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日本語② 漢字・漢和辞典の話

前回日本語①で「舟を編む」を取り上げその際に「国語辞典」について取り上げましたが、そこで思ったことは小中学生の時に、「国語辞典」とセットで「漢和辞典(漢字辞典)」を使っていたと思います。
最近は日常生活や学校などでもスマホやタブレット、PCなどで「言葉の意味」や「漢字の意味や筆順」などを調べたりすることが出来ますが、紙の辞書の引き方を知っておいても損はないのでそれも紹介していこうと思います。
ということで今回は「漢和辞典(漢字辞典)」についてお話ししたいと思います。


1、漢和辞典(漢字辞典)の起源

漢和辞典(漢字辞典)の起源は中国で121年(後漢の時代)に中国の儒学者 許慎(きょしん)が編纂した「説文解字(せつぶんかいじ)」が起源とされていて9353字が収録されていたようです。
日本の漢和辞典(漢字辞典)の起源は諸説ありますが、A.D9世紀に空海(弘法大師)が編纂した「新撰字鏡(しんせんじきょう)」が日本で初めての漢和辞典(漢字辞典)と言われています。

2、「漢和辞典」と「漢字辞典」の違い

「漢和辞典」漢文の読解のための専門辞典でページ後半の付録のページに中国と日本の歴史年表や地図などがあります。それに対し「漢字辞典」現代日本語の漢字辞典ということで「読み・書き・筆順」などが詳しく書かれていると言った枠組みがあるようですが、実際は「漢和辞典」が「漢字辞典」の役割を担っていて明確な分け方はしてないようです。

3、代表的な漢和辞典・漢字辞典

3-1:漢和辞典
大漢和辞典(大修館書店)
日本最大の漢和辞典で漢字学者の諸橋轍次(もろはしてつじ)が1955~1960年にかけて全13巻を刊行しました。(現在は全15巻)

新漢語林(大修館書店)
漢字の成り立ちの説明が簡潔で正確
学習辞典の定番で高校〜大学生向け

漢字海(大修館書店)
専門性が高く、古典語、漢文に強い
漢文・古典を深く読む人、研究寄りの学習者向け

漢字源(学研)
現代語に強く語義が明快で例文が多い
初学者〜一般社会人向け

新字源(KADOKAWA=角川書店)
漢文学習〜一般教養まで幅広く対応
高校・大学で漢文を学ぶ学生向け

3-2:漢字辞典
漢検漢字辞典(日本漢字検定協会)
文字通り漢字検定用の漢字辞典

その他各出版社から小学生用漢字辞典や漢字典などが出版されています。

4、漢和・漢字辞典の引き方

漢字・漢和辞典の引き方には辞書にもよりますが、一般的に「読み」「部首」「画数」のどれかが解っていればいくつかの方法があります。
「読み」が解っていれば「音訓索引」より調べられます。
「部首(へん・つくり・かんむりなど)」が解っていれば「部首索引」より調べられます。
「画数」が解っていれば「総画索引」より調べられます。

5、まとめ

上記にも書いたように現在はスマホ、タブレット、パソコンで漢字の読みや意味、筆順などを調べることが出来ますが、いざ充電が無かったり、手元に無かった場合に紙の辞書を使い方を知っていればよいと思います。

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