大腸検査をしてきた話
※ブラウン系の話題が出てきます。お食事中の方はよくよくお考えの上お読みください。
はじまりの便
6月の初旬のことです。
便に血が混じっていました。
そんなに驚きはしなかったのです。
潜血は1年前にも経験していたからです。
話は少しさかのぼります。それは一昨年前のこと。
アーユルヴェーダドクターの脈診を受ける機会がありました(ドクターによっては脈診で身体と心の中のあらゆることがわかると言われています)。
様々なことを指摘してもらって、自分の身体と心を見つめ直す、いいきっかけになった出来事でした(このことは後々別記事として書いていきます)。
その時に、「肛門に傷がある」と言われていたのです。
そんなこともあって、1年前の潜血のことは「たぶん痔だろう」と思っておりました。
健康診断で相談した時も、再検査の指導がなかったからです。
実際、そのあとは血が混じることはなく、体の具合も悪いところはない。
便はほとんど毎日、ちゃんと形のあるものがでる。
腸の状態は悪くなさそうな日々です。
検査を迷う心もち
しかし今回の便潜血。
1年前にもあった便潜血が今年も出たということは、たとえ原因が痔だとしても、治っていないということなのだ。
「多分痔だろうなぁ」「でももし違ったら」「いやでも、、、」と、頭の中で行ったり来たりする気持ち。
そんなうろちょろした頭のまま、指はGoogleMAPで病院を探してます。
ー病院だからはずかしいことはないけど、それはわかっているけど、おしり見せるんだよな、カメラ痛くないかな。
指は評判よさげな病院をチェック。電話番号を打ち込む。
ーちょっと様子見ようか。明日になったら治まるかも。
電話をかけてしまったら後戻りが出来ないし。
でも、そうやって去年も過ごしてきて、また起こったのだから。
ええい、ままよ、と通話ボタンを押しました。
心して押したけど、つながった瞬間テンパったみたいです。
「あのっ、痔があるかどうか見ていただきたいんですけど・・・!」
いきなり病名から言ってしまった。
すると返ってきた答えが
「はい?」
何言ってんの、この人。という感じ。
あれ、なんか様子がおかしいな。
いくらテンパってたからって、痔の患者さんは多いはず。
・・・、そういえば〇〇病院ですとか言われてない。
「あの、びょ、病院じゃ、ありませんか?」
「違いますよ」
間違い電話。
まさか、よりによってこの案件でしてしまうとは。
いきなり痔かどうか見てほしいとか、知らん人から言われるなんて下手したら通報もの。
あー!すみませーん!
とにかく平謝りで電話を切りました。
ちょっと笑ってくれたのがわずかな救い。本当にすみませんでした。
ということで、改めて病院に電話を。
うだうだ指を遊ばせていたのはもう1年前のよう。
後戻り、なにそれ?という感じで、スラスラと話すことが出来ました。
それからの展開はもうスイスイです。まるで流れる水のよう。
病院へ行き受付を済ませたら、案内のままに診察室へ行き無心でぺろん。
まず入り口だけをカメラで診てもらって、やはり痔を発見。
とはいえ、原因は確実ではないということで、血液検査もしてもらい。
先生から
「大腸のカメラ検査しておきますか?」
と言われ、勢いに任せて受けることに。
ここまで来たのだから一度しっかり診てもらった方が安心。
ということで日程を決め、検査のための下剤を受け取り帰途につきました。
食事制限は3日前から始まりました。
きのこ、海藻類
にんじん、ゴボウなど食物繊維の豊富なもの
スイカ、トマト、イチゴなど種のあるもの
などなど、
腸に残りそうなものは摂らないように指導されます。
とはいえ、野菜のエキスまでは禁止されていないし、肉や魚(皮なし)、豆腐などはOK。
食べられるものは意外と多く、そんなに苦ではありませんでした。
※病院によって指針が違うかもしれません。受ける際は病院の指示に従ってください。
いよいよ検査当日
前日に作っておいた下剤1800mlを1時間ほどで飲み切らなければいけません。

そんな量飲めるか不安もあったのですが、スポーツドリンクみたいな味でとても飲みやすい。意外にもスルスルいけました。
むしろ大変だったのはそのあとで、何度もトイレに行くのでおしりが痛い。
流せるおしりふきを用意しておけばよかった。どれだけ柔らかくても乾いた紙が痛い。
検査そのものはあっという間でした。
お腹の動きを止める注射を打って、大腸カメラも無事終了。
途中で引き伸ばされる痛みを感じることもあったけど短い間のこと。
結果はポリープなし、血液検査も異常なし。
検査結果として出ると安心もひとしおです。
さぁ、検査はもうこれで終わり、なのですが、身体の方はそうもいかず。
制限はなくなったので、もう何を食べてもいいのだけれど、全く食べたいと思わない。
お腹の動きを止める注射をしたからなのかはわかりませんが、食欲が全くない。あるのは倦怠感と眠気。
アーユルヴェーダでは、大腸はヴァータの座と言われています。
腸を空っぽにしてカメラも入れたのだから、ヴァータが随分と動いたのかもしれない。
ひとまず温かい白湯を飲んでヴァータを労い、眠気のままに布団に入りました。身体の欲求に従うこともヴァータの労い法です。
そのうちお腹がポコポコ鳴り出して、牛の鳴き声みたいな音が出たりして。
お腹も随分驚いたのでしょう。
さすがに夕方だったので途中で目が覚めましたが、夜もぐっすり熟睡しました。
そして翌朝はすっかり回復。長い睡眠がてきめんに効いたようです。
検査前は食事の制限があったりおしりが痛くなったり、終わったら終わったで身体が重くて大変なこともあったのですが、長年何となく不安に思っていたことが解消されたので良かったです。病院に行くことも出来たし。
これからは病院でおしりを見せることなどへっちゃらです。
おしりを出した子は一等賞なので。
次に間違い電話をしてしまっても、もっとスマートに対応できると思います。まず電話番号をよく確認するようにします。
最後まで読んでくださってありがとうございました!
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