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メーカー企画者の為のChatGPT活用術 #04 市場調査・検索

【このインパクトはwindows95を想起させる!】

1995年11月23日、Windows95発売時の祭り(パニック)のイメージ

 企画書を作成する際に必ず必要となる項目が「市場環境」とか「提案の背景」、仮説を裏付けるための「データ」をリサーチしたり、「類似の商品やサービスに関する情報」の検索ですよね?
 私自身もこの部分は、企画書の説得力を高めるために相当の労力と時間をかけていました。1件1件をネットで検索して確認して、次は関連情報を調べて裏付けして、次の検索と・・・。これだけで2~3日かかる事もざらにありました。
 ところがですよ!ChatGPTを駆使すれば、この工程が驚くほど短縮できるわけです!
 体感ですけど、従来1日かかる市場調査や検索が、ChatGPTへのテキスト入力から結果の出力まで、5分で終わるイメージです!このインパクトは、私が初めて会社でwindows95を使った時の衝撃を想起させる威力でした。
 当時の私たちは、販売データ集計や商品の消化予測などを、ロータスとか電卓の手計算でやっていました。それがエクセルを駆使することで時間と労力が半分以下になり、正確性が高まりました。エクセルを使える社員と、そうでない社員の仕事効率の差が生じたのもこの時で、それこそ業績や昇進にも差が出るような事態が生じたのです。
 ChatGPTを使える社員と、そうでない社員は、間違いなくwindows95の時と同じ現象がビジネスの場で起こる、いやすでに起こっていると思います。

【本当に凄いのはスピードではない】

ChatGPTが15秒で表化した「玩具市場の現状と今後の課題」

 試しに「玩具市場の現状と、2026年度以降の課題について解説してください。特に重要な項目は、わかりやすく表で表示してください。」とChatGPTに指示し、わずか15秒で出力されたのが上記の表です。
 従来の検索方法や自身で考えながら上記の表を作成したら、早くとも15分から30分は必要ですよね。それを15秒で完了するわけですから、とにかくすごい威力です。
 ですが・・・、つい回答の出力スピードに目が行ってしまいますが、本当に凄いのはスピードではない!と、私は思うわけです。
 最も驚異的なのは、全く玩具業界に縁もゆかりもない人でも、簡単な質問内容さえ指示できれば、「それなりに玩具業界でキャリアを積んできた人と同等かそれ以上の完成度の資料を作成し分析ができてしまう。」という事なんです。これ、分かります?なんなら、中学生でもベテラン社員並みの資料が作れてしまうわけです。もちろん、ご本人の理解度は浅いのですが。
 私が上記表を出力するために指示した文章は、たった2行です。特に専門用語も使ってません。
 windows95を「業務効率やスピードを爆発的に加速させた起爆剤。」と例えるなら、ChatGTPは「業務効率とスピードを爆発的に加速させるとともに、経験や知識の格差を大幅に短縮するツールになりえる。」でしょう。

【市場調査・検索】

 ChatGTPが威力を発揮する市場調査や検索において、具体的にどんなカテゴリーや内容があるのか紹介します。

  1. 成功事例の一覧検索 :「訪日観光客向けプロモーションの成功事例10選」など アイデアの参考、説得力のある裏付け。

  2. 業界トレンドの分析: 「2025年のインバウンド観光トレンド予測」など 未来志向の企画立案、時流を捉えた施策の立案。

  3. 競合企業の施策リサーチ :「〇〇株式会社の最新イベントマーケ戦略」など ベンチマーキング、差別化ポイントの発見。

  4. ターゲット層の動向調査 :「20代訪日観光客のSNS利用動向」など ペルソナ設計、適切なチャネル選定。

  5. 地域特化の市場ニーズ分析 :「〇〇市における外国人観光客のニーズ」など ローカル戦略の最適化、地域課題の把握。

  6. 新規事業の参考事例リストアップ: 「IT×観光の国内外事例集」など 新規性のある提案に信頼性を与える。

  7. 社会課題・SDGs関連事例検索 「観光×サステナビリティの先進事例」など 社会的文脈の追加、企業価値向上。

  8. 市場規模やデータの収集 :「訪日外国人の年間旅行支出データ(国別)」など 投資判断、説得材料の提供。

  9. プロモーション手法の効果比較 :「デジタル広告 vs 体験イベントの効果比較データ」など 施策選定の参考、費用対効果の最大化。

  10. 国・文化ごとのユーザー傾向調査 「アメリカ人観光客の文化的価値観と行動傾向」など メッセージやコンテンツ設計に活かせる文化的配慮。

 こうした活用法は、「調査データ+事例+課題分析」の3点セットでまとめると、企画書が格段に説得力アップします!

ChatGPTを使いこなせる人とそうでない人では、段違いの差が生まれる可能性大!

【活用術#04 まとめ】

  1. 市場調査や検索において、ChatGPTはすさまじい威力を発揮する。従来の検索方法では考えられないスピードで、求める回答を出力してくる。これは、「使える人」と「使えない人」の業績と昇進にも影響しかねない。

  2. 本当に凄いのは、素人や子供でも簡単な質問の指示のみ入力できれば、特定の市場環境や分析に関する、専門家並みの資料を作成することができる。但し、資料内容の正確性や精度については、信頼に欠ける部分があるので注意は必要。

  3. メーカー企画担当者は、企画書や提案書を作成する過程において、絶対にChatGPTを使いこなせるようになるべき!

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