1.食とその安全性 2.化学物質の代謝と生体応答 3.化学物質の代謝 無機化合物を中心に 4.発がん物質 5.食品とアレルギー 6.食品に含まれるハザード(危害要因) 7.食品に意図的に使用する物質 8.食品の変質 9.健康食品の安全性と適正利用 10.生物学的病因I(細菌・ウイルス) 11.生物学的病因II(細菌毒素・自然毒) 12.生物学的病因III(寄生虫) 13.生物学的病因IV(社会的要因) 14.食の安全問題の展開 15.食の安全性確保に関する政策 私達が口にする食品は、生産、加工、保存、流通などの過程を経て届けられるが、この過程で危害要因が含まれると、食中毒や健康被害の発生に繋がる。食品添加物や農薬など本来食品には存在しない成分や、機能性表示食品、特定保健用食品、また、未利用の生物を利用した新規食品の登場など、食を取り巻く環境は変化し複雑化している。本書では、食品に含まれる危害要因と、食の安全に関わる項目を系統立てて解説し、法体制や行政組織についても言及する。
※2026年8月5日 12:33時点
【概要】 HACCP(Hazard Analysis and Critical Control Point:危害要因分析および重要管理点)とは、1960年代に米国で考案された食品安全ハザードを科学的・合理的に管理するシステムです。2018年6月に食品衛生法が改正され、2020年6月1日、食品等事業者に対する“HACCPに沿った衛生管理”が義務化されました。ISO 22000 は適用範囲が広く、要求事項は汎用性があり、規模及び複雑さを問わずフードチェーンの全ての組織に適用できます。そのため、飼料生産者、農家、食品製造業者、小売業及び食品サービスなどの一次産業から三次産業はもちろん、作業着のクリーニング業、装置製造者などもフードチェーンの一員としています。 近年、SDGs(Sustainable Development Goals: 持続可能な開発目標)が課題となり、食を取り巻く環境が急変しています。代替肉や昆虫食の開発、ロボット調理やスマート農業の登場など、フードチェーンの多様化・複雑化は必至です。食に関する組織や人々が食品安全を実現するために、また、食品安全を消費者に提供するためにISO 22000の積極的な活用を推進します。 《本書の特長》 ▼HACCPの概念と沿革、および 2020年の改訂を紹介しながら、コーデックスHACCPを概説します。 ▼20 世紀後半の食品衛生事件例を通して、食品安全ハザードについて解説し、国が実施しているリスク分析とハザードの関係を概説します。 ▼コーデックスHACCPの7原則・12手順に沿ってISO 22000:2018を解説し、さらに、HACCPを食品安全マネジメントシステム(FSMS)に組込むためのISO 22000:2018のねらいを紹介します。 ~JSQC選書とは~ 「新・質の時代」における新たな品質論を各界に展開し広く啓蒙していくことを目的とし、普及啓蒙活動や推進運動の一つの形態とするシリーズ書籍です。広い層の知識人に対して品質の意味・意義を説くために、興味ある時事をとらえつつ、品質にかかわる基本的概念・方法を説明します。
※2026年7月16日 22:33時点