世界は、いろんな人がいるから豊かなんだと、息子が教えてくれた気がしている。
その子のいいところを見つけられるのは、一番近くにいるお母さんだけだ。診断名でも、先生の評価でもなく、毎日そばにいるお母さんの目だけが、その子の本当のところを知っている。
整えてあげられる環境のひとつに、食事がある
できることは限られている。でも、毎日の食事は、自分の手の届くところにある。
何を口に入れるかを、丁寧に選ぶこと。添加物を減らして、素材を見直すこと。それが体の土台を整えることにつながると、私は信じている。おもいやり便を作ったのも、そういう思いからだった。完璧じゃなくていい。今日の食卓を、少しだけ安心できるものにしたい。それだけで十分だと思っている。
子どものことで不安を抱えているお母さんへ。
あなたのせいじゃない。そして、その子のことを一番わかっているのは、あなただから。
今日も、そばにいてくれてありがとう。本当に、お疲れさまでした。
