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産後うつが気になるママほど見落としていること

富士宮で13年、食の商社を経営。お客様満足度97.1%、お母さんたちの口コミで広がり続けている無添加のソーセージなどの加工食品の通販「おもいやり便」を運営しています。4児の母として30年以上のアトピーを食で改善した経験から生まれたこのサービス。無添加が当たり前の世界と、子どもの笑顔があふれる日本を残したい。そんな想いで、食と子育てのことを発信しています。


朝、赤ちゃんが泣いている。

昨夜も13回起きた。体は動いているのに、頭の中が霧がかかったみたいにぼんやりしている。「幸せなはずなのに、なんで私はこんなに辛いんだろう」。その言葉を誰にも言えないまま、今日も一日が始まる。

そういう朝が続いている方に、少し話しかけてもいいですか。

「気のせい」にしてしまいがちなこと

産後の不調について調べているお母さんと話すと、多くの方が「産後うつかもしれないと思いながら、でも違うかもしれないと思って、誰にも言えていない」という状態にいます。

泣きたいのに理由がわからない。イライラしてしまって、子どもに申し訳ない。何もやる気が起きない。でも「育児は大変なものだから」「みんなこうやって乗り越えてきたんだから」と、自分の感覚を小さく見積もってしまう。

気のせいじゃないです。産後の体は、自分が思っている以上に消耗しています。

出産で大量の血液と栄養を使い、睡眠は分断され、ホルモンバランスは激しく揺れている。その状態で、赤ちゃんのお世話を24時間続けているのです。しんどくて当然だし、心が不安定になって当然です。

体のことを、後回しにしていませんか

産後うつについて調べると、「専門家に相談を」という言葉が必ず出てきます。それはとても大切なことです。気になる症状が続いているなら、ひとりで抱えずに医師や助産師に話してほしいと、心からそう思います。

その上で、私がお伝えしたいのは、心のケアと同じくらい「体への栄養」を後回しにしないでほしい、ということです。

産後のお母さんの食事って、驚くほど後回しになりがちです。赤ちゃんに授乳して、やっと食べようとしたら泣き始めて、冷めたものを立ったまま口に入れる。そういう日が続いているお母さんが、本当に多い。

体が栄養不足のとき、心の余裕も一緒に削られていきます。鉄分、たんぱく質、良質な脂質。産後に特に消耗しやすいこれらが不足すると、気分の落ち込みや疲労感に影響することがあると言われています。

だからこそ、食事だけはできるだけ手を抜かないでほしい。でも「ちゃんと作らなきゃ」という意味じゃなくて、「体に入れるものの質を、少しだけ気にしてほしい」という意味です。

冷凍庫にストックしておいて、さっと出せるもの。原材料がシンプルで、体に余計な負担をかけないもの。おもいやり便を使ってくださっているお母さんの中に、産後の時期に「これだけは続けていた」と言ってくださる方がいます。添加物なしで、たんぱく質がしっかり摂れる。疲れているときほど、そういうシンプルな選択が体を支えてくれることがあります。

しんどいと言っていい

産後の苦しさを「みんなそうだから」と飲み込まないでほしいのです。

しんどいのは弱さじゃない。助けを求めることは、逃げじゃない。

心が揺れているなら、信頼できる人に話してみること。体が消耗しているなら、今日の一食だけでも、自分を労わる気持ちで選んでみること。

完璧なお母さんじゃなくていい。今日も赤ちゃんのそばにいるあなたは、それだけで十分です。

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