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【自己紹介文】 墓場まで持っていくはずだった、僕と10人の女たちの記録。

初めまして、トバリと申します。

今は、どこにでもいる普通の既婚男性として、平穏な日常を送っています。

けれど、僕の記憶の奥底には、決して消えることのない「影」がいくつもあります。

それは、これまでの人生で僕が関わってきた、愛しくも残酷な女性たちの記憶です。

なぜ、今さらこんな話を書き始めたのか。
それは、僕が手に入れたこの「平穏」が、数々の過ちと、理性と、そして取り返しのつかない後悔の積み重ねの上に成り立っているからです。

僕が歩んできた道は、決して綺麗なものではありませんでした。



初恋という名の、終わらない呪縛

僕の恋愛の原点は、あまりにも青く、そして苦いものでした。

親の転勤という、子供には抗えない理由で引き裂かれた初恋。
「好きだ」の一言さえ飲み込んだまま、遠く離れた街へ行くことになったあの日の後悔。

思春期の多感な時期を、僕はその「言えなかった言葉」の重みに耐えながら過ごしました。
高校に進学し、ようやくその呪縛を振り切れると思える人に出会いましたが、結果は無惨な失恋。

「自分は選ばれない人間なんだ」

そんな根深い劣等感が、僕のその後の恋愛観を歪ませていったのかもしれません。


「二番目の男」として生きた日々

大学に入り、初めての経験は「彼女ではない女性」でした。

向こうから言い寄られ、流されるままに重ねた肌。
緊張と焦りで、挿入する前に果ててしまったあの情けない夜の感触は、今でも鮮明に覚えている。

そこから僕の「境界線」を彷徨う日々が始まりました。

なぜか、僕は「二番目の男」になりやすかった。

婚約者がいる幼稚園の先生との、危うい火遊び。
親友の彼女との、決して許されないセフレ関係。

相手には本命がいて、僕はその隙間を埋めるだけの存在。
それでも、誰かに必要とされる感覚に、僕は依存していました。
二股をかけられ、ボロボロになって捨てられたことも一度や二度ではありません。

「愛されたい」と願いながら、自ら「愛されない場所」に飛び込んでいく。
そんな矛盾した20代を過ごしました。


職場恋愛、絶望、そして自暴自棄

社会人になり、ようやく「普通の幸せ」を掴めるかと思った時期もありました。

職場の同僚との恋愛。
しかし、彼女のあまりの気の多さ、そして自分の知らないところで別の誰かと繋がっている気配に、僕は絶望しました。

信じていたものが崩れる音を、何度も聞きました。
それからの僕は、自暴自棄という名の深い夜に沈んでいきました。

特定の誰かを作らず、女友達と複数の関係を持つ。
そこに愛があるふりをして、心の中は空っぽ。

「トバリ(帳)」という名前を選んだのは、そんな僕が常に自分の本心を、薄暗い夜の帳の中に隠してきたからです。


運命という名の、最後の分岐点

そんな自暴自棄な日々の終焉は、突然訪れました。
関係を持っていた女性の一人が、今の妻です。

彼女は、僕の汚れきった過去も、情けない弱さも、すべてを包み込むような静かな強さを持っていました。

彼女と出会い、僕は初めて「守りたい」という本当の意味を知ったのです。

けれど、結婚して平穏を手に入れた今でも、ふと思うことがあります。

あの時、別の選択をしていたら?
あの夜、理性を手放して一線を越えていたら?

僕の頭の中には、今でも歴代の彼女たち、告白してくれた人、そしてフラれた人たちの面影が、未練とは違う「質感」を持って浮かんできます。


なぜ、今この物語を綴るのか

この「恋愛回顧録」には、僕がこれまでの人生で出会った、美しくて残酷な複数の女性たちとの実録を書き残していきます。

・深夜0時、目の前でブラを外した18歳の女子高生。
・婚約者がいながら、僕を求めた幼稚園教諭。
・親友の彼女として、僕の部屋に忍び込んできた女。
・二股の末に、僕を地獄へ突き落とした職場のマドンナ。

これらは、キラキラした恋愛マニュアルではありません。
男の身勝手な本能と、大人としてのプライドが、泥臭くぶつかり合った記録です。

僕と同じように、誰にも言えない過去を抱えている人。
今まさに、不確かな関係の中で揺れている人。
そして、男の「本当の本音」を知りたいと願う女性。

僕の物語が、あなたの心にある「影」と共鳴し、何かの救いや、あるいは毒になれば幸いです。

墓場まで持っていくはずだった、僕の記憶。
その帳を、少しずつ開いていこうと思います。

トバリ



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