空に解き放った心 - プロローグ
プロローグ
都内にあるコンサルティング会社とシステム開発を請け負う会社で働く若い四人の男女がいた。コンサルティング会社で実施しているのは、経営戦略や業務改善といった領域もあったが、圧倒的にシステム開発につなげるための上流の整理をするコンサルティング案件を多く実施している会社だった、また、システム開発会社においても、お客様と共に要件定義を実施しながら現在の業務を新しいシステムに変更する形式の仕事もあったが、圧倒的にコンサルタントが入って業務整理を実施した結果を受けて、新しいシステムを開発し、現行システムから移行するような案件を多く実施している会社だった。これはコンサルティング会社とシステム開発会社の連携によるところが大きく影響している。
システム開発を知らないコンサルタントが実施した結果は、システム開発会社泣かせの部分もあり、実質上のライバルになることも多いのがこの業界の特徴の一つでもある。しかし、この四人の関係の中で登場するコンサルティング会社は、システム開発部門を持っていないにも関わらず、システム開発を前提としたアウトプットをうまく作成してくれるということでビジネスを拡大していった会社だった。この辺りが、システム開発会社と提携していることが功を奏した形として表れている。システム開発会社が最初に着手する際に必要な項目や実現可能な内容になるようにコンサルティングのアウトプットを工夫していたのだった。そんな中で、四人の男女は互いに縁ができ、付き合い始めるようになり、将来を見据えた計画のレールを作っていくことになる。だが、そうなるまでにはいくつかの障害や予期せぬ出来事に見舞われるのである。愛を信じ貫き通すことができるのか、自分の将来の在り方と天秤にかけて現実的な選択をしてしまうのか、そんな葛藤が展開されていく。
四人の男女の愛と仕事の行方、何を選択し判断していくのかを一人ひとりの視点で追いかけていきたい。
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【小説】空に解き放った心
仕事で活躍する2組の男女の恋愛を描きました。それぞれが相手を得るために策略を実施します。それを登場人物4人の目線で異なる短編として書き上げ…
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