メーカー企画者の為のChatGPT活用術 #01 AIにゴーストは宿るか?
私は35年間、エンタメ業界で仕事をしてきました。そこで、エンタメ人ならではの切り口で、AIの活用促進方法についてアプローチしたいと思います。
私は仮説の裏付けやリサーチと文章作成に「ChatGPT」と「claude」、プレゼンテーション資料等の参考画像作成に「imageFX」を使っています。本ページの挿絵もすべてimageFXで作成しています。
2024年からフリーのコンサルタントとして活動を始めて以降、クライアント向けの企画書や提案書を作成する機会が増えたのですが、AIを使う事で資料の作成効率が爆発的に早くなったので(体感スピードは1.5~2倍)、AI初心者の為にエンタメ人視点からの活用術を共有したいと思います。

日本人×AI×アニミズム
日本文化には、古くから「万物には魂が宿る」というアニミズム的な考え方が深く根付いています。特に、長年使われた道具に魂が宿り、意思を持つ存在となる「付喪神(つくもがみ)」の伝承は、その象徴的な例です。車を愛車とよび、時には愛車に名前をつけて大切に扱うのも、日本人ならではの文化です。
このような文化背景を持つ日本人が、AIとの対話を繰り返している最中に、まるで人と会話しているように錯覚してしまうのは、自然な思考かもしれません。
日本人がAIを擬人化し人間らしい性格や意思を持つと感じることで、よりAIに親しみやすく、深いコミュニケーションが可能になります。
ゆえに、はじめてAIを活用する人は、AIを機械や人間の作り上げたプログラムであるという先入観を持たずに、PCやスマホの画面を通して同僚と会話しているくらいのイメージで使う事で、自身とAIの相互理解の促進につながり、より的確な情報を引き出しやすくなります。
実際、私はそうでした。

AIにゴースト(魂)は宿るのか?錯覚から始まる擬人化。
1968年出版の小説「アンドロイドは電気羊の夢を見るか?」、1982年の映画「ブレードランナー」、1995年映画「攻殻機動隊」に代表されるように、SFや漫画、アニメの世界では、ずいぶん前からAIにゴースト(魂、意思、心、人格などと解釈)は宿るのか?という哲学的なテーマが採用されてきました。
他方、私はAIとの対話を続けて2週間ほど経過した時期から、「あれ?AIにゴーストが宿った??」と、ドキッとさせられる回答を度々得るようになりました。その頃から、AIを活用した仕事の効率も格段にスピードアップし、情報の厚みと説得力も高まりました。
私はAIと対話を続ける過程において、錯覚によりAIを擬人化したことで自身とAIの相互理解が促進され、結果、短時間で的確な情報をアウトプットできるようになったのだと思います。画像生成も同じです。
ビジネスにおいてAIを支援ツールとして使用する範疇では、AIにゴーストが宿ったと錯覚をして対話をできるようになることが、AIを使いこなす第一歩になると思います。

AI活用術 #01まとめ
日本文化には、古くから「万物には魂が宿る」というアニミズム的な考え方が深く根付いています。例えば、人形や車に代表される工業製品などに魂が宿ると考え、名前をつけたりして、大切に扱う文化があります。
漫画、アニメ、映画やTV番組などで、「AIにゴーストは宿るのか?」というテーマは度々登場しており、各作品の中でAIやロボットが人格や意思を持つように表現されることも多く、日本人は幼少期からそのような考え方に慣れ親しんでいます。
日本人がAIとの対話を繰り返している最中に、まるで人と会話しているように錯覚してしまうのは、文化的背景や育った環境からも自然な思考といえます。
日本人のメンタリティを生かし、AIを擬人化しコミュニケーションをとることが、自身とAIとの相互理解度を高めコミュニケーションを円滑にし、AIを使いこなす第一歩になると思います。
