クマのプーさんに萌える
萌えるよね?(知らんがな)
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マンガ編集者の佐渡島庸平さんの創作論の動画をよく見ている。
こちらの動画によると、マンガ家には萌え型と排出型、両方を兼ね備えたバランス型というタイプがあるそうだ。(たぶん小説にも通じるのではと思う)
萌え型:他者への関心や愛を表現のモチベにするタイプ
排出型:自分の主張や、苦しみからの救いを創作のモチベにするタイプ
バランス型:萌え型も排出型もどちらも持ち合わせているタイプ
動画ではそれぞれの特徴と、創作する上での得手不得手を解説されている。
(動画の概要欄で無料診断のリンクあり)
※ゲストで話されている ごとう氏の東京ネームタンクのnote記事もありました。
私は(作り手というより読み手として)断然萌え型だ。萌えるのはキャラクターだけではなくキャラ同士の関係性もその対象である。
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私はプーとクリストファー・ロビンの関係に萌え萌えしてしまう。
クリストファー・ロビンはプーが立ち去っていく後ろ姿とかを見て
「ほんとばっかだなあ」とか
「おばかなクマだなあ」とか
一見穏やかではない言葉を(たぶんニマニマしながら)つぶやいている。
プーの行いは確かにおバカさんの御パレード。食べすぎてウサギの穴に詰まったり、雪が積もった日に同じところをぐるぐる歩き回って自分の足跡なのに動物が増えてる!って驚いたり。
でもクリストファー・ロビンはプーが可愛くて可愛くて仕方がない。バカな子ほどカワイイんだもの。
プーはプーでクリストファー・ロビンを敬愛している。
大雨が降ってコブタ(アニメ版だとピグレット)が孤立してしまい、ああどうしようとなったとき。プーはクリストファー・ロビンが持っていたこうもり傘に目をつける。
あなたのコウモリにのっていけばいけるな
プーからの「あなた」呼ばわり。(翻訳に寄るけど)
ここでもう「たまらん!」となる。(わたしが笑)
イラストでは傘を開いてひっくり返したところにプーとクリストファー・ロビンが乗っかって、大雨のなかをボートのように漕いでいく。現実では傘に乗っかるなんて不可能だけど、子どもが思いつきそうな発想なところもまたたまらない。
クリストファー・ロビンは(あのおバカなプーが!)と内心驚きながらも、プーのとっさの機転が頼もしくってうれしさを隠せない。
無事にコブタを救出して、後日クリストファー・ロビンは「かしこいクマ」のためにパーティーを開いて名誉賞を与えてやるのだ。
ちなみに先ほどのマンガ家のタイプ診断では、萌え型の欠点としてクライマックスを作るのが苦手な傾向があるそうだ。わちゃわちゃと終わらない日常を描くのが向いているらしい。ほのぼのキャラのプーに萌えるのは必然なのであるたぶん。
そんなプーとクリストファー・ロビンだが、実はおバカはクリストファー・ロビンのほうで、作者である父親がそのアホぶりをプーになすりつけて物語にしたものが『クマのプーさん』だった、と、わたしが勝手に妄想して書いたのがこちらのショートショート。よかったらぜひチラ見していってください。
大雨のところにこうもり傘で助けに行けたらいいのに。
サムネ画像は odd house様にお借りしました。
それではごきげんよう!
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