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第208話 働かないアリとキリギリス外伝 キリやんの冒険

正編はこちら↓



キリやんグラウスホップファーは日本のシンガーソングライター。
ジャンル ニューミュージック その他
職業 シンガーソングライター、ストリートミュージシャン
担当楽器 ボーカル、ギター、バイオリン
活動期間 2024
公式チャンネル でじキグ

生年月日 2024/4/?
出生地       雑木林のハルジオン
没年月日 2024/11/5
死没地  クロアリの巢の脇

幼虫期
生誕地のハルジオンを縄張りとし、幼虫向け歌謡劇「ライダーマスク」でデビュー。
集まってきた他の昆虫の幼虫を捕食していた。
このシリーズは好評につき、「ライダーマスクV3」、「ライダーマスクアマゾン」、「ライダーマスクブラウンRX」などの派生作品でシリーズ化された。
世界征服を狙う悪の秘密結社に改造されたキリギリスが正義に目覚め、悪い改造昆虫と闘う、というストーリーである。
この時期の他の作品としては、「草叢戦隊バグレンジャー」などがある。
2度目の脱皮の際にウマオイに襲われて九死に一生を得る。
6月中旬に最終脱皮をして成虫になることに成功。

成虫期
縄張りを雑木林から隣接した空き地に変更。
周辺の同族を駆逐(共食い)して縄張りの覇権
を握ることに成功する。
この経験が晩年の傑作「キンギス紀」に結実する。
なお、覇権を握る途中に作った「ホッパー三国志」は未完。

前後して幼虫期のライダーシリーズを封印して成虫向けのストリートミュージシャンとして確固たる地位を確立する。
歌唱力と歌詞の世界観、わかりやすいメロディーで多くの昆虫からの支持を得る。
この頃のコアなファンに働かないアリ壱号と弐号がいる。

作風
概ね以下の二つに分かれる。
1.バッタ類のみならず昆虫世界の日常を切り取り、個人の心情を歌い聞き手の琴線に訴えるもの。
昆虫としての生きづらさ、成就しない恋愛、社会性昆虫の孤独などをテーマしたものが多い。
代表的な作品(期間別)としては、
「バッタ嬢のララバイ」 「傷ついた翅」 「死に体」(成虫前期)
「原と君の間に」 「蜻蛉、頭の光 蛍、尻の光」 「土上の星」など (成虫中期)
「赤の蝮の背に載って」 (成虫晩期)

2.「サーガ」という歴史に題材をしたもの、あるいは異世界を舞台した連続物。
基本的な構成は、オープニング、本編はギターまたはバイオリンを使った弾き語り、最後はエンディング。一回30分程度である。
オープニングとエンディングは歌唱無しのバイオリン独奏のみの楽曲もある。
代表作は以下。
「平家蛍物語」 「ベルサイユの蒲公英」
 「リチャード螽蟖心王」 「光る尻へ」
「蛬海王は異世界に転生しても一向にかまわん」
「平行楽園」 「キンギス紀」ほか

歌唱
野太く力強く歌い上げるパターンと、ハイトーンの裏声を駆使する二つの歌唱法で草叢の虫たちを瞠目させる。
前述の作風1の場合はどちらか片方であるが更に声色を使い分けている。
「サーガ」の場合は声色のほかに二つの歌唱法を交互に切り替えるなど、ミュージカル的な構成となっている。
また、軽妙なMCと風貌で昆虫界のさ○まさしとの評価を得ている。

8月下旬、昆虫採集に来た小学生に捕獲されるが、虫籠を食い破って脱出。
翌日、スズメノカタビラで待ち伏せしていたカマキリに捕食されそうになるが、前翅のごく一部を損傷しただけで難を逃れる。
これが原因で高音が若干出づらくなるが、低音に渋味がついた、という評価もある。

2日連続の命の危機の経験をもとネタに
「キリやん危機一髪」と「キリギリスは2度死ぬ」を発表。

10月下司、交尾に成功。その後急速に体力が衰え、死場所を求めて縄張りの空き地を離れて彷徨を始める。

11月5日、クロアリの巢の脇で※老衰のため死亡。クロアリの餌となる。
同種の中では長命である。これは幼虫期からタンパク質を積極的に摂取したためと考えられる。

※死因について
一説によると死期を悟り、熱烈なファンで友人の働かないアリ壱号と弐号に手柄を立てさせるためにクロアリの巢に出向いた。
あるいは壱号と弐号に助けて貰おうと尋ねたが、逆に餌となったという説もある。

真相は不明である。

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