変わりたいのに動けない自分へ贈る脳のトリセツ
朝、布団の中でスマホを握りしめながら、こうつぶやいていた頃がありました。
「何もせずにお金入ってこないかな」
「働かずに褒められて、働かずに誰かに大切にされたい」
そう思いながら、画面をスクロールする指先だけが動いていました。
もし、今のあなたも、同じように思っているのなら——大丈夫です。
かつての私も、まったく同じ場所に立っていました。
▼腰痛に悩む50代の皆さん▼今すぐクリック▼
■「そのまま寝てるだけで1億円」——そんな幻想にすがっていた過去の自分へ
私は52歳、うつ病と付き合いながら、就労継続支援A型事業所で細々と働いています。
腰は痛くて長く椅子に座れず、糖尿病の薬は手放せない。それでも、毎朝5時に目を覚まし、ゆっくり本を開き、noteを更新する毎日です。
「生きている実感がある」と言える今と違って、ついこの間までの私は心も体も動いていませんでした。
ただ、時間が過ぎていくのを待っている。一発逆転の宝くじ的な出来事がどこかで降ってくると信じながら、何も変えようとしなかった。
「自分には無理」「もう遅い」そう言い訳して、ただただ画面の向こうにある誰かの成功だけを羨んでいました。
そんなとき、1通のメルマガが届いたんです。
■「脳の仕組みから行動を変える」なんて考え方、聞いたことがなかった
そのメルマガは、こう始まっていました。
「目標を達成できないのは、やる気がないからではありません。脳の構造に逆らっているからなんです」
脳の構造?
行動と脳がどう関係あるの?
52年生きてきて、そんなことを考えたのは初めてでした。
それでも興味を惹かれて読み進めてみると、書かれていたのは専門的な難しい話ではなく、まるで子どもにも伝わるような言葉と例えでした。
「人間の脳には三つの層がある。それは本能、感情、理性。この順番で私たちの行動は決まる」
本能は「喉が渇いた」「お腹がすいた」といった原始的な衝動。
感情は「うれしい」「くやしい」といった心の動き。
理性は「それをやるべきか否か」を判断する計算機のような部分。
この三つの脳を、きちんと順番に納得させていかなければ、行動なんて続くわけがない。
それを読んだ瞬間、ああ、自分が何度も失敗してきた理由がわかった気がしました。
たとえば、ダイエットをしようとしても3日で終わった。
朝活を始めようと決意しても、数日で布団の誘惑に負けた。
副業で稼ごうと動画を見まくっても、何一つ実行に移せなかった。
全部、頭で「やった方がいい」と思っているだけで、心も体も納得していなかった。
私の脳の中では、理性だけが張り切っていて、本能と感情がまるで置いてきぼりだったんです。
■「正しいこと」では動けない。「気持ちいい」「嬉しい」から動くのが脳の仕組み
メルマガは、こう教えてくれました。
「計画を立てるときは、本能→感情→理性の順に、自分を納得させなければいけません」
たとえば、「痩せたい」と思ったとき。
いきなり「毎日1時間ランニングする」と決めても、ほとんどの人は三日坊主で終わります。なぜなら、その行動が脳のどこにも気持ちよくないから。
まずは、本能の部分にこう伝えるのだそうです。
「痩せたら、女の子にモテる」
「かっこいい服が似合うようになる」
これだけで、本能がうずき出す。
次に、感情に語りかける。
「太っていたとき、電車で隣に誰も座らなかったのが悲しかった」
「旅行先で水着を着られなかったのが悔しかった」
「痩せて彼女と海に行けたら、どんなに楽しいか」
そして最後に、理性で後押しをする。
「ランニングはお金がかからない」
「運動すれば糖尿病のリスクも減る」
この順番で自分を納得させる。
私はその日、初めて「目標はやる気じゃなくて、構造で決まる」ということを知りました。
これは、自分への言い訳ではありません。脳というシステムに沿って動く方法を学んだだけです。
そのおかげで、私は少しずつ動けるようになったんです。
■「動けなかった自分」を前に進ませた「ノート一枚」の威力
もしも今、何かを始めようとしても足がすくんでしまうなら、まずはノートを一冊用意してみてください。高級な手帳じゃなくていいんです。100円のキャンパスノートでも構いません。
そこに、ただひたすら自分の本音を書き連ねる。それだけです。
私が最初に書いたのは、「自動化で収入が生まれる仕組みを作る」という目標でした。
当時の私は、就労継続支援A型事業所に通いながらWebの勉強をしていたものの、収入は最低賃金。持病の関係で将来的に働けなくなるリスクも高く、「このままではいけない」と思いながらも、何から手をつけていいのかすらわかりませんでした。
そんなときに、このメルマガで紹介されていた方法を試してみようと思ったんです。
そのメルマガには、「脳には三つの階層があって、それぞれに納得させながら進めていくと、行動がスムーズになるのだとか」と書かれていました。
実際、そのステップとは「本能」「感情」「理性」の順番に、自分を説得していくというものでした。
■「本能を納得させる」ことから始めた最初の一歩
メルマガでは、「まずは自分の本能に正直になることが重要だそうです」と書かれていました。
たとえば、「痩せたい」という目標であれば、「モテたい」とか「異性と楽しい時間を過ごしたい」といったような、社会的にはちょっと恥ずかしいと思われるような欲望を、しっかりと言語化することが大事だというのです。
そこで私も、それに倣って書き始めました。
「収入が自動化されれば、突然寝込んでも家賃を払える」
「一緒にいる人に気を遣わずに済む。好きな人に優しくできる」
「親の介護が本格化しても、金銭的な不安がない状態なら、余裕をもって接することができる」
これは、誰かに見せるための文章ではありません。自分自身に向けた「本能レベルの納得」です。
「人間は、まず本能の部分を納得させなければ動けないのだそうです」。その説明が、私にはとても腑に落ちました。
本当の本音を書き出したあと、気持ちがスッと軽くなった感覚がありました。
まるで、自分の中にいた誰かが、「よく言ってくれた」とうなずいてくれたような、そんな感じです。
■「感情を動かす」問いかけの力
メルマガには、「次に、感情を揺さぶる問いを自分に投げかけてみるといい」とも書かれていました。
たとえば、
「今の現状に不満はないか?」
「誰かに怒りや悔しさを抱えていないか?」
私はこのアドバイスに従って、ノートに問いを書き、そこに答えるようにして感情を引き出していきました。
「もし、この目標を達成できなかったとしたら、どんな不安がある?」
「いま、誰に怒っている?何にイライラしてる?」
「この現状に、どんな悔しさを感じている?」
すると、あるとき不意に、こんな言葉が浮かんできたのです。
「本当は、もっと周りに大切にされたい。でも、自分には価値がないと思い込んでいるから、誰かに頼ることができない。それが、すごく悔しい」
その瞬間、自分の中の深い場所にある何かが、スッとつながった感覚がありました。
メルマガの中では、「人は感情が動いたときにこそ、本当の意味で行動したくなるものだそうです」と書かれていましたが、まさにその通りだと実感しました。
自分の気持ちを言葉にすることで、目標は単なる「やるべきこと」から、「本当に叶えたいこと」へと変わったのです。
■「理性の出番」は最後でいい。それでもなぜか、安心できる理由
本能を動かし、感情が揺さぶられたそのあとに、ようやく理性の出番がやってきます。
このステップでは、「自分が立てた目標は論理的にも正しい選択だ」と、自分の頭に納得させることが大事になります。なぜなら、理性は人間の行動における最終確認の役割を持っているからです。
メルマガでも「理性は最後に背中を押す存在とのこと」と書かれていました。
実際、感情が高まった状態だけでは、長く行動を維持するのは難しいのだそうです。「うれしい」や「やる気が出た」といった感情は波のようなもので、気づかないうちに引いていくからです。
だからこそ、最後のロジックが効いてくる。
私も、自分が作った自動化収入の計画について、こうやって書いてみました。
「自動化によって収益が生まれるようになれば、毎日の負荷が減る。これは持病持ちの自分にとって、健康リスクを下げるという点で、極めて理にかなっている」
「この仕組みは、社会的にも意義がある。自分ひとりが楽になるだけでなく、周囲の人に迷惑をかけないという意味で、社会に貢献できる可能性がある」
「もし今後、自分のような状況に悩む人がいたとき、仕組みづくりの経験を伝えることができれば、それは第二の仕事になるかもしれない」
こうやって文字に起こしていくうちに、不思議と胸の中に安心感が広がっていきました。
そうか、これはワガママな夢なんかじゃない。ちゃんと意味があって、必要なことなんだ。
脳の構造どおりに、本能、感情、理性と順に自分を説得していくと、どんな夢も「非現実的な妄想」から「行動すべき課題」へと、姿を変えるのだと、身をもって理解した瞬間でした。
■「それでも迷いが出るとき」は、また脳の順番に戻ればいい
ここまで、本能、感情、理性の順に納得させる方法を実践してきましたが、それでも日常の中では、またすぐに迷いや不安が顔を出してきます。人間だから、当然です。
私自身もそうでした。せっかく「やるぞ」と決めたのに、数日後には「本当に意味があるのか?」「これで正しいのか?」と、自問自答を繰り返してしまう。
体調が悪い日には、何もかもがどうでもよく思えてくる。ベッドの中から出ることすら、面倒になってしまう朝がありました。
でも、あのメルマガにこう書いてあったことを思い出したんです。
「迷ったときは、もう一度、本能から順番に自分を納得させ直せばいいとのこと」
その言葉に、何度救われたかわかりません。
私は、自分のノートを再び開きました。1ページ目に書いた、欲望むき出しの「うはうはライフ計画」を読み返しながら、「ああ、やっぱりこういう未来を手に入れたい」と思い直すんです。
そして、そのときの自分に今の気持ちを付け足していきます。
「今日は調子が悪い。でも、こんな日もあるからこそ、自動化は必要なんだ」
「何もできない日も、仕組みが勝手に動いてくれていたら、どれほど安心か」
自分にそう語りかけるだけで、少しずつ気持ちが整ってくるのがわかります。
この「納得し直す」という動きそのものが、脳にとってはすごく大切なのだそうです。
メルマガでは、「脳は現状維持を好む性質があるので、目標を忘れたふりをして元の場所に戻ろうとする傾向がある。それを打ち破るには、本能・感情・理性の三段階で何度も確認を重ねる必要がある」とのことでした。
私たちが新しいことに挑戦しようとするとき、脳は無意識に「やめておいた方がいいよ」「変化は危険だよ」と、ブレーキをかけてくる。
だから、その声に打ち勝つためには、理屈ではなく「感じる理由」を再インストールする必要があるのです。
それが、私にとってはノートでした。
■「52歳の自分ができたのなら」——過去の自分に、今伝えたいこと
あのころの私は、ただ「やる気が出ない」と自分を責めてばかりいました。
でも今、こうして振り返ってみると、それは違ったのだと思えます。
やる気がなかったわけじゃない。ただ、脳の構造に合った順番で、自分を納得させていなかっただけだったんです。
本能が反応しない目標には、体が動かない。
感情が動かない言葉では、心がついてこない。
理性が整っていないと、不安で一歩が出せない。
この順番を理解してから、私は行動できるようになりました。
ノートに「正直な気持ち」を書き出すようになって、うまくいかない日にも、少しずつ戻ってこれるようになったんです。
それは、私にとって大きな進歩でした。
あなたにも、いま伝えたいことがあります。
「やる気がないんじゃなくて、やり方が間違っていただけかもしれないよ」
「順番さえ間違えなければ、人は何歳からでも変われるよ」
「自分を責めるんじゃなくて、もう一度、脳のしくみに沿って納得させてみようよ」
私が変われたのは、あのメルマガとの出会いがきっかけでした。あの言葉がなかったら、今も私は、自己嫌悪の底でじっとしていたかもしれません。
だから、こうして書いている今の自分が、かつての自分と同じ場所で悩んでいる誰かにとっての「きっかけ」になれたらと願っています。
■「行動を変えるのは意志ではなく、設計」だという考え方
昔の私は、「気合いが足りない」とか「自分は怠け者だ」とか、ずっとそうやって自分を責めてきました。
けれど、脳の構造という「設計」を知ってからは、自分の行動をデザインするという感覚を持てるようになったんです。
たとえば、やる気が出ないときには、「感情を刺激する質問を1つだけ投げる」。
「今日やらなかったら、どんな後悔があるか?」と聞くだけで、感情がポッと動くことがあるんです。
そして、本能がぐらぐら揺れたら、そこでしっかりと言葉にしてノートに書き残す。
理性は、その後で考える。順番さえ間違えなければ、人は少しずつ前に進んでいけるんです。
■今日からできる、たったひとつの行動
もし、いま「何もできない自分」を責めているなら。
もし、「こんな生活がこのままずっと続くのか」と絶望しているなら。
どうか、今日一つだけでいいので、行動してみてください。
小さなノートを1冊用意して、「今いちばん欲しいもの」「今いちばん怖いこと」を書き出してみる。
それだけでいいんです。
順番どおりに、本能・感情・理性と自分を納得させていく。
これまで何度も三日坊主で終わっていた自分に、優しく寄り添いながら、新しい未来を描いていく。
私たちは完璧じゃなくていい。
でも、前に進むことはできます。
このnoteは、「過去の自分」へ向けた手紙です。
そして今、このnoteを読んでくれている「あなた」が、かつての私と同じ場所にいるのだとしたら——
ほんの少しだけ、勇気を出してみてください。
自分の脳を、順番に納得させる。
そのたった一歩が、未来をまるごと変えてくれるはずです。
私は、そう信じています。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
スキやフォロー、コメントをいただけると、この上ない励みになります。
これからも、皆さんの成長のお手伝いができれば幸いです。
共に成長していける仲間として、これからもよろしくお願いいたします。
いいなと思ったら応援しよう!
夢を追う皆さまへ! あなたの応援が私の活動を支えています。サポートにより、より深い洞察や実践的なコンテンツをお届けできます。共に学び、成長しましょう。今すぐフォロー&サポートで、質の高い情報を逃さずキャッチ。一緒に夢への道を歩みましょう!