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完璧に理解しようとして挫折した私が、本を「忘れるために」読み始めた話

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「あれ、この本、結局何が書いてあったっけ……?」

読み終えて数日しか経っていないのに、内容をほとんど思い出せない。
そんな経験、あなたにもありませんか?

私はずっと、それがコンプレックスでした。せっかく高いお金と貴重な時間をかけて読んだのに、何も残っていない。

自分の記憶力のなさに絶望し、いつしか読書が「こなさなければならない苦痛な勉強」になっていたのです。

しかし、落合陽一さんの著書『忘れる読書』に出会い、その呪いがスッと解けました。

落合さんは言います。「忘れていい。むしろ、忘れるために読むんだ」と。

今回は、読書のプレッシャーに押しつぶされそうになっていた私が、救われた「新しい読書のあり方」についてお話しします。




なぜ、私たちは本の内容を「忘れて」しまうのか?

私たちは無意識のうちに、読書を「情報のインストール」だと考えてしまいがちです。パソコンにデータを保存するように、一字一句を脳に刻み込もうとする。

しかし、落合さんによれば、それは「AIの領域」を競っているに過ぎません。

「記録」はAIが得意なこと。人間にしかできないのは、忘れるプロセスを経て、情報を「抽象化」し、自分の血肉に変えること。

本の内容を忘れてしまうのは、脳がサボっているからではありません。

むしろ、膨大な情報の中から「自分にとって本当に大切なエッセンス」だけを抽出しようとする、極めて人間的な知的活動の証だったのです。


読書は「勉強」ではなく、「思考の体力を鍛えるジム」だった

「本を読んでも知識が増えない」と嘆く必要はありません。読書の本当の価値は、知識の量ではなく、「思考の体力(考える筋力)」を鍛えることにあります。

落合さんは、読書をトレーニングに例えています。

  • 著者の思考プロセスを追いかけること自体が、脳への負荷になる。

  • わからない単語や概念にぶつかり、立ち止まって考える。

  • その「負荷」こそが、あなたの思考の枠組みを作っていく。

たとえ具体的なエピソードを忘れてしまっても、著者の視点で世界を見る「回路」があなたの中に構築されていれば、それは立派な読書の成果なのです。


今日から実践できる、心理的ハードルを下げる「落合流・読書法」

「完璧に読まなくていい」とわかってから、私の読書スタイルは劇的に変わりました。本書から学んだ、特に効果的な3つのメソッドをご紹介します。


1. 「お風呂読書」で脳をリラックスさせる

落合さんはお風呂での読書を推奨しています。
リラックスした状態(副交感神経が優位な状態)で読むことで、かえって思考が自由に回転し、深い洞察が得られやすくなります。


2. 「ザッピング読み」で気になる箇所だけを突く

最初から最後まで順番に読む必要はありません。
目次すら飛ばして、パッと開いたページから読み始める。興味がある部分だけを「つまみ食い」する感覚で、一冊の本と何度も接触する方が、記憶の断片が繋がって知性になります。


3. 「物理的な感触」を味方につける

電子書籍も便利ですが、落合さんは「紙の本」の重さや手触り、ページのめくる感覚を大切にされています。五感を刺激することで、その時の情景や思考が「身体的な記憶」として残りやすくなるからです。


本を閉じた後に残る「かすかな熱」を信じる

「忘れる読書」を始めてから、私は本を読むのがまた楽しくなりました。

100%理解しようと意気込むのをやめ、「この本を閉じた後、自分の中にどんな小さな変化(熱)が残るだろうか?」という視点に切り替えたからです。

もし、あなたが「最近本が読めていないな」「読んでも忘れてしまうな」と悩んでいるなら、一度その本を適当に開いて、数ページだけ眺めてみてください。

全部忘れても大丈夫。最後に残った一滴の「気づき」が、いつかあなたの人生を支える大きな知恵に変わるはずですから。


最後まで読んでいただき、ありがとうございます。 私自身、この記事を書きながら「あ、あの本のあのフレーズも忘れていいんだ」と改めて自分を許せた気がします。あなたの読書体験が、少しでも軽やかで豊かなものになれば嬉しいです。

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私は、さまざまな本を読むことによって、本当に新しい価値観が毎日芽生えています。

しかし、2年ほど前までは私は全く読書のできない人でした。

そんな私がなぜ、読書を毎日できるようになったのかについてこちらの記事に記載しています。

三日坊主で終わってしまうことに悔しい思いをしている方々は是非読んでみてください。気づいたら、毎日本を読んでいる人になっていますよ。


noteで紹介している本のリストになります。よろしければ読書リストの参考にしてみてください。※随時更新


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